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喫煙者は就職で不利になるし、給料も低くなる

喫煙者は就職で不利になるし、給料も低くなる
スタンフォード大学の研究

タバコが健康に害悪なのは、もはや常識である
肺がんを含む各種がん、心筋梗塞、脳梗塞などの病気とも深く関連している
しかし、タバコの害は健康だけに留まらない

251人の無職を集めて、喫煙者か非喫煙者か確認した
平均年齢48歳
喫煙者、131人(平均一日13本)
非喫煙者、120人

その後一年間追跡をして、参加者がどうなったのか調べた

分析の結果、喫煙者に厳しい現実が待っていた
喫煙者で新しい仕事に就いたのは、26.6%
非喫煙者で新しい仕事に就いたのは、56.6%
単純に2倍近くも、喫煙者は就職で不利であった

さらに、喫煙者の不幸は続く
両者の時給を調べた所、
喫煙者は、15.1ドル
非喫煙者は、20.2ドル
喫煙状況だけで、時給に5ドルの違いが出た
(実験当時のレートだと500円くらいの差)

喫煙者は、就職で不利になるだけでなく、もらえる給料が少ないことが判明した
当然、タバコは健康被害もある
タバコは有害無益の代名詞と言えよう

自分が面接の採用官だとして、タバコを吸っていない健康な人と、タバコを吸っている不健康な人、どちらを採用したいかは言うまでもない
それに、健康な人は優秀に見える
会社が多くの給料を払ってでも、健康な人を採用するのは当たり前のことだ
せめて、求職中はタバコを控えよう

給料も少ないのにタバコ代もかかっていたら、貯金もできないだろう
仕事もない、給料も少ない、お金もない
タバコはないない尽くしだ

この世から、タバコがなくなったほうが世のためだ

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参考文献
Likelihood of Unemployed Smokers vs Nonsmokers Attaining Reemployment in a One-Year Observational Study
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2513450

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