見出し画像

アフリカに住みたい!を転職で実現 「この仕事を選んだわけ」

今日のネタを考えていた時に、パナソニック x noteのコンテストを見つけたので、これを機会に #この仕事を選んだわけ について振り返ってみる

アフリカの未電化地域にソフトウェアで電気を届ける仕事

僕は今、WASSHAという会社でAndroidエンジニアの仕事をしている。

WASSHAがどのようなサービスを提供しているかは、以下のYoutube動画がイメージしやすいだろう。

タンザニアでは現時点でも人口の30%ほどの家庭しか電化していないと言われており、日本のようにどこでも電線につながっていて電気が使える状態になるには、まだまだ時間がかかる。そうした状況において、弊社WASSHAではソフトとハードを組み合わせながら人々にランタンを提供するビジネスをタンザニアとウガンダで展開している。

この仕事を選んだわけ

僕はこのWASSHAに今年の9月に転職した。現在で入社後3ヶ月目で、10月からは出張でタンザニアに来ている。

僕がこの仕事を選んだのには大きく分けて三つの理由がある

事業への共感

まずは、事業への共感である。

僕は元々、青年海外協力隊(現JICA協力隊)としてザンビアというアフリカの国(タンザニアに接している)で2年間ボランティアをしていたことがあり、アフリカでの社会課題を直接目にしてきた。その中で、当時は自分の実力不足もあり納得のいく成果を出せなかった自覚があり、いずれはまたビジネスとしてアフリカに再挑戦したいという思いがあった。

その中で、WASSHAのようにアフリカの社会課題をビジネスで解決しようとしている会社はまさに自分が挑戦したい内容そのもので、こうした事業への共感が「この仕事を選んだわけ」の一つである。

自分の希少価値を上げる

青年海外協力隊から帰国後、当時27歳の僕は、帰国後にどんなことができるのか焦っていた。何か専門知識や技術があるわけではないし、社会人経験もほとんどなかった。それでいて協力隊でも思うような成果を出すことができなかった。それでいて年齢は30歳に近づこうとしていた。

こんな僕が帰国後に会社に必要とされるか不安で、自分に何ができるのかを振り返った時に思い浮かんだのが、IT関連の仕事である。なぜならボランティア活動の中で、唯一「まったく勉強してないけど自然とできた、かつ喜んでもらえた」のが、エクセルを使った会計システムの構築や、パワポやエクセルの使い方指導だったからだ。(別に難しいものを作ったわけではない。今となっては、日本の社会人であれば多くの人が自然と身につけているスキルだと思う)

そこで帰国後、実家に戻ってハローワークの職業訓練学校のWeb担当者養成科に3ヶ月ほど通い、HTMLやCSSなどの基本的なWebページの作成方法や、個人的な興味でJavaScriptやPHPなどの学習を続けた。その中でモバイルアプリケーションの実装に興味を持ち、Webやモバイル開発の受託会社に就職したのが28歳ころで、Androidエンジニアとしてのキャリアのスタート地点である。

前置きが長くなったが、僕がAndroidエンジニアとしてキャリアをスタートさせたのは28歳からで世間的には遅い方だろう。しかも才能開花で大活躍というわけでもなかった。その中でやはり常に焦りは感じており、だからこそ学習に一生懸命になったのはあるが、キャリア形成では何かしらの戦略も必要だと思った。

その中で、自分のバックグラウンドである「英語を話せる」「アフリカに住んでいたことがある」という希少性をAndroidエンジニアに掛け合わせることは自分の希少価値を上げる戦略であり、「英語×日本語×アフリカ×Androidエンジニア」の価値を尖らせる意味でも、WASSHAへの転職は魅力的だった。

自分のやりたいことを実現する

ここまで、事業への共感や自分の希少価値を高めるキャリア戦略について触れたが、今から話す「自分のやりたいことを実現する」というのが一番モチベーションとしては大きいと思う。

僕はザンビアでの生活をとても楽しんでいたし、日本よりも居心地が良いと感じていた。タンザニアも同様で、これについては別途記事を書いた。

つまりは「アフリカで生活したい」というのが自分が人生で実現したいことの一つである。さらに、僕のパートナーもタンザニアなどアフリカが好きで、彼女とは実は協力隊時代にザンビアで出会っている。彼女は彼女でアフリカで働くことを目指してキャリアを形成している。そして、一緒にまたアフリカに住むのは、僕だけではなく、「僕たち」の夢でもある。

WASSHAで働けば、もしかすると「一緒にアフリカに住む」が実現できるかもしれない。もし無理でも、そのための布石にはなるかもしれない。

「僕たち」の夢を叶え、ライフプランを実現するためにもWASSHAに転職することはとてもポジティブなものであった。

「この仕事を選んだわけ」のまとめ

このように、事業への共感、キャリア戦略、そしてライフプランの実現という3つが、僕が 「この仕事を選んだわけ」のメインの三本柱である。

仕事にやりがいを感じるし、自分のやりたいことも実現できるし、それでいて将来への布石ともなり得る。

WASSHAは"POWER TO THE PEOPLE"をVisionと掲げているが、僕自身もより多くの人にパワーを与えられるように、今後も精進する。

なおWASSHAでは、更なる事業展開のために、一緒に働く仲間を募集している。
興味がある方は、お気軽にホームページからご連絡お待ちしています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?