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【こどもの日】イエメンとスーダンの子どもの教育支援おススメ動画

こんにちは。JVC広報インターン生の濱田菜月です!5/3(金)からGW後半に突入しますね。
さて5/5(日)は「こどもの日」です。「こどもの日」とは「こどもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんにも感謝する日」です(祝日法より)
それにちなんで今日は皆さんに、JVCが特に教育分野への支援に力をいれている、イエメンスーダンの教育支援の様子をお伝えできる動画を紹介します!


【イエメン】

①世界最大の人道危機下にあるといわれるイエメンの現状

2015年3月から激化した内戦の影響を受け、いまなお多くの避難民を抱えているイエメン。大国の思惑を反映しての内戦だったにもかかわらず、日本を含め、国際社会からの関心が低いことから「忘れられた紛争」とも呼ばれています。

 

②世界最悪の人道危機下のイエメンで「子ども広場」をつくりたい!

JVCでは心に傷を負っている子どもたちの保護やケアが重要だと考え、子どもたちが安心して過ごせる「子ども広場」づくりの支援を始めました。

昨年9/15~10/30に行ったクラウドファンディング『世界最悪の人道危機下のイエメンで「子ども広場」をつくりたい!』でお寄せいただいた多くのご支援などを元に「子ども広場」を完成させることができました。

内戦が続く中、山間部へ避難した子どもたちが安全に遊べるよう、テントや遊具などを設置し、スポーツやお絵かきなど「子ども広場」での遊びを楽しんでいます。現地で元気に遊んでいる子どもたちの様子が分かります。

楽しそうな声や笑顔に私も自然と笑顔になりました。
たくさんの子どもたちが「子どもらしく」、元気いっぱいに過ごしている姿。子どもたちの輝く笑顔がいつまでも続いていくこと、健やかに成長していくことをこれからも見守っていきたいと思うばかりです。

【スーダン】

①戦闘勃発から一年スーダンの現状

2011年に南コルドファン州で発生した紛争により、人々は政府側と反政府側それぞれの支配地域に分断されました。
前者はスーダン国内で避難民となった人々、後者の中には国境を越えて南スーダンに逃れ難民キャンプで暮らす人々が含まれます。

また、2023年4月に起きたハルツームでの軍事衝突から丸一年を迎えようとしています。世界最大の避難民・難民危機が叫ばれています。

 

②目が見えない少年の歌声―紛争下のスーダンで誰も取り残さない 教育支援

JVCはスーダンの南コルドファン州カドグリで、子どもたちのための補習校を運営し、修了後の教育継続を促進しています。
その補習校に盲目の少年、アブドゥルカリームくん(11歳)が参加しています。彼は初めての学校生活で今、見事に歌の才能を開花させています。

アブドゥルカリームくんの歌声が響きます。アブドゥルカリームくんを囲み多くの人が彼の歌声に注目している様子が伝わりました。まわりの数人も彼と一緒に歌を口ずさみます。このあたたかい雰囲気をアブドゥルカリームくんもきっと感じ取っているのではないでしょうか。

③【スーダン戦争勃発から1年 #2】補習校が生んだ奇跡

先日一通りカリキュラムを終えた児童を対象に修了試験を実施し、4地区で修了式を執り行いました。修了式では順位発表の前に国歌斉唱、クラブ活動で練習した寸劇、ダンス、スポーツを披露し、日々の取組みを地域の人に見てもらい大いに盛り上がりました。

息の合った歌とダンスや、地域の人々と一緒に喜びを分かち合い、盛り上がる姿に心が温まりました。修了式の写真からは喜びで笑顔が咲き誇る人々もいれば感動で涙をぬぐう人も見られました。子どもの教育アクセスを失わないよう多くの人の力を集め、活動してきました。まさに「補習校が生んだ奇跡」に私も胸が熱くなりました。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。
世界各地で紛争や内戦がおこっている現在、子どもの教育を受ける権利が失われつつあります。
今回皆さんに紹介しました動画から、少しでもイエメン・スーダンをはじめ世界各地の子どもの教育に関心を持っていただけたら嬉しいです…!

JVC公式ホームページでは詳しく活動の様子を発信しております。
ぜひご覧ください。


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日本国際ボランティアセンター(JVC)
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