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人に見られていると、攻撃的になる

キャッシュレス

人に見られていると攻撃的になる
ザルツブルク大学の研究
対象者:プロサッカー選手
期間:2018年~2020年の試合

・研究の意図
新型コロナウイルスのパンデミックで、無観客試合を強要されるようになった
これを機に有観客試合と無観客試合で違いがあるのか調べた

・研究の内容
オーストリアのサッカーチーム、FCレッドブル・ザルツブルクの試合を有観客と無観客で比較した
有観客試合は、2018年~2019年に行われた10試合
無観客試合は、2019年~2020年に行われた10試合

分析には、ASEB-F(サッカーの感情的分析システム)を使用して、それぞれの試合で感情的な言動を比較した

・結論
無観客試合では、有観客試合と比べて選手が相手チームの選手や審判に対して、感情的になる回数が19.5%も減少していた
人に見られていると攻撃的になる、と言い換えても問題ない

また、感情的になるのは選手だけでなく、審判も同様だった
無観客試合の場合、審判が感情的になるのが14.2%減少した
冷静さを求められる審判でさえ、人の視線の影響を排除できない

感情的な言動が減ることで、感情的になっている時間も短くなっている
選手、審判、スタッフ、全員の感情的になっている時間は、
有観客だと合計41分42秒、
無観客だと合計27分9秒だった

この結果について研究者は、
サポーターがいないことで、選手や審判が冷静に試合に望めるから、と述べている
サポーターが火に油を注ぐことで、選手もヒートアップしているのだろう

他にも、観客の有無はゴールの数にも影響を与えていた
有観客試合の得点は合計で28点
無観客試合の得点は合計で36点
感情的にならないので、試合中も冷静に相手チームの分析ができるのであろう

ファウルの数にも影響しており、無観客試合のほうがファウルの数は少ない
冷静な分、無茶なプレーはしないのだろう

この結果から、サポーターの存在は選手ならびにスタッフの行動に大きな影響を与えるのは間違いない、という結論に達しました

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参考文献
Analysis System for Emotional Behavior in Football (ASEB-F): matches of FC Red Bull Salzburg without supporters during the COVID-19 pandemic
https://www.nature.com/articles/s41599-020-00699-1

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