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頭がよくなる逆説の思考術 :白取春彦

今回貪った本→https://amzn.asia/d/2hl7sc7

この薄い一冊を、静かな場所でゆっくりと読んでほしい。 読み終えたとき、冷たい清潔な水で洗われた感覚を覚えるだろう。   そしてまた、自分のこれまでの考え方や価値観が遠のき、新調した眼鏡をかけたかのように、ものがくっきりと見えてくるように感じるだろう。私自身、若くて悩んでいたとき、こういう書物を手にしたかった。そうすれば、これだけの多くの本を読み、呻吟し、試行錯誤と失敗をくり返さなくてすんだろう。だから、本書を私はあの過去の日の私に捧げる。


読み終えた後の率直な感想は「まるで経典みたい」

文中の言い回しやその内容がまさに経典。

110ページという短い中に細かなテーマで生きるヒントが散りばめられた本。

紹介した冒頭の一節にもあるように、この薄い一冊と向き合うことで自分の中の迷いだとか霧のようなものがスッと晴れていく感じがします。

新しい視座も与えてくれるが、ぼく自身はどちらかといえば「そうそう」とうなずきながら、自分の中の正解を今一度なぞってくれるような、後押ししてくれるような感覚で読み進める感じでした。なので逆説感はあんまりなかったかも。

静かな場所で自分と向き合いながら読むのに最適な一冊です。

イッキ読み推奨。

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