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元やりたいことがない系就活生の「企業選びの軸」のつくり方
こんにちは!うにです!
今回は「やりたいことがなかった私の企業の選び方」をテーマに、24卒として就活を経験した私が選考を受ける企業をどのように選んだか、を紹介したいと思います。
就活を始めて「何か行動しなきゃ」とは思っていたものの、特にやりたいことがなかった私は選考を受ける企業を決めるのに大変苦労しました。
ホワイト企業に行くことだけは明確に決めていました
そんな私がどのように企業を選んだのか、その具体的な方法について個人的にやって良かったものをまとめたいと思います。
就活の息抜きにぜひ読んでいってください!
この記事を書いているのはこんな人↓
関東の大学生(国立/文系/4年)で24卒就活を経験。夏インターン壊滅から、冬インターン選考複数突破&ホワイト大手IT企業内定。
私の24卒就活に関する記事はこちら↓
この記事は
・就活への漠然とした不安はあるけど、行きたい企業が見つからない方
・企業が多すぎて、どの企業が自分に合っているのかわからない方
の方々は特に参考になると思います!
企業選びに迷ってない方も、「こんな会社の選び方もあるのか〜」くらいには参考になると思うのでぜひ覗いていってください!
はじめに:企業選定には軸が必要だった
日本には約400万の会社があると言われています。
そんな膨大な企業の中から、自分の理想の会社を見つけるためには、会社を絞り込むフィルターが必要でした。
そのフィルターの役割を担うのが「会社選びの軸」でした。
優先順位の高い軸からフィルターをかけ、第1志望群〜第3志望群を決めていきました。
下記が優先順位別フィルターを使った企業選定のイメージです。
![](https://assets.st-note.com/img/1690541568718-K31pAI4Zgx.png?width=1200)
「会社選びの軸」を言語化し、それらに優先順位をつける作業を行うことで、志望企業を決めていきました。
ここからは「会社選びの軸」を言語化するために私が行ったことを紹介していきます!
①何のために働くのか?を本音で考える
就活を振り返って、私はこれが一番大事だった気がします。
「自分は何のために生きるのか」を決めることで、自ずとその生き方を実現するための理想的な仕事の条件を決められると思います。
私の場合は
・行ったことのない場所を訪れること
・様々な経験をすること
のために生きるという結論になりました。
かなり抽象的ですね笑
ただ、これを実現するためには行ったことのない場所を訪れるための時間とお金が必要だと分かりました。
そのため、会社選びの軸に
・勤務時間が長すぎないこと
・ある程度年収が高いこと
が挙げられました。
このとき私にとって働くことは単なる「手段」だと認識できました。
それまでは、誰が作ったのかも分からない「好きを仕事に」みたいなキャッチフレーズに代表されるような「仕事はやりがいを優先するべきだ!」みたいな強迫観念を感じていました。
自分の働く目的を言語化できたので、やりがいは「おまけでついてくればラッキー!」くらいの認識になりました。
まあ、これがいいか悪いかはその人の価値観次第で、私の友人はやりがいを一番優先して就活してました。
大切なことは、本心から働く目的を考えることだと思います。
どんな目的であっても、本音で出てきたその目的を大切にしてあげるのがいいのではないでしょうか。
②「なんかいいな、なんか違うな」の感覚を言語化する
ここでは、志望業界や業種を決める際に行なっていたことを書いてみます。
就活では沢山の説明会やインターンに参加しました。
その際に「この会社のやってること面白そう!」と思ったり、逆に「この事業はあんまり興味ないな…」と思うことがありました。
私はそんな説明会等での"感覚"を大事にしていました。
それらの感覚を言語化することで納得感を持って企業を選べました。
私の例をひとつ。
某大手通信会社の説明会に参加した際、その会社の事業内容にワクワクしました。
その"ワクワク"の根源は何なのか?考えてみると、
業界を問わない幅広い事業内容で、他社と協力して世にない新しい事業を創り出すこと
でした。
このことから自分は
・関わる業界が限定されていないこと
・他者と協力して新しいサービスを生み出すこと
に興味があると気付きました。
これらの軸に当てはまる業界としては、IT通信・化学系メーカーあたりが当てはまるかな?という結論になりました。
③理想の働き方を言語化する
自分の理想の働き方をイメージして、それが実現できそうな会社を受けようと思いました。
私の理想の働き方は以下の通りでした。
・キャリアの舵取りは自分でしたい
・ゆっくりでもいいから着実に成長したい
・人脈を社外にも広げていきたい
・海外と関わりを持ちたい
・満員電車に乗りたくない
自分が1番大切にしたかったのは「キャリアの舵取りは自分でしたい」ということです。
入社予定の会社を転職するつもりはさらさらないですが、万が一転職したくなった時の為に自分にスキルが積み上がる働き方がしたいと思っていました。
ここは自分を偽らないで、心から思う理想を描きました。
社会人になってから「したい/したくない」をめちゃくちゃ考えました。
これがいわゆる「本音の軸」になります。
※面接やESでは上記の「本音の軸」を馬鹿正直に話すと落とされるので、「建前の軸」を用意する必要がありますが、ここでは割愛させてください。
④生まれた軸を事業内容/労働条件に落とし込む
①〜③で生まれた軸たちが叶う事業内容と労働条件に落とし込んでいきました。
例えば私の場合は
①の軸
・勤務時間が長すぎないこと→月の平均残業時間20h以内
・ある程度年収が高いこと→平均年収600万円以上
②の軸
・関わる業界が限定されていないこと→IT(通信、ソフトウェア?)、化学系メーカー?
・他者と協力して新しいサービスを生み出すこと→事業会社(サービス会社×)
③の軸
・キャリアの舵取りは自分でしたい→ジョブローテーションがないこと
・ゆっくりでもいいから着実に成長したい→研修が充実していること
・人脈を社外にも広げていきたい→営業職?
・海外と関わりを持ちたい→海外展開していること
・満員電車に乗りたくない→フレックスタイム制度orテレワーク制度
これらの事業内容や労働条件を3段階で優先度をつけた上で、事業・文化・制度に振り分けました。
ここで、業界・平均年収・平均残業時間・平均勤続年数を「基本情報」として振り分けました。
そして、各企業がそれぞれの軸をどの程度満たしているのかをマトリックス図にして比較し、各志望群に振り分けて行きました。
終わりに
以上が、やりたいことがなかった私の企業選びの軸のつくり方になります。
就活中の方、これから就活を控える方の参考になれば幸いです。
それでは。
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