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親から虐待を受けた子どもは人生終わるのか

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[インタビュー]母親・兄から虐待を受け、社会的養護を受けた20歳青年。彼が考える「愛」とは。壮絶な人生の歩みを、彼はなぜ受け止め自分の軸とすることができたのだろうか。
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#自立援助

親から虐待を受けた子どもは人生終わるのか①

親から虐待を受けた子どもは人生終わるのか①

「虐待やネグレクトを受けた子どもたちが保護される施設でボランティアをしています。そこにいる子どもたちの中には、社会的養護を受けたら人生終わり。って思っている子、全然いますよ」 
彼はインタビュー中「社会的養護」という言葉を頻繁に使っていた。

耳慣れた児童養護施設をもっと大枠で捉えた言葉だ。社会的養護には里親や乳児院、母子生活支援等も含まれる。

 令和3年度における児童養護相談所の児童虐待相談対

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親から虐待を受けた子どもは人生終わるのか②

親から虐待を受けた子どもは人生終わるのか②



社会的養護を受けることになった日 彼が社会的養護を受けるきっかけは、母親・兄からの虐待だ。
小学生から17歳になるまで虐待を受けていた。
17歳の時、寝ていた彼の胸に母親は熱湯をかけた。すぐに服を脱いだため、火傷の痕はそう残らなかった。
熱湯をかけられた時、自分で警察を呼んだ。保護されることを警察・児童相談所職員に意思表示し自立援助ホームへの入所が決まった。
 私は保護された時の状況を想像して

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