精神的につらい人はメンタルを強くするのではなく、メンタルの構造を変える

学校、職場、家庭など私たちは常に「対人関係」というストレスに晒されています。
その度に頑張ろう!と思ったり、逃げたい、趣味で紛らわそうと対処方法を考えます。
でも頑張ろうって逆効果で、頑張っている理想の自分と実際の自分とのギャップに余計心身共に疲労してしまいます。
趣味で何かをしていたとしても次の日又は数日後に必ず現実の世界が待っており、楽しい時間と辛い時間とのギャップに打ちひしがれます。そしてしまいには大好きな趣味にも手がつかなくなってしまい、最悪うつ病になるケースも珍しくありません。
逃げるという選択肢は、言い方を変えれば環境を変えるという事にもなるので最悪なケースに発展するよりも十分有効な手段だと思います。
ただ、環境を変えても他人は他人であり、次の環境でももしかすると同じ境遇が待っているかもしれません。
ですが語弊のないように言いますが、「逃げる」という事は全く間違ってはいません。
逃げる=悪いという人は環境に恵まれている人がいう事なので、苦しくなったら逃げましょう。
そして今回は逃げる前に、もう一つの方法としてメンタルの構造を変えるという事です。
人に嫌なことを言われた、膨大な仕事を押し付けられた。そんな時大体の人は、「何で私がこんなに‥」「あいつは私の事が嫌いだからこんな仕打ちをしているんだ」「この先もこの状況は永遠なのか」など思う事があると思います。
しかしこれは全て妄想です
なぜならこの世に起こっていない事で自分の頭でグルグル回る事はあなたの頭の空想であり、外の世界とは比例していません。
そして妄想は非常に厄介で何度も何度も押し寄せてきます。
メンタルの構造を変えるという事は、妄想を妄想だと思う事からがスタートです。
「あっまた妄想してた」と自分の気づきが重要です。
そして妄想には一切反応しない。妄想に反応すると、怒り、悲しみ、苦しみ、不安など様々な自分を蝕む原因を作るからです。
無感情になった方がいいという事ではありません。自分を蝕む妄想を拒絶するという事です。
ではどうやって新たなマインドセットを行うか。
次回、解説したいと思います。


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