日本国際ボランティアセンター(JVC)

1980年に設立された日本の国際協力NGOです。 現在、世界5カ国で地域開発・人道支援…

日本国際ボランティアセンター(JVC)

1980年に設立された日本の国際協力NGOです。 現在、世界5カ国で地域開発・人道支援/平和構築・提言活動などを行っています。 直接現地の人々を支援するだけでなく問題の「根本原因」にアプローチすることがポリシー。 令和3年度「外務省NGO相談員」

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インターン生インタビュー『沓掛里美(くつかけ さとみ)』

JVC東京事務所では、広報やイベント運営などの業務を通じてNGOの視点を学びながら、各地での活動を共に支えるインターン生が活躍しています。 実際に活動しているインターン生たちは、どのようなきっかけでインターンを始めたのか、どんな業務をしているのか等について聞いてみました! 今回は、今年の5月から広報としてインターンに参加している沓掛里美さんにお話を聞きました。 ドイツ留学経験のお話や、国際協力の分野に関心を持ったきっかけについても幅広くお話を聞いてみました! 自己紹介

    • 【ガザ緊急物品支援】ご自宅に眠っている古本・不要品を送っていただけませんか?

      JVCインターン生の阿見美乃です。今回は国際協力NGO・JVCで実施しているガザ緊急物品支援の紹介です。「ガザに対しなにができるのか」を悩んでいる方にぜひ見ていただきたいです。 JVCは2023年10月7日に始まったイスラエルとパレスチナ・ガザ地区の衝突を受け、緊急支援を実施します。現在、緊急募金を呼び掛けています。 ・緊急支援特設ページはこちらをご確認ください たくさんの方から緊急支援へのご寄付が集まっています。ありがとうございます。同時に、「もっと何かできることはな

      • スタッフインタビュー「中の人を知ろう!~パレスチナ事業現地代表・木村万里子さん編~」

        こんにちは!JVCインターン生の中村萌音です。 今回は、2023/2/20に一時帰国された、パレスチナ事業現地代表の木村万里子さんのスタッフインタビューを行いました! 民間企業での経験を経たのち、NGOでのキャリアを10年以上積まれた木村さんの、自分の興味を行動に移して学び続ける姿勢や、大切にされている思いに迫ります。 万里子さんの略歴・中学時代から、ニュースで見る紛争や災害、難民の様子から、緊急時に人々を助ける仕事がしたいと漠然と考えるようになった。 ・大学卒業後、

        • 2014年のガザ・「5歳になる孫がパニック症状を起こして叫び続けているの。私もどうやってこの状況を説明していいのかわからない」

          29日以降、私がエルサレムに戻るために移動していた8月2日から3日の昼までの間を除いてガザの同僚や友人に電話をかけ続けている。 現地情勢は未だに収束を見ず、死者数が2008年末から翌年初めまで続いた大規模空爆と軍事侵攻の時をついに越え、1,800人になった。「正直ここまで悪化するとは思ってなかった」。パレスチナ研究を続けてきた知人たちも口をそろえてそう言う。 私自身もそう思う。ここまで無垢の民間人を殺せるものなのか... 3日昼、エルサレムに戻って電話がかけやすくなった

        インターン生インタビュー『沓掛里美(くつかけ さとみ)』

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        刺繍を通して遠い国パレスチナが見えてくる

        インターン生紹介 杉浦里佳さん

        インターン修了レポート:竹林完太さん「国際協力に関わることのできた大きな一歩目」

        インターン生インタビュー『沓掛里美(くつかけ さとみ)』

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        • JVCの中のひと!
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        • JVCのイベントってどんな感じ?
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        • 【告知】JVCイベント紹介
          日本国際ボランティアセンター(JVC)

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          2014年のガザ・「今日も生きている。人類は今まで何を学んできたのか?ここには一切の正義は無い」

          現地での死者が1,000人を突破した。そのほとんどが市民である。7月22日以降、有り難くも現地パートナーNGO、アルド・エル・インサーン(AEI:人間の大地)のスタッフとは連絡が取れている。家を壊されてしまったアマルはAEIの事務所に家族と避難していて、久しぶりに少しだが眠れるようになったという。砲撃の音は聞こえるが、「少し遠い」とのこと、少なくとも事務所周辺は今のところ安全なのがせめてもの救いだ。動ける他のスタッフは、AEI代表のアドナン医師と巡回診療に奔走し、体調を崩した

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          横須賀学院高校文化祭に行ってきました!

          9月23日(土)JVC広報インターンの佐野と沓掛が、横須賀学院の文化祭・楠木祭を訪問し、JVCとも親交のあるボランティア部の展示を見てきました。 小雨の降る涼しい日でしたが、校内は大盛況で活気に溢れていました! 展示教室に入って初めにお話した顧問の秋本先生は、昔JVCのアフリカでの事業に関わっていたことがあるそうです。 横須賀学院ボランティア部(通称「すかぼら」。かわいくて親しみやすい名前ですね!)さんとJVCとの繋がりは、そのご縁で秋本先生が8月に、スタッフの木村に講演を

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          インターン生紹介 杉浦里佳さん

          JVC東京事務所では、広報やイベント運営などの業務を通じてNGOの視点を学びながら、各地での活動を共に支えるインターン生が活躍しています。 実際に活動しているインターン生たちは、どのようなきっかけでインターンを始めたのか、どんな業務をしているのか等について聞いてみました! 今回は、今年の5月から広報としてインターンに参加している杉浦里佳さんにお話を聞きました! 自己紹介をどうぞ! こんにちは!修士2年生の杉浦里佳です! 大学院では教育経済学を中心に国際協力について学

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          インターン生インタビュー 中村萌音

          JVC東京事務所では、広報やイベント運営などの業務を通じてNGOの視点を学びながら、各地での活動を共に支えるインターン生が活躍しています。 実際に活動しているインターン生たちは、どのようなきっかけでインターンを始めたのか、どんな業務をしているのか等について聞いてみました! 今回は、今年の1月から広報としてインターンに参加している中村萌音さんにお話を聞きました! 自己紹介をどうぞ! こんにちは!大学で国際社会科学を学んでいる大学4年生、中村萌音です。 特に、発展途上国の貧

          インターン生インタビュー 中村萌音

          この非常事態だからこそ、子どもたちを支える活動を続けます@スーダン

          みなさんこんにちは、JVCスタッフです。今回はJVCが行っている南スーダンでの活動をご紹介いたします。 紛争により教育の機会を失った子どもたちに教育の機会を届けます。 2023年4月に首都のハルツームを中心にスーダン国軍と準軍事組織である即応支援部隊(RSF)の軍事衝突が勃発し、現在も戦闘は続いています。数千人以上の市民が犠牲になり、400万人以上の人々が国内外に避難を強いられ、その数は現在も増加しています。物資不足により物価は高騰し、多くの医療施設やインフラが機能せず人

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          「カウントされない」友人の死、スーダンの人々の死

          こんにちは。スーダン事業駐在員の今中です。 退避するまで5年間駐在していたスーダンの首都・ハルツームでできた大切な友人、クミが亡くなってから早2か月が経ちました。 未だに彼の死を受け入れられませんが、現地で何が起きたのか、彼が何を残したのか、ここに記したいと思います。 クミとの出会い クミと初めて会ったのは、ハルツーム郊外のオンドゥルマンで行われたヌバ民族の収穫祭でした。 たまたま行った収穫祭で、たまたま出会ったのが「ヌバ文化委員会」メンバーのクミでした。話を聞くと

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          地元愛×国際協力!WE21ジャパン相模原 シリア講演会同行記

          こんにちは!広報インターンの沓掛里美(くつかけさとみ)です。 早いもので、もう8月ですね。 今回は、先月開催されたWE21ジャパン相模原さん主催のシリア講演会に、登壇したスタッフ・並木に同行して参加してきたときの様子をお伝えします! WE21ジャパン相模原さんの紹介 WE21ジャパン(以下「WE21」)さんは、地域の方から寄付された衣類や雑貨などを販売するチャリティショップを運営し、その売り上げで環境事業・民際支援事業を行っているNPO法人です。 神奈川県を中心に色々な街

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          初の挑戦!JVCインターン企画〜アラジ×JVC交流会〜

          こんにちは、日本国際ボランティアセンター(JVC)インターンの細川です! 急に暑くなってきた日々ですが、みなさんはお元気でしょうか? 今回は6月28日に実施したオンラインNGO交流企画の報告をしたいと思います。 連携先はシエラレオネの子どもたちの教育支援を扱う、NPO法人アラジ(Alazi Dream Project)さんです! 今回の投稿では、JVCとアラジさんがどのような経緯で交流会を開催することになったのか、そして交流会ではどのようなお話が展開されたのかご紹介します

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          【祝】新ハーブティーブランド誕生!ロフトで取り扱いスタート 元事業地のハーブ!?

          【祝】新ハーブティーブランド誕生!ロフトで取り扱いスタート こんにちは。元・カンボジア事業現地代表の大村です。現在は東京で広報グループのスタッフをしています。 先日、活動終了から2年が経った元事業地の様子をお届けしたばかりですが、今日はまた、新たな嬉しいニュースをお届けします。 なんとこのたび、元事業地のハーブを使用した新しいハーブティーブランドが誕生しましたー!!! \じゃーん/ か・か・かわいすぎませんか!!!! ON T'ADORE(オンタドール)始動!

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          夏休みに南アフリカの国民的料理【ボボティー】作ってみるのはいかがですか?

          広報インターンの阿見美乃です。見た目はグラタン、味はミートローフに近いボボティーを紹介します。今回ボボティーのレシピを教えてくれるのは、アフリカボランティアチームです。 続いて材料を炒めていきます。まず、中火で油を引いていきます。 先程刻んだ玉ねぎも投入していきます。 ※注意 浸していた牛乳は後で使うので捨てずに!! 火を消したフライパンに 耐熱容器は、グラタンやドリア用の耐熱容器がおすすめ。 美味しそうですね〜。ボボティを作ることを通して、南アフリカのことが気に

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          スタッフインタビュー「JVCの中の人を知ろう!~並木麻衣さん編~」

           国際協力NGO・JVCスタッフのキャリアに焦点を当てて、JVC職員になるまでの軌跡を辿っていきます。  国際協力に興味のある方や関わりのある方にとってのヒントになれば幸いです!  こんにちは、2023年度政策提言・広報インターンの細川です。  今回は、広報担当の並木さんにインタビューしました。並木さんは大学時のアラビア語へのパッションから始まり、パレスチナやイスラエル留学を経て、国際協力の仕事に携わられるようになりました。  誰よりもパレスチナ愛があり、4児の母親と

          スタッフインタビュー「JVCの中の人を知ろう!~並木麻衣さん編~」

          スタッフインタビュー「JVCの中の人を知ろう!~伊藤解子さん編~」

           国際協力NGO・JVCスタッフのキャリアに焦点を当てて、JVC職員になるまでの軌跡を辿っていきます。  国際協力に興味のある方や関わりのある方にとってのヒントになれば幸いです!  こんにちは、2023年度政策提言・広報インターンの細川です。  今回は、現在JVC事務局長を務めていらっしゃる伊藤さんにインタビューさせていただきました。伊藤さんは東南アジアでの民間企業、日本の教育協力NGO、JICA本部やJICA専門家、開発コンサルタントなど、多岐にわたる国際協力の分野で

          スタッフインタビュー「JVCの中の人を知ろう!~伊藤解子さん編~」