aki_Next…Life これからの生き方

年を取るってこんなに素敵なことなのだとはじめて知った。62年間生きてきて、自分は周囲の…

aki_Next…Life これからの生き方

年を取るってこんなに素敵なことなのだとはじめて知った。62年間生きてきて、自分は周囲のひとたちに生かされてここまで来たのだつくづく実感している。定年退職をして時間の使い方がガラッと変わり今思うことを書き留めておきたい。

最近の記事

夏を超えて赤城の森をはしる

 第8回赤城の森トレイルマラソンをはしってきた。今回で3回目の参加になる。トレイルの中でも地形が穏やかでクロスカントリーとトレイルランニングの丁度良いところが交互に交わり初心者でも安心して走れるコースだ。いつまでもトレラン初心者のわたしにとっては打って付けの大会。大会の雰囲気も良くて地元のこじんまりとした雰囲気もあるが、実は遠方から参戦のツワモノも多い。上級者にとっては練習の場として選ばれているようだ。  ロケーションも最高。大峰山はドイツを思わせる針葉樹が広がり(残念ながら

    • 年末年始は自分でつくる

      【年末年始の思い出】 お正月には早起きして、先ず家の神棚にお神酒を供え一年の家族の安全を願う。父親が先頭に立ち、祖母、母、私達3姉弟が後ろに続く。 庭のお稲荷さんとか、昔のご先祖様の石碑とかいろいろあって、そこにも何か供えていたのを覚えている。 それが終わると、いよいよ炬燵を囲んで待ちにまったおせち料理にありつけた。それは年末から手分けして作った昆布巻きや松前漬け、黒豆や甘露煮などで味見をしながら元日の食卓を想像するのが好きだった。とりわけ祖母の作る羊羹は絶品で、砂糖の効

      • 人生の夏休み

        今年の夏は特別に暑い。豪雨災害と酷暑で日本中が悲鳴を上げている。加えてコロナ感染も第七波で自由は奪われたまま。そんな異常事態をニュースの向こう側で聞きながらコーヒーなんか飲んでいる。私は今人生の夏休み・・・ 定年とは社会経済活動の一端を担うという役割からシステマチックに降ろされること。可否を論じる必要もないただの人生の通過点。誰もが惜しまれながら・・・という体できれいに形が整う間違いのない仕組みなのだ。受け止め方はそれぞれ、不安で焦る人もいれば楽しみに待つ人もいる。いずれに

        • 退職後のあれこれ 日々の生活

          6月に入った。今日関東でも梅雨入りした。寒い。 朝から雨が強く降っていて、それを窓からぬくぬくと眺めている。 ああ、今日は走れないな。 そう、もう通勤の憂鬱ないのだ。濡れものいい服装だとか大きめの傘がいいとか、通勤電車の遅れだとか、そういう一切を考えなくていい。 退職して2カ月が過ぎた。この何の生産性のない、期待されない、責任のない時間を満喫している。ゆっくり起きて、習慣的にテレビをつける。しばらくボーっとテレビの音が流れ少し覚醒してきたらコーヒーを淹れる。ゆっくりとパンを

        夏を超えて赤城の森をはしる

          山日記 憧れの尾瀬~木道に導かれ

          5月28日22時 新宿発。 夜行バスに乗って春の尾瀬ヶ原にハイキングにいってきた。 初めての尾瀬。手のひらサイズから伝わる自然をこの目で見たい。 尾瀬戸倉に翌3時30分着、乗り合いバスで鳩待峠へ移動し、薄手のダウンを着込む。朝食を摂り、高度順応したあと5時に出発。 【絶景の中を歩いた】 最近まで降っていた雪と前日の大雨で木道も水没、溶け始めた根雪に滑りながら慎重に進む。1時間ちょっとで尾瀬ヶ原の入口「山の鼻」へ到着、リュックを下して深呼吸をした。 大小の池が点在する湿地で春

          山日記 憧れの尾瀬~木道に導かれ

          泣けるほどに音楽

           仕事に着いて間もなくの頃、ひょんなきっかけで私は尺八奏者の藤原道山さんの事を知った。  朝の報道番組の中で街の中で何でも音にしてしまうおもしろい青年がいます、というような紹介のされ方だったと思う。何気なく飛び込んできた記憶の隅でくすぶっていた音、思い出すというよりは探り当てられたというか、忘れ物を目の前に差し出されたという衝撃を感じた。  私の父は尺八を趣味にしていた。生活の中にはいつもその音があった。練習熱心で傍らに尺八を離さない。古典の曲が多く、子供の私にはその良さは

          明日のために続けるもの 手放すもの

          保険  60歳になったとき、本当にこの世の中はうまく仕組まれているなと感じた。保険が満期を迎えたのだ。  30代から働いていたので子供たちもまだ小さく将来の病気や怪我などで所得が無くなってしまった時のために生命保険に入った。 健康に不安があったわけではないが、「安心のため」という漠然とした気持ちだったのだと思う。  もう1本は個人積み立て年金だった。毎月1万円、60歳満期というもの。入ったときは60歳が果てしなく遠かったので「満期には毎年いくらの年金になります」と説明されて

          明日のために続けるもの 手放すもの

          明日のために続けるもの 手放すもの

          すべてを整理するには早すぎる。でもこれからの人生は軽やかに過ごしたい。 人との付き合い方  まず一番大きいことは仕事関係での付き合いがなくなった。職場での人間関係は社会人にとって大きなストレスの要素になる。仕事が大変で辞めるひとよりも職場内での人間関係で辞めていく人の方がはるかに多い。そのくらいひとは生きていくうえで人間関係は大切なことだ。  今では趣味など仕事以外での時間を共有できるひとを除いて、職場関係のつながりがなくなった為とても身軽に感じている。  社会人としての

          明日のために続けるもの 手放すもの

          退職後のあれこれ~仕事のこと

          職業安定所へ行ってきた。 必要なもの:会社から送られてくる離職票ー1、2、マイナンバーカード、写真2枚、預金通帳(キャッシュカード) 本日(4月13日)が離職票提出日でここから7日間が待機期間(?)でこの待期期間満了すると基本手当の支給開始になるらしい。 そのほかいろいろ細かい説明があり、就職の意思を確認され釈然としないままで帰ってきた。 当然なのだが再就職の意思のないものに失業保険の給付はされない。なのでネットで検索してみると求人はさまざまにたくさんある。 あれも楽し

          退職後のあれこれ~仕事のこと

          ランニング🏃‍♀

          趣味で走っている。もう10年以上前から。 楽しいのでこれはまだ辞められない。 走ることで考えが整理でき、悩みやストレスがスッキリとひとまず片付く。時間が無くても続けられた一番の理由はこれ! 走っていると当然スピードにフォーカスした練習になるし、どんどん速くなっていく時期もあって楽しいのだけれでもいつまでも続くわけでもなく、そこからどうランと付き合って行くかが肝心。 山へ行ったり行きたかった場所まで長く走ってみたり、走れる脚さえあればこれからも楽しいことはいくらでもある。

          ヨガ

          スポーツクラブでヨガをやってみた。 やってみたというのは続くか分からないから。 仕事をしながら通っていたが週に一回ランニングのみ。時間が無いというのもあるが、あまり興味も無かった。自分にはあまり合わないと感じていた。 時間ができて何度か参加してみたらなかなか楽しくなってきた。 ゆったりとストレッチしながら気持ちよく動くのが好き。ヨガにはとてもハードなのもあって逆立ちしたり斜めに浮いたり?どうやってと信じられない。 広いガラス一面から見える緑の静けさが好きだ。

          退職後のあれこれ~お金のこと

          昨日全国健康保険協会から保険料支払いの用紙が届いた。 今まではすべて会社任せだったので気にしたこともなかったが 実は結構な金額を収めていたことを思い知った。 会社との折半もなくなり、これから収入のない中での支払いはお財布に痛い。多分申請時にじぶんで決めたのだけれど、半年分の支払いで占めて20万円。お年寄りが一生懸命に病院通いできる理由もわかる。 早速、今日は郵便局で収めてきたが、ATMで簡単に通帳から引き落とされ今月入金された個人年金は右から左へと消えていった。 でも春

          退職後のあれこれ~お金のこと