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加工食品(お菓子やスイーツ)がやめられないのはタバコと同じような中毒性があるから!?

加工食品(お菓子やスイーツ)がやめられないのはタバコと同じような中毒性があるから!?

みなさんは加工食品をどのくらい食べていますか?
加工食品は健康に悪いということはよく知られていますが、それでもついつい食べてしまうことはありませんか?
実は、加工食品には中毒性があるから、ついつい手が伸びてしまうのです。

・加工食品の中毒性とは?

バージニア工科大学などの研究チームは、加工食品の中毒性を検証しました。
過去の研究をもとに、中毒性の基準を定めて、加工食品がそれに該当するかどうかを調べました。
その結果、加工食品は中毒性があるという結論に達しました。

・加工食品の中毒性のポイント

研究者は、加工食品の中毒性を指摘するために、いくつかのポイントを挙げています。

  • 食べることがやめられない

  • 気分の高揚

  • 満腹でも食べたくなる

  • 衝動

・食べることがやめられない

加工食品を食べていると、食べることをやめられない状態に陥ることがあります。
たとえば、糖尿病や心血管疾患の患者は、食事制限が必要ですが、それでも加工食品を食べ続けてしまう人が多くいます。
また、胃のバイパス手術を受けた人は、加工食品を食べると、痙攣や嘔吐、下痢などの副作用が起こりますが、それでも食べることをやめられない人がいます。

・気分の高揚

加工食品を食べると、気分が高まったり、ネガティブな感情が減ったりすることがあります。
これも、中毒性のある物質や行為に共通する効果です。
たとえば、ホワイトチョコレートとカカオ38%のチョコレートを食べると、タバコを吸った時と同じくらいの多幸感が得られることがわかっています。
また、加工食品を食べると、脳内のドーパミンという神経伝達物質が増えることがわかっています。
ドーパミンは、快楽や報酬を感じるときに分泌される物質で、依存性のある物質や行為は、ドーパミンの分泌を促進することが知られています。

・満腹でも食べたくなる

加工食品は、満腹になっても食べたくなることがあります。
通常、食べ物は、胃が膨らんだり、血糖値が上がったりすることで、食べることをやめる信号を脳に送ります。
しかし、加工食品は、この信号を無視させるかのように、食べることを続けさせます。

・衝動

加工食品は、衝動的に食べたくなることがあります。
これも、中毒性のある物質や行為に共通する特徴です。
たとえば、喫煙者は、タバコがなくなると、どんなに遠くても買い物に出かけることがあります。
加工食品にも、同じような衝動が起こることがあります。
たとえば、ダイエット中の人は、加工食品を食べないと決めていても、目の前にあると食べてしまうことがあります。

加工食品は栄養が低い場合があります。
健康のため、加工食品の中毒性を知って、抗えるようになりましょう。

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