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寒い日本を脱出してベトナムでワーケーションしてみた@ニャチャン(ネット編)

突然ですが、私は今年の年初から、寒い日本を脱出して、常夏のベトナムでワーケーションしています。場所はベトナムのニャチャンという街です。
このnoteでは、ベトナムのニャチャンでのワーケーションの様子をシリーズでお伝えしたいと思います。

今回のお題は、ネット環境編です。
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現地SIMを調達

道端の売店で売られていたSIM(700円)

海外旅行に頻繁にいかれる人には、既に常識かもしれませんが、ベトナムでも現地のSIMを格安で調達できます。空港(*)だけでなく、観光地のニャチャンでは、現地のコンビニや売店でもスマホ用のSIMが普通に売られています。
未だにWi-Fiルーターを日本でレンタルしたり、ドコモやAUなどキャリアの海外データーパッケージを使っている人も多いようですが、正直超割高です。三泊四日ぐらいの短期旅行ならそれで充分ですが、数週間から一カ月以上滞在するなら、現地SIMが断然有利です。
今、私がベトナムで利用しているSIMは、Vetnamobileという現地の大手キャリアのSIMで、30日間、毎日3ギガバイトで100万ドン(600円ほどで売店で購入しました)。問題なく使えています。
設定などは極めて簡単。スマホにSIMを挿入して、電源オフ、再起動すれば大体繋がります。細かい設定などは、また別記事にしたいと思います。
速度も体感レベルで日本と大差ないです。主な用途は、SNSやマップの閲覧、あとはGrabuなどが中心ですが、特に問題ありません。動画などはギガを節約するため布袋るのWi-Fiを利用しています。

説明を拡大したところ

ちなみに写真のベトナム現地SIMは、一日10ギガバイトまでで一カ月有効(けい300ギガバイト)利用可能。同じ種類のSIM同士なら会話無料で、価格は7万ドンと書かれています。約500円です。日本だと同じギガで3000円ぐらいですから6分の一です。実際の売店の売値は12万ドンでマージンとってますが、ご愛敬です。

スマホはe-simがお勧め

海外で好かうのならe-simに対応した機種がお勧めです。e-simとは、物理的なSIMカードがない機種です。最近のスマホはiPhoneもandroidも物理的なSIMカードとe-simはの両方が入れられるようになっている機種が多いようです。こういう機種の場合、ドコモやAUなどの国内simはe-simで、現地で調達するSIMは、今間までの物理的なSIMにできます。
よくありがちだった、旅行中に現地のSIMを使っている間に、スマホから抜いていた日本のSIMを失くしてしまうという悲劇も、これで避けられます。

楽天モバイル最強説

今回、私が海外で長期滞在していて重宝しているのが「楽天モバイル」です。最近はドコモのahamoのように国内のSIMを海外で使える場合もあります。しかし多くの場合、海外データー定額などの割高なパッケージの購入が必要になるようです。
楽天モバイルの場合、月に2ギガバイトまでは、海外でも国内と同じようにデーター通信を利用できます。利用した分は、国内のデーター利用分としてカウントされるようです。
私の場合、サブ回線に楽天モバイルを契約していたので、ベトナムに到着当初は、楽天モバイルを利用し、その後で現地のSIMを調達しました。こうすると空港で割高なSIMを慌てて購入する必要もなく、あとで安い現地SIMを購入できました。

楽天LINKで電話する

なんだか楽天モバイル押しになってしまっていますが、もう一つ便利なのが、楽天モバイルに付いてくる「楽天LINK」という通話アプリです。この楽天リンクは、海外でも国内と同じ用意利用可能です。イメージとしては”050”始まるIP電話の携帯版のようなイメージでしょうか。
国内と頻繁に電話で連絡するような場合にも、高額な国際電話料金を心配することなく気軽に日本に電話可能です。また銀行や証券会社、クレジットカード会社などに連絡する必要がある場合でも、国内の通話と同じような間管区で利用できます。さらに日本からの電話も、国際電話にしないで、そのまま電話してもらい、楽天LINK経由で受けると国際電話扱いにならないようです。実際に電話を使うことはほとんどありませんが、SMSは、SNSの認証などで結構使いました。これも国内扱いのようなので超便利です。
サブ回線として契約しても月に1000円ほどなので、海外に頻繁にいかれる方は契約しておいてはどうでしょう。

VPNを利用する

もう一つ海外でスマホやネットを利用する際に強くお勧めしたいのが、VPNです。VPNとはVirtual Private Networkの略です。日本語だと「仮想専用回線網」という呼び方になるようです。このVPNは、ネットの通信を暗号化の上カプセル化して、他人からは通信の内容をわからない用意する技術です。
最近のウェッブサイトの殆どはSSLで暗号化されていますが、それでもホテルなどの公共のWi-Fiを利用した場合には、接続先などの内容が他人に丸見えになっています。またメールの一部も内容が平文のまま送信されているケースがあります。VPNを利用することで、通信内容の安全を確保できます。

海外でNHKを見る

安全以外にもVPNを利用する多大なメリットがあります。それは日本のサイトを海外でも日本にいるのと同じように見ることが出来ることです。スマホやPCでサイトにアクセスすると接続先のサイトには、こちら側の接続場所が知らされます。
海外からAbemaやTverなどの国内サイトにそのままアクセスすると、海外からの接続を理由にアクセスを拒否される場合があります。銀行や証券会社などのサイトもセキュリティー上の理由からアクセスを制限している場合が多いようです。
VPNを利用すると、サイトに贈られるこちらの位置情報を「偽装」することが出来ます。全てではありませんが、多くのサイトやアプリで、日本国内と同じようにアクセスできています。
私の場合には、NHKプライスというアプリで毎朝NHKの「おはよう日本」というニュース番組を毎朝いているのですが、VPN経由で問題なく視聴できています。
海外で安心してWi-Fiを利用するためにもVPNの導入を強くお勧めします。

長くなりましたので、今回はこの辺にします。
次回以降は、東南アジア旅行で必須となっているGrabや、お金の話、実際のワーケーション環境、街の様子などを存編でお知らせしたいと思います。
(続く)

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