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貪った本たち

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読書記録(令和5年4月10日〜)
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#僧侶

鬼時短:小柳はじめ

鬼時短:小柳はじめ

今回貪った本→https://amzn.asia/d/0cT3LuEj

電通で行われた労働環境改革(残業時間の削減)の内容を明らかにした本です。

超人的なハードワークを文化としている電通。若手女性社員の悲劇をきっかけに社内の時短改革に踏み切ります。

著者の小柳さんとは日蓮聖人降誕800年慶讃事業にてご縁がありました。当時を思い返すとコロナ渦において様々なことが制限される中、こちらの要望を最大

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マリアビートル:伊坂幸太郎

マリアビートル:伊坂幸太郎

今回貪った本→https://amzn.asia/d/eQkvCyS

伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ3部作を読み返すということで、再読。

舞台は殺し屋だらけ新幹線の車内。この状況から謎めいた緊張感があります。

前作に続き、殺し屋という特異な存在たちの「命の重さ?なにそれ?」という価値観で物語が進んでいきますが、途中「なぜ人を殺してはいけないのか?」という世界観を覆すような命題が浮上します。

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グラスホッパー:伊坂幸太郎

グラスホッパー:伊坂幸太郎

今回貪った本→https://amzn.asia/d/ev6b7gI

10年以上前に読んだ伊坂幸太郎の『グラスホッパー』を再読。

登場人物はほぼ殺し屋。この殺し屋一人ひとりのキャラクターが本当に多彩。個性溢れすぎています。

特徴的なのは、物語が大きく展開する場面で、きまって殺し屋に殺された被害者の亡霊、つまり、この世にいない人間が登場しがっつり物語に絡んでくる。

自ら手にかけた亡霊の言葉に

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本の読み方 スロー・リーディングの実践:平野 啓一郎

本の読み方 スロー・リーディングの実践:平野 啓一郎

今回貪った本→https://amzn.asia/d/9m1iaG4

本書は小説家である平野啓一郎さんが「本の読み方」を教えてくれる。

本はどう読んだらいいのか?
速読は本当に効果があるのか?
闇雲に活字を追うだけの貧しい読書から、深く感じる豊かな読書へ。まさに「量」より「質」という感じだ。

平野さんといえば、過去に『私とは何か「個人」から「分人」へ』を読んだことがある。

哲学的にも仏教的

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役に立つ古典 NHK出版 学びのきほん:安田登

役に立つ古典 NHK出版 学びのきほん:安田登

今回貪った本→https://amzn.asia/d/eARTXIZ

僕が大好きな文筆家の池田晶子はその著書において度々「古典を読むこと」をすすめてくる。

そんなわけもあって興味はあったけれども、中々古典を読むことに踏み出せずにいた時に出会った1冊。

時空を超えて読みつがれる古典には、時空を超えられた理由が必ずあるわけで、そこには人類の普遍的な智慧が詰まっている。身近なところで言えば「ことわ

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頭がよくなる逆説の思考術 :白取春彦

頭がよくなる逆説の思考術 :白取春彦

今回貪った本→https://amzn.asia/d/2hl7sc7

読み終えた後の率直な感想は「まるで経典みたい」

文中の言い回しやその内容がまさに経典。

110ページという短い中に細かなテーマで生きるヒントが散りばめられた本。

紹介した冒頭の一節にもあるように、この薄い一冊と向き合うことで自分の中の迷いだとか霧のようなものがスッと晴れていく感じがします。

新しい視座も与えてくれるが、

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