ロスジェネの悲哀【転職どんとこい】
新卒で入った会社は、絵にかいたような新興のブラックIT企業でした。
次の会社は、非効率で暴言飛び交う老舗のブラック製造業でした。
その次は、薄給ブラックな司法書士事務所でした。
他人よりも努力して、勉強もして、難関大学に入学したものの、就職氷河期の末期で、企業がロクに採用をしていない環境です。
就職先が決まっただけでもマシであったかもしれません。
それにしても、行く先々でハズレくじを引き続けると、当たりが入っていないのではないかと疑いたくなるもの。
そのようなモチベーションで入社しておりますから、もともと定年まで勤め上げる気はありませんし、会社への期待値も最低なものです。会社を使いたおして、自分のやりたいことをやり、能力を身につけて、最小限のリスクで挑戦することばかり考えていました。
ある程度やりきったら、飽きてしまうので、次にやりたいことを実現するために転職しようかというくらいの動機です。
それでいいと思います。つまり、他人に期待しすぎないことです。
大切なことは、自分の人生を豊かに暮らしていくことです。はたらくことは、その手段に過ぎません。そのために必要であれば、転職すればいいのです。
転職してみてよくわかったことがあります。
求人詐欺みたいなものがまかり通っていて、求人票や転職エージェントは信用しないこと。
持たざる者が逆転ホームランを打つには、学歴、資格、語学を取得すること。
なので、生まれつきの地主以外は、勉強をがんばってください。
いまの日本は、残念ながら、努力が報われにくい社会になってしまいました。そのため、将来のためになどと大きく構えずに、今日明日の自分の幸福のために生きてもらいたいものです。
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