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闘わないフリーター

無事きっちり5年間大学に通い、ただでさえ芸術系で高い大学の学費にとどめを刺し卒業と相成ったハヤシさん。

本来であればしっかりと正社員として就職し、少しずつでも親に施しをするのが筋でしょうが、この放蕩息子とどまるところを知りません(笑)

結局、就職活動もろくにせず大学を出ます。

かつて総合格闘技の世界で、闘うフリーターという人がいましたが、私の場合は全く闘ってないですねw 

もちろんこれは比喩で、私が総合格闘技をやっていたわけではなく

ここからの数年間、先述の通り就職もせず、かといって何か覚悟を向かって目標に向かうでもなく、向かってるふりの単なるフリーターでありました。

飽きっぽい性格から、とかくアルバイトは色んなことをしてきました。

東京駅の雑貨屋、日本橋の日本酒専門店、浅草のかんざし屋、鶯谷のラブホテルの受付、etc…

業種や仕事内容は違いますが、どれも結局本質は変わらず。。。

というのも、どこにいても自分のいるところをいつも仮の場所としていたため

言われたことをそつなくこなせば給料は貰えるという考えで(働いてるところはわりかし、専門的な場所でありましたが)何か特別な知識や技術が身につくというようなことはありませんでした。

これはもちろん私が非正規雇用だったからということでははなく、姿勢の問題で

例えば何か商店のアルバイトであれば流通の勉強をしたり、日本酒専門店であれば利き酒師の資格の勉強をしたり等、どんな業界や分野でも身につけようと思えば身につけられる技術や知識は多分にあるはずです。

また、正社員とは違って時間を作りやすいので何か目標や目指すべきものがあればそれに向けての勉強もできるわけです。

ただ残念ながら、私はあくまでアルバイトはアルバイトとして働き

周りやバイト先には口では一端に後に噺家になるといいつつも、それに準ずる行動をとったり、本質的な努力をすることもなくふらふらしておりました。

これがつい2.3年前までの話なので大切な20代後半の時間に過ごし方として、いかがなものかと思ってしまいます。

実際、そういった状況を見かねたバイト先の人や、落研時代の先輩、両親といった人生の先輩達から再三の忠告をいただいていたのですが

尽く人の話を聞けない人間だったので(笑)つっぱねておりました。

後々になって、忠告やアドバイスをしてくれた方の意見はごもっともだと思わざるを得なかったのですが

結局は真摯に自分のことを思ってくれる「先人の話はよく聞くべき」というどんな古典の書物に書いてあるようなことを5年のフリーターという歳月をかけて学びました。。。

「え、何やってたの?」

というのが読んでる方の率直な感想だと思います。

でも恥ずかしながら、現実としてわたしにはそれくらいの歳月、環境にならないとしわからなかったわけです。

精神世界の考え方では人には人のそれぞれ決めてきた魂のテーマや課題があるといいます。

苦しいと思える場面はもちろんですが、どんなに無為だと思える日々もそこには大切な学びがあったりします。

ただそれもしっかりと自分自身と向き合わないことにはそれこそ無為になってしまいます。

これからはどんな状況であっても、自らの魂を磨き成長することだけは、怠らず過ごしていきたいです。

読んでいただきありがとうございます。

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