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ベトナムから学ぶ、物事をうまくいかせるための本質

ベトナムから帰国しても忘れられない、いや、忘れたくないこと〜彼らからの学び〜

ベトナムで生活をし、沢山のベトナム人の友達ができました。彼ら彼女らとはいつもたわいない話をし、お酒を飲んだりカフェに行ったりしましたが、その中で学ぶことも多かったです。そして、学ぶべき彼ら彼女らの姿勢は、成長のための本質が詰まっているということに私は気づきました。

※今から書くことは、物事の本質だと考えており、これはベトナム人特有のことではなく世界共通だと思います。既に当たり前である方もいらっしゃると思います。私がベトナムを通して言語化された学び、としてご覧いただけますと幸いです。

「やりたいことがある」そんな人に読んでほしい、ベトナム人から学んだ本質思考

①今あるものを最大限に生かすこと。「ない」を言い訳にしない

ホーチミンの都市部で仕事をしていて一番驚いたのは、どこに電話や訪問をしても8〜9割くらいの場面で英語が通じたことです。中には、日本語を話せる人もいました。そして、友達になったベトナム人もほとんどの子が英語や日本語が話せます。(そういう子たちだから友達になったのかもしれないけれど)
私はベトナム語を話せなかったので、彼ら彼女らにとって”外国語”を話してもらってコミュニケーションが成り立っていました。みんなかなりレベルが高く、ちゃんと深い話までさせてもらっていました。そんな彼ら彼女らに何度か聞いてみたことがあります。
”どうやって外国語を勉強したらそんなにペラペラになるの?”と。

みんな似たようなことを答えてくれました。
”YouTube見たりして勉強する”
"そこで覚えたことを使って話してみてまたわからないことは調べて使う。日本には行ったことないよ。語学学校も特に行ってない”

初めて聞いたときは結構衝撃的でした。勝手ながら、普通は留学したり語学のレッスンを受けないと外国語を話せないものだと思い込んでいたので。海外ドラマから学ぶ人がいることは知っていましたが、ここまでモノにする人がいるとは。

私が生活していたホーチミンには日本含めて外資系の企業やお店も沢山あります。例えば日本食レストランや日本式ホテルなど、そういったところで働いて日本語力や日本の接客を身につけて成長し、日本で働くことに繋げている方もいます。自分で学んで実践し、夢を叶えるところまでやり切る方も結構いるんですよね。

今ある環境を最大限に生かして、お金をかけずとも勉強して自分のモノにしようとするところ。海外に行けないならここにいる外国人と話せばいいじゃん、ということ。それを一人の友達からではなく、外国語を話せる友達みんなから聞いたこと。

環境なんて関係ない。今あるものをもっと使えばいいこと。やらない理由なんて言い訳でしかない。そんなことを教えられた気がしました。
ここでは語学の話をしましたが、ここから学んだのは、「やりたいことがあるなら、できない理由を探さず、今できることから行動して努力すればいいこと」。教材などあってもなくても、必ずしも大金を払って特別な環境に行かなくても、自分のものの捉え方次第で、今あるものでも何でも学びに生かし、成長できることを知りました。できない理由などないなと思わされました。

②感情に正直、素直でいる。このシンプルさが人と人との距離を縮める。

ベトナム人と仕事をしていて、みんな素直だなと感じました。喜怒哀楽を素直に表す。自分が昇給したことも嬉しくてすぐ人に話しちゃうし、誕生日のサプライズを一緒にやろうと思っても隠せなくなっちゃう。楽しくなって頼まれていないのに一人で一気飲みを始めちゃう。カフェやコンビニでお客さんが来ないときはスタッフ同士でわちゃわちゃおしゃべり楽しんでキャッキャしてる。笑
ハタチの自分が言うのもなんですが、若いなって思いました笑

そしてそれがとても羨ましたかった。
自分だったら今ここで感情表したら人からどう思われるかなってすごい気にしてしまう。そもそもいちいち感情なんて出さなくない?など考えてしまいます。
でも、そんなストレートな感情表現をするベトナムの人たちがくれる言葉からはいつも愛を感じました。
あれこれ考えずに素直に伝えてくれる言葉は本心で言ってくれている
んだろうことがよくわかり、そんな彼ら彼女らが愛おしくすぐに仲良くなりました。
人見知りする自分が、ベトナム人相手には初対面であっても人見知りを一切発揮しなかったです。(少なくとも私が出会った子たちが、という話ですが)
何年か経った今でもメッセージしたり、会いたいと言ってくれて、私も同じく会いたいと伝えます。
会いたければ会いたいと言えばいい
感情に素直だと心も生活も人間関係も豊かになるな、何より人間として生きてるんだ!という気持ちにさせてもらいました。幸せです。
感情に正直になることで、こんなにも人間関係を豊かにしてくれるんだ、人と人との距離を縮め、打ち解けられるんだと学びました。

友達が欲しい、もっと仲良くなりたい、そんな風に思ったら感情を素直にすればいいんだ!

③誰に対しても助ける。自分ができる形で。

もう一つ驚いたのが、ホーチミン市を歩いているとたまに歩道にバインミーの山に出逢ったことです。箱や台の上にたくさんのフランスパンが積み上げられていたんです。一緒にいた友達にこれは?と聞くと、自由に取っていいんだよとの返事が。ひもじい人を助けたいと思って善意の心を持って置いているそう。

かなりびっくりしました。
自分にできる形でできることをして、人を助ける。私が目にしたのはベトナムの名物バインミーを使った人助け、というところもベトナム人らしさを感じて大好きになりました。

バイクが多い街中を横断しようとした時も、渡るのを助けてくれた人もいるし、お店で手が滑ってグラスを落として割ってしまった時に申し訳無く下を向いていたら心配しないで帰りなよとストレートに言葉をかけてくれたり。行動や言葉、その時々自分ができることで人を助けられるそんな方がたくさんいる街です。

何かいいことをしたい、自分で役に立てることなんてない、なんてことはない。できることからやればいいんだ!

結局、感情に素直になり、自分にできることをする。それが道を拓き、人間関係を豊かにする。

以上、①~③の学びをシェアしましたが、私が彼ら彼女らから共通して学んだのは感情に素直になり、自分にできることをする。とてもシンプルかつ本質的なことでした。

このような環境だったわずか半年間の生活は、半年間の短期滞在とは思えないほどの素晴らしい「友達」と「何年先にも生かせる本質的な学び」をくれました。

まだまだあるので、これからも様々な角度で発信していきます。
今日も読んでくださりありがとうございます!

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