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書く習慣アプリ

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書く習慣アプリでの作文をまとめています。 タイトル画像、ギャラリーからお借りしてます。 クリエイターの皆様、美しい写真をいつもありがとうございます。
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2022年12月の記事一覧

【書く習慣】どうすればいいの?

【書く習慣】どうすればいいの?

なんとなく外を歩きたくなって
上着を羽織って家から出た。

午後9時。

近所をぶらっと散歩する。
自販機でコーヒーを買って河川敷まで来た。

僕はこの河川敷から見る月が好きだ。
今日も月を少し眺めたら帰ろうと
いつもの階段を登る。

登った先で目に入ったのは月ではなく、
月を見上げた女性の後ろ姿だった。

人が居ると思わなかったので
つい、「あっ」と声が出てしまった。
彼女もその声に驚いてこちら

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【書く習慣】宝物

【書く習慣】宝物

どこかにあるのだと思って
色んな所へ行って探し回っていた。
とても長い間。

それはきっと宝石のように煌びやかに違いない。

それはきっと一生のうちにお目にかかれるか分からない
希少な物に違いない。

それはきっと誰もが羨むような素晴らしい物に違いない。

あの人が持っているから。
みんなが良いと言っているから。
そんな噂を聞きつけては手に入れてみるものの
本当にこれだろうかと不安になる。

そん

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【書く習慣】キャンドル

【書く習慣】キャンドル

ゆらゆら揺れる炎。

今日も一日お疲れ様、なんて。

ぼんやりと炎を見つめていると
気のせいかな?
中に何かが見える。

疲れた目をこすってもう一度よく見ると
そこには私がいた。

違う場所。
違う仕事。
違う生き方。

そうか。
あの時選ばなかった選択肢の私だ。

なんだか充実してそう。
楽しそうだな。

でもね。

今の選択を後悔はしてないよ。
壁にぶつかって上手くいかない時もあるけど。
それ

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【書く習慣】たくさんの想い出

【書く習慣】たくさんの想い出

参ったな、こりゃ。
何から手を付ければいいのか。

断捨離、断捨離と呟いてみるけれど
あまりにも多すぎるし
重すぎるのだ、僕には。

もし、綺麗に全部片付いたら
僕はどうなってしまうのだろう。

今更ながら驚いている。
僕の心の中の君が占める割合の大きさに。

僕は空っぽになってしまうかもしれないな。

君は少しでも持って行ってくれたのかな。
それとも全部置いて行ったのかな。

そんな事を思う内は

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【書く習慣】はなればなれ

【書く習慣】はなればなれ

夕方。

空気がそのままオレンジ色になったみたい。

広い田んぼの真ん中の道。
学校からの帰り道。

何がそんなに面白かったのか
今はもう思い出せないけど
お腹が痛くなるくらい
二人でよく笑ったね。

クラスが違っても
部活が違っても
委員会で遅くなっても
一緒に帰るのが当たり前だった。

あれからもうずいぶんと時が経ち、
今はお互いどこで何をしているかも知らない。

でもね、分かる気がする。

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【書く習慣】子猫

【書く習慣】子猫

今日は満月か。
外に出て気が付いた。

仕事で煮詰まった時は散歩に限る。
コンビニでコーヒーでも買って、近所の公園で一服しよう。

昼間は子供たちやお年寄りで賑やかな公園も
夜は誰も来なくて静かだ。
そこだけ切り取られたみたいにしんとしている。

だが、珍しく先客がいた。

少年だろうか?
透き通るような白い肌に銀色の髪。
アニメに疎い俺でも、二次元から飛び出したとはこの事かと思うほどに美しい。

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【書く習慣】秋風

【書く習慣】秋風

17時になる少し前。

夕方が早まって
同じ一日でも短いような
寂しい気持ちになる。

長く伸びる影と
一緒に歩きながら
冬を思う。
また1年が終わろうとしている。
予定がいっぱいあるわけでもないのに
なんとなくそわそわしてしまう。

肌寒さを感じて空を見上げる。
帰ったらコーヒーでも入れて一息つこう。
そろそろ始まる冬支度に
わくわくしながら。

【書く習慣】また会いましょう

【書く習慣】また会いましょう

青白い月がこちらを見ている。

いつも通りに眠りに就いたのに
なぜか目覚めてしまった午前3時。

なんとかもう一度眠ろうと目を閉じるけれど、
休息は訪れる様子もない。

諦めて起き上がる。
カーテンを開けると月の光が眩しい。

ねぇ、月は寂しくないの?
暗い夜にたったひとり。

そうでもないよ。
あなたのように眠れない夜を過ごす人が居るからね。
そんな人たちをそっと照らして
時にはこうやって話をし

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【書く習慣】スリル

【書く習慣】スリル

生か死か。
私たちはそういう運命だったのだ。

生まれや生き方など何も知らずに
共に過ごしたあの幼き日々から。

最初から敵として出会えていたら
どんなに良かっただろう?
友として出会わなければ
どんなに楽だっただろう?

今向かい合って差し出すものが
刃ではなくお互いの手であれば
私はお前の手を握り
しっかりと抱きしめるだろう。

次に動けば全てが決まる。
静寂。
滲む汗。

互いの思いを殺し、

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【書く習慣】飛べない翼

【書く習慣】飛べない翼

雲ひとつない青空。
冬のピンと張りつめた空気の中を歩くのが好きだ。

朝の冷たくて新しい空気を吸い込むと
身体の中がきれいに生まれ変わるみたい。

新しくなった身体で毎朝願う。

今日こそは前に 進めますように。
思い出から離れられますように。
あなたを忘れられますように。

そうやってまた
同じ朝を繰り返している。

【書く習慣】脳裏

【書く習慣】脳裏

暗い。
真っ暗闇だ。

音も聞こえない。
誰もいない。

ただ。

延々と繰り返される光景に
胸を締め付けられるだけ。

それまで見た事がなかった
幼さの残る素直な笑顔。

絶対に失いたくない。
そう思ったのに。

今はただ。

切り取られたその瞬間に
囚われて苦しめられるだけ。

【書く習慣】意味がない事

【書く習慣】意味がない事

私はHSPだ。
そして、ADHDでもある。

そうやってカテゴライズできるなんて、
とても便利な時代になったものだ。

自分が何者なのか。

知ってもらおうとして傷付く事も
分かってもらえなくて悲しむ事も
周りと比べて落ち込む事も

まるで全部無駄だと言うように。

私は痛みを知っていたい。
最初から安全な道があるのだとしても。
それがどんなに不便な事だとしても。

【書く習慣】あなたとわたし

【書く習慣】あなたとわたし

好きな物も嫌いな物も
正反対。

考え方も真逆。

歳も違うし、
全然違う生き方。

でもお互いがお互いを好きになって
一緒にいる。

お互い足りない凸凹が
パズルのようにぴたりと合わさる。

補い合って生きていく。

どうかこれからもずっと
そんなふたりでいられますように。