文化・風習・国が違っても人類が考えることに大差はない【人はだいたい同じ】
文化・風習・国が違っても人類が考えることに大差はない【人は同じ】
カリフォルニア大学リバーサイド校の研究
国が違えば、文化・風習が大きく変わってくる
そのため、海外の人とは考えかたが大きく違う、と思うのが普通だ
どうやらそうではないらしい
国が違っても根本的な考えの違いはないみたいだ
世界62ヶ国から15318人のデータを集めた
年齢、性別、生活、などの基本的なデータから、昨日の印象的な出来事を回答してもらった
回答を分析した結果、大差はなかった
印象的な出来事を聞いた所、全体的にポジティブな出来事が報告された
特に、他者との人間観について言及しているものが多かった
国による昨日の印象的な出来事に確かに差はあったが、微々たるものだった
それよりも、国内の地域差のほうが大きかった
もしかしたら、同じ国でも地域が違う人より、別の国の人のほうが仲良くなりやすいのかもしれない
全部が全部、同じではない
似ている国もあれば、似ていない国もある
アメリカとオーストラリアは最も似ており、ウガンダとブルガリアは最も似ていなかった
国ごとに若干の違いがある
相性のいい国と、相性の悪い国があるのも確かだ
そんな中で平均から最もかけ離れた国も判明している
それは、日本だ
世界的に見ると、日本は特殊らしい
独自路線を突っ走っているみたいだ
日本人が積極的に海外進出をしないのは、海外の人と違った考えを持っているからなのかもしれない
とはいえ、小さい差の中で見た大きい差である
根本的には日本人も外国人も大きな差はない
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参考文献
Situational experience around the world: A replication and extension in 62 countries
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/jopy.12558
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