土地を半分あげる、の誤解
単独で所有している広い土地があって、これを半分だけ子どもに贈与して、家を建てることを考えられます。また、100坪の土地のうち、40坪だけあげたいと求められることもあります。
このように、土地の一部だけ譲るというところに、しばしば誤解があります。単に、土地の名義を変えただけでは、土地を切り取って分けたことにはなりません。
ひとつの土地の半分だけ権利を譲ると、その土地はふたりで共有することになります。右から半分、左から半分と、線を引いて権利の境目を分けることにはならず、双方が