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本を読んで、感想を書いて

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タイトルの通り本を読んで、その感想や学んだことをピックアップしてます。
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2024年1月の記事一覧

猫のゆりかご①

猫のゆりかご①

好きな小説の一つです。
カート・ヴォネガット・ジュニアさんか書かれた
小説。皮肉的な表現が多く、そこがとても大好き
です。

この小説で、一番好きな部分。そして学びを感じた部分を書いて行きたく思います。

この小説には「ボコノン教」という宗教が存在します。この宗教はこの話のなかで要でもあります。
この宗教の経典第1節。ここが堪らなく好きです。
そのまま引用します。(経典かバイブルか、どちらも明確に

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イサム・ノグチの空間芸術を読んで③

イサム・ノグチの空間芸術を読んで③

これで、イサム・ノグチ最後の記事です。

①や②をご覧になっていない方は読んでいただけると幸い。読んでいただかなくても、この記事単品でこの記事は簡潔しますので、問題はありません👍
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、早速ですが①でこの本を読んで個人的に
心引かれた部分をピックアップしました。
ピックアップ数は本当は沢山ありますが、その中でも二つだけ。
その内の二つ目を本日は書いて行きたく思

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イサム・ノグチの空間芸術を読んで②

イサム・ノグチの空間芸術を読んで②

同上タイトルの①をご覧になられていない方は見て頂くと幸い。見て頂いていなくても問題ございません。なんせ私自身記事の振り返りがめんどくさいたちでして(笑)。
では早速、書いていきたく思います。この本を読んで学びを得た内の2つの内一つの考察を書きたいと思います。

①幾何学な形態と有機的形態の関係は色でいう補色関係のように相反しながら調和のとれるバランスがとれること。

上記に関して自分なりの考察を書

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イサム・ノグチの空間芸術を読んで①

イサム・ノグチの空間芸術を読んで①

イサム・ノグチ。
1904年、アメリカで生まれた日系アメリカ人アーティスト。

私は彼の作品の「ニュース」がとても好きです。1930年代末、製作期間1年半とかけてつくられたこの作品はとにかく力強く、迫りくるような臨場感がかっこいいなと思っていました。
(https://dayart.co.jp/d-sasano16/)

話はそれましたが、この本はイサム・ノグチの歴史を作品の変化に合わせて振り返り

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