ワーキングホリデー オーストラリア
きっかけ
学生時代
高校生の頃に見た洋画のせいで、海外かぶれになり、将来移住したいなと思うようになった。海外に滞在するためにはどんな方法があるんだろうと思い、ネットで調べ、ワーキングホリデーという制度があることを知った。その後、海外に滞在するための選択肢の一つとしてアリやなと思い、漠然と頭の片隅に入れていた。
「高校卒業後は、海外へ行くんだ!」と思っていたが、海外かぶれであることがなんか気恥ずかしくて、親を説得したり先生に相談したりといった行動を取らなかった。結果、その他大勢の波の一つとして、普通に国内の大学に進学することになる。
大学でも海外へ行きへの野望は秘めていたものの、結局実行するための努力を行うことはなく、たまに夏休みや春休みにバイトで貯めた小金を握りしめて近隣諸国にバックパッカーもどき旅をしたくらいで、平凡な学生生活を過ごした。大学主催の海外ビジネス研修とやらにも参加したこともあったが、捻くれていたので途中で辞めてしまった。就活では、特に海外について考えることもなく、受けたい企業もなかったので公務員試験を受けて合格し、悠々自適な日々を春まで過ごした。
卒業し無職。公務員にはならなかった。クソみたいな理由で辞退した。就活をやり直し、海外との関わりがありワークライフバランスが取れていそうな大企業を中心に応募し、就職することになった。
<下記ワーキングホリデー協会URL・・・ほんまいろんな国に行ける>
会社員時代
こんな私でも採用してくれた会社には感謝しかないし、ラッキーだったと思う。国際展開に非常に力を入れている会社で、「いつかは海外!」というのは実現可能な範疇となった。しかし、道のりは長いし、努力と運が必要である。初任地として山口県に配属され、日々業務を遂行した。これがなかなかハードワークだった。東京勤務でもなければ、ホワイトな環境でもないし、ど田舎のくせに忙しい。もっといい環境があるんじゃないかと、転職について考えるようになった。それと同時にワーホリや留学についても考えるようになった。
転職は、何かやりたいことがあるわけでは無い。ホワイト企業だったらいいというだけだった。しかし、ネットを見てみても、ブラック企業の話題ばかり上がっているし、自分の会社もそうだが結局は配属先次第だ。今の状況で転職するのはかなり危ない。とはいってもこの会社に残って燃え尽きたくも無い。現地採用は、アジア圏しか主に無いし、それこそ会社に残って駐在員として赴任するのとあまり変わらない。海外大学留学は、どこの国に行きたいかいまいち決めきれないし、正直何を学びたいかもよくわからん。資金も馬鹿高いし、週一の休みでは勉強する気にもなかなかならない。何も決めきれないのなら、自由度があって気軽に行けるワーホリにしよう。ヨーロッパに行くための肩慣らしにもなるだろう。そして、英語圏・日本から近い・日本人多い・情報多い・暖かそう・稼げそうなオーストラリアへ行こうと思うようになった。
とはいえ、すぐ辞めるのは嫌だったし、社会人経験としても乏しすぎる。資金も必要なので3年以上は勤めようと思い、向上心は無かったがひたすら働いた。9月に12月末で退職したいとの意思を上司に伝えた時は緊張したものの、「やっと辞めれる」という爽快な気分だった。結局は翌年の3月末に退職するということでまとまった。
年末頃に、引き止め案として、オランダへの駐在の話が出てきたものの、これを受けてしまうと会社にはもう反抗できないし、恩義を持って仕事をするしかなくなる。それに、辞めたいとごねて、飛ばされた自分如きができるような仕事とは思えない。何より、この会社は大きい。オランダは良くても次はどこ行くかわかったものではないし、またブラック環境の部署かもしれない。「駐在員」「ヨーロッパ」バチクソかっこいい響きに正直飛びつきたかったが、ワーホリは30歳までしかできないし、やらなかったら生涯後悔するのは確実だったので、取り決め通り3月末で退職した。
目的
ワーホリをするきっかけをまとめると、以下のようになる。
海外に住んでみたいけど、何したいかもよくわからん、どこ行きたいかもよくわからんから手軽なワーホリを選択。
ヨーロッパへの肩慣らし。
30歳も目前である。年齢制限のあるワーホリを後悔しないようにとりあえずやっておこう。
実に軽い(笑)。これじゃあ「ワーホリビザゲットしました」「とりあえず海外に住むことができました」で終わってしまうので、何かしら目的を決めるべきだ。ってことで、簡潔に考えをまとめた目的を以下に述べる(笑)。
海外での生活をイチから立ち上げて、日常にする。
西洋社会やグローバル環境に慣れる。
収支均衡。
チャレンジする姿勢。自分の得手不得手、好き嫌いの把握。
今後どうしていきたいのか考える(笑)。
自律した行動をとる。悪習を断ち切る。
人脈を作る
・・・・・仕事して、友達作って、臆せず遊べばいいってことよ。
折角、手にしたワーホリビザだ。無意味な時間を過ごさないようにしたい。私は、結局あまり考えがまとまらないまま「あれのため、これのため、これもできるかも」とかいった感じでモヤモヤしたまま、「とりあえず行ってみるか」ってことで渡豪したが、「ワーホリが目的」のような形になっており、「あれ、オーストラリアについたものの何をしたいんだっけ・・・」となってしまったので、ざっくりとでも良いので大まかな目的があると、どういう行動を取れるかの指針になるはず。もちろん渡豪前にまとまっているのがベストだろうが、渡豪後に気づくこともあると思うので、そこは柔軟にやればいい。
渡豪の段取り
全て完璧にやる必要はないだろうが、要点は抑えて段取りできると最高。自分はかなり探り探りだった。荷物は最低限に抑え、使わないものはミニクラのダンボール2箱に抑えて、他は全て廃棄しようとしたが、結局ダンボール4箱使った。住民票も当初は実家の住所に移す予定で、市役所に届出をたが、結局、転出届は無効にしてもらい海外転出届を提出した。なんやかんや市役所へは、5回くらい行ったw。段取りが悪すぎて、引越し後も住んでいた山口へ2度も足を運ぶ羽目になった。
日本の生活の引き払い
退職
退職意思を伝えて、あとは人事が必要手続きやら書類を送ってくれるはず。(離職票やら年金やら退職金やら財形貯蓄やら)
賃貸退去
自分は会社の寮だったが、3日くらいかけてめっちゃ掃除した。粗大ゴミ回収は早めに手配してた方がいい。家電ゴミは、電気屋に持って行かないといけない(購入した量販店で処分依頼すると安いかも。私はテレビ処分に5000円かかった)。オーストラリアに持って行かないものは、段ボールに物を詰めて送ればそのまま保管してくれる宅配収納サービスを契約。倒産したり事業撤退したら面倒くさそうなので、業界シェアが高そうで、かつ安いところにした(Minikuraを利用。段ボールの取り寄せ、荷物の発送、取り出しは無料で、色んな保管方法を選択できる。保管料も保管方法によるが月額275円からあって、トランクルームより全然安くて便利。※一年未満で荷物を取り出すときは、別途費用かかる)。
車
車を持ってる人は、早めに売却手配した方が良い。実店舗よりもネット形態のサービスの方が、平均的に売却額は高いかも(カーネクストを利用。事故車だったが、売却額も自分の見込みより全然高く、サービスも普通に良かったし、ネットで全部できたので楽だった)。3月までに名義変更等諸手続きを完了してもらうと、自動車税はかからない。
自動車保険も、事故して3ヶ月しか経っておらず、示談も成立していなかったが、普通に解約できた。
住所関係
市役所にて海外転出届を提出。渡航の14日前に提出できる。免許証の住所は、そのまま。1年未満で帰国するのならば、実家の住所に住民票を移した方が良い。
事故処理やら会社やら生命保険やら年金やら会社からの書類が届くので(実家でもいいかも)、私設私書箱のサービスを契約(国内住所の確認が必要だったりするので、引越し前に決めていた方がいい。また、登録した住所にしか発送できないところもあるので要注意。私は引越し後に契約したので、住所確認が不要な Danke Boxというサービスを利用。他と比べて少し高いかも、ただ海外を含め登録した住所以外にも発送できるのは利点)。
年金
海外転居届を出すと、年金を払う義務は無くなる。ただ、年金額には反映されないので、払いたい人は払った方がいい。※自分は払っていません
税金
12月までに海外転居していない場合、その年の住民税を支払う義務が課せられる。結構な額(私は約30万円涙)になるので、1月退職や2月退職は避けるべき。5月頃に支払いの紙が届くので、後は郵便局や銀行、市役所で支払うだけ。所得税は、日本にいるかわからんが、次年度末に確定申告。
生命保険
生保レディによると入ってた方がいいらしい。友人の生保レディも入ってた方がいいと言ってたので、とりあえず入ってる(まあ、トラブルは突然起きるので)。
スマホ
オーストラリア用に新規でスマホ購入。これまで使っていたスマホは、渡豪から2ヶ月後に一時帰国の予定があったので、面倒くさいしそのままに。結局、日本用のスマホは、オーストラリアで使うこともなかったし、日本の電話番号が必要な場面も特になかったので、一時帰国中に解約。日本の番号を残したい人は、番号を残すサービスもあるらしいので使ったらいいかも。
渡豪に必要なもの
パスポートの申請
パスポート持ってるし、大丈夫と思ってたが、ワーホリビザの申請をする時、残存有効期間が6ヶ月を切っているのを発見。急いで更新する羽目になった。市役所で簡単に申請できるし、更新だからか戸籍謄本も不必要だった。今は、ネットでもできるっぽい。
写真館で写真を撮ったが目に髪がかかっていて撥ねられたので、撮った写真はよく確認した方がいい。パスポートが来るまで、自治体によるだろうが、1週間くらいかかる。
ワーキングホリデービザの申請
自分でネットで簡単にできる。下記URLはビザを申請するためのオーストラリア政府のサイト。
申請は全部英語だが、申請の方法について紹介しているサイトが沢山あるので、それを参考にした。下に貼っているサイトは、画像付きなのでかなりわかりやすい。
ビザ申請にあたって、書類用意しないといけないが、自分が申請した時(2023年4月)は、資金証明書とパスポートのみで大丈夫だった。
資金証明書は、ゆうちょの通帳で郵便局で1000円払って作成してもらったが、ネット銀行であれば印刷するだけで作れるかも。因みに円建てでの証明でも全く問題なかった。
申請の流れとしては、Immi Accountを作成して、ビザ申請のページに入り、申請項目を入力し、必要ファイル(資金証明書とパスポート)を添付し、クレカかPaypalでお金を払って送信するだけで申請完了。申請後、数秒でImmi AccountからGranted(許可)のメールが届いた。本当に申請してるのか謎なほど早い。
オーストラリアへの入国は、ビザ発行から1年以内。ビザの有効期間は、入国から1年とのことなので、早めに申請してても問題なし。
国際運転免許証
国際運転免許証は、各県の交通センターで3000円くらい払って即日発行可能。警察署でも時間はかかるが取れるらしい。取得に関しては、各自治体の警察のホームページを参照。有効期間は1年間。ただ、この国際免許証は、使える国と使えない国があるので要注意。運転する時は、パスポートと日本の免許証を携帯しないといけない。適用条件が州によって異なるので要確認。
国際運転免許がなくても運転する方法はある。オーストラリアで、日本領事館・大使館へ行き、日本の運転免許証の英訳文書(20ドルくらい)を作成してもらう。その英訳文書と日本の運転免許証、パスポートを携帯することで運転することができる。これも適用条件が州によって異なるので、要確認。
また、オーストラリアの免許証への書き換えも可能だ。日本の免許証と英訳文書、パスポート、クレカ2枚とオーストラリアの住所を証明するもの(Bank Statementなど)を持っていけばいい。これは、オーストラリアの銀行アプリから気軽にダウンロードし、印刷できる)を持っていって、お金(80ドルくらい)を払えば2週間くらいで郵送される。これはガチの免許証なので無敵だが、州による発行なので、州を跨いで引越しする時は書き換えが必要である。
今の所自分は、免許の英訳文だけ発行してもらっただけ。ケアンズでのオーストラリアの免許証への書き換えの仕方についてまとめているサイトがあったので、下記URL参照。
航空券
Skyscannerで検索すると良い。シークレットモードにしたり、設定している国を変更したりすると金額が変わるらしい。日本からだと、ジェットスターでケアンズに行くのが一番安くて、かつ直行便。預け荷物料金を含めて3万円くらいからある。
オーストラリアにワーホリとはいっても、どこにいくか悩むと思うが、私は、ケアンズ行きのチケットがメルボルンとかシドニーとかに比べて、ばり安かったので、それでケアンズに行くことを決めました・・・単純・・・・。
お金
貯金は、100万くらいあればなんとかなる気はする。ただ安心感が違うので沢山あるに越したことはない。自分の場合は、3月末に退職し引越しとかもろもろの準備、4月半ばに渡豪し6月末に一時帰国する3ヶ月間で90万円出費した。この間仕事はなくただ観光していただけで節約もあまりしてなかったので、頑張れば60万円くらいでもなんとかなるかもしれない。
渡豪の際に持って行ったお金は、現金で30万円とWISEに30万円で基本はクレジットカードで支払うようにしていた(ゆうちょから引き落とし)。WISEはネットやスマホで、簡単手軽にお得に海外送金できる便利なサービス。オーストラリアだけじゃなく世界各国で使えるし、銀行預金みたいにお金をプールしておくこともできる。※銀行ではないので破綻した時の補償や金利は無いので便利だが、がっつり銀行代わりにはしない方がいいかも
現金については、渡豪する前に大黒屋で5000円分豪ドルに両替したが秒で使い終わった。オーストラリアの物価は体感的に日本の1.5倍くらい。渡豪後はモールの中の両替屋で両替していたが、レートが高かった(1ドル当たり相場プラス10円くらい)ので、街中の両替屋で両替するようにした(1ドル当たり相場プラス5円くらい)。
情報収集
インスタやらネットやらに、オーストラリアのワーキングホリデーについての情報がわんさかあるので、ベストな滞在にできるように、めちゃめちゃ情報収集した。
とはいえ、渡豪後でなければできないことも多かったり、実際渡豪して状況に合わせて変わっていくことも多いのでガチガチにやる必要もないはず。お得になるアプリとかポイントカードとかも調べたりしたけど、そんなのはオーストラリアの生活に慣れてからでも全然良いと思う。
運転免許証の書き換えの仕方や、部屋を探すのに便利なサイト、仕事探しに便利なサイト、住みやすい都市やおすすめの銀行、オーストラリアについてからやらなければならない申請関係やおすすめのSIMカード。そういうところを一通り調べておけばいいと思う。
宿泊
AgodaやBooking.com、Hostel Worldを使って安くてレビューが高いホステルを予約。自分は、1週間だけ予約して、1週間のうちに部屋も仕事も見つけようと思っていたが、そんな簡単にはうまく行かなかった。延泊したかったが、人気のホステルだったので延泊はできず、その後ケアンズのホステルを転々とすることになる。
生活が落ち着くまでに1ヶ月くらいはかかると思うので、1ヶ月予約していたらその後ホステル関係で考えることはなくなると思うので楽かも。後に説明するTFNや銀行カードの郵送先にもなるので。ただ、そのホステルが合わないとか、他の街に行こう、他の街で仕事が決まった、とかなると移動しないといけないので、その後は1週間単位での予約がおすすめ。
レジュメ作成
自分は、渡豪後にレジュメを作成したが、日本にいるときから作れるのであらかじめ作っておくとスムーズ。レジュメ作成のテンプレートみたいなのが、ネット上に転がっているのでそれを使うといい。自分は、無料だと思って利用していたレジュメ作成サイトが、お金を払わないと保存したりできないやつだったので、有料・無料の確認は要注意。作るのは何気に面倒くさい。正社員歴だけでなく、これまでやった短期アルバイトとかも全て記入した。オーストラリアでは、カフェにしろレストランにしろ経験必須でないと働けないところが多いので、盛りまくる。もはや嘘にまみれたレジュメでもいいかも。自分はこのレジュメを作っている時に、「ああなんて自分は経験がないやつなんだ・・・」と思ったので、日本で色んな経験なりスキルなり磨けてると武器になるし、自信にもなるはず。
クレジットカード
VISAかMastercardのクレジットカードを持っていった方がいい。自分は、American Expressしか持っていなかったので、使える場面がかなり限られた。JCBも然り。生活できないことはないが、スマホ・カード決済が主流なので、めんどい。因みに海外旅行保険の内容や、現地のカード決済の手数料の面で、エポスカードがいいらしい。オーストラリアで銀行口座を開設するとデビットカードを貰えるので、日常的にはそれを使用中。
海外旅行保険
自分は、入国から2ヶ月後に帰国の予定があったため、当初はクレカの付帯保険で充当した。クレカの付帯保険は、航空券をそのクレカで支払うことによって効力を発揮するなどといった利用付帯のものもあるし、補償内容や条件がカードによって大きく異なるので、約款を要確認。
2回目の入国の際も、1ヶ月間はクレカ保険で充当して、途中から現地の保険を利用するようにした。現地保険は、1週間単位で契約できる。補償範囲を設定して、最低限をカバーする保険にすることも可能。眼科や歯科を含めた保険内容にすると高額になるので、歯関係は日本で検査・治療を終わらせて、日々歯磨きをしっかりやれば大丈夫はず。一度、親知らずが痛み出したので、オーストラリアで歯医者に行ったが、一回の検査に80ドルかかった。治療についても提示されたが、一本抜くのに700ドルかかるらしい。幸い痛みは無くなったので現状放置。因みに、現地保険については、3ヶ月くらいの待機期間とかがあったりするので、要注意。
まあ、日本語で診察してもらえる病院への手配などを含めて、最も保険内容が充実してるのは、日本で入る海外旅行保険だとは思う。自分の英語力や体調と相談して決めたらいい。
その他もろもろ購入
田舎だったし、安くて便利なので基本はAmazonで購入。バックパックの方が徒歩で移動しやすいので、50L+15Lのバックパックを新調。後は、変換プラグや、圧縮バッグ、貴重品をまとめるポーチやシャンプーとかをまとめるポーチ、ネックピローなど旅する上で必要なものや、買い換えないとなーと思っていたスマホケースやベルトなどを購入。
渡豪後にやること
渡豪後にやることと言っても、意外とそんなにない。適当にやればいい。
TFN (Tax File Number)の申請
オーストラリアで働く際に必要になる個人の税金の番号。ネットで申請できる。申請した時に使用した住所に郵送で、送られてくる。住所はホステルでも大丈夫。届くまで2から3週間くらいかかる。電話で問い合わせても対応してくれるみたいなので(他の友達はそうしてた)、いくら待ってても届かなかったら、電話してみるのもあり。
銀行口座開設
入国してから1ヶ月の間は、パスポートとImmi AccountのGrantedのページを印刷したものを銀行窓口に持っていけば、口座を開設することができる。1ヶ月以上経つと、必要書類やら事項が増えるらしいので、早めに口座を開設した方が良い。普通口座と貯蓄口座があり、自分はどちらも開設した。貯蓄口座は利率が普通口座よりも高く、お金も簡単に移動することができる。因みに、通帳はなくて、スマホの銀行アプリでお金を管理する形になる。申し込み後から数週間すると、デビットカードが郵送で届く。もちろん店でも普通に使えるし、ATMでお金を引き出す時にも使える。
有名どころの銀行は、ANZ、Commonwealth、NAB、Westpackで、周りの日本人はNABを使ってる人が多い印象(NABは口座維持の手数料が無料)。自分もNABで口座を開設しようと店舗に行ったが、予約が必要とのことだった。Westpackは、窓口ですぐに対応してくれて、その日のうちに銀行アプリを入れて電子決済ができるようになったので、便利。ただ、30歳以上は口座手数料がかかるようなので、今後も使い続けるかは謎。
運転免許証
前項でも説明したように、国際運転免許証がない場合は、領事館・大使館へ行き日本の英文訳をもらう。運転するときに身分証セットを持ち歩きたくない、パスポート以外の身分証が欲しい、仕事で免許証がいる場合は、オーストラリアの免許証に書き換えよう。
仕事探し
オーストラリア社会全体で一般的なのかはわからないが、ワーホリ勢が仕事を探す時は、働きたいところへレジュメを直接配りにいくのが一般的。レジュメは、ホステルやOfficeworksという文房具屋で印刷できる。レジュメ配りは、陰キャの自分には精神的にかなりハードルの高い作業だった。あんまり深く考えずに、「どうせオーストラリアなんてもう来んし、どう思われてもいいわ」くらいの気持ちでやってた。10件ほど回って仕事をゲットできたので、確率は高そう。
パソコン上で仕事を探す場合は、SEEK、Jora Jobs、Backpacker job boardといったサイトやFacebookのグループで探すのが一般的。他にも、ワーホリのブログ上に載っている会社へ直接応募。日本語で探せるのは、日豪プレスやJamstv。100件ほどトータルで応募したが、連絡が返ってきたのはたったの3件・・・。まあネットから応募しても受かる人はいるし、状況による。
後は、ファームリストとかを使って電話をかけて問い合わせてみる方法もあるが、もともと電話が苦手な上、英語と来ると最悪のコンビなので、この方法は使わなかった。
恐らく一番楽で確実なのは、友人なり知り合いなりに紹介してもらうことだろう。人脈を広げられるコミュ力とフッ軽さが必要かも。
部屋探し
正直ホステル暮らしも悪くない。友達はできるし、掃除は勝手にしてもらえる。ただ、費用と快適さを考えると、シェアハウスを探したほうがいい。Flatmate、Gumtree、FacebookのMarket place、日豪プレスなんかで探すことができる。または、ホステル暮らしが長いと友達からシェアハウスの情報が流れてくるので、その情報を頼って決めてもいいかも。
自分は、一度Facebookで部屋を内見し、入居日についての話までしたのに、直前でドタキャンされた。その後はホステル暮らしだったが、友達から流れてきたシェアハウス情報にただ乗りした。
車の購入
自分は、まだ車を買ってないが、シドニー、メルボルン、ブリズベン以外に住むのであれば、車があったほうが遊びも仕事も圧倒的に行動範囲も広がる。車を購入するときは、Fecebookのmarket placeとかが便利。車は、REGOやRWCといった公的な登録・車検みたいなものが済ませることで、公道を走ることができる。
その他備品購入
必要になるものは別に日本で買わなくても、オーストラリアで揃えられる。紫外線が強いので日焼け止めとサングラス、帽子はあった方がいい!ただ、サングラスで度入りのが必要な場合は、値段的にも、商品が来るスピード的にも日本で買ってた方がいい!
資格取得
オーストラリアで仕事をする上で必要な資格がいくつかあるので、それを取得する。代表できなものはRSA。RSAはお酒を提供するサービスをする上で必要となる資格で、バーやレストランで働く際は必須となる。州によって発行され、効力は取得した州の中でしか発揮されない。予算は100ドルくらいで、オンラインでも簡単に取得可能。他には、ホワイトカードと呼ばれる、建設現場などで働く際に必要となる技能講習的なものもある。現場で働くための安全に関する基礎知識を学んでテストするだけ。これも予算は100ドルくらいで、一日で取得可能。オンラインは不可。自分はホワイトカードを取ったものの、まだ使う場面はゼロ(泣)。
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