見出し画像

アート

みんな誰もがアーティスティックな一面がある。扉を開ける時小学生には理想の開け方がある。成人男性には鼻を親指で撫でる、みたいな変な癖をかっこいいと思っている癖がある。女性は言葉に重みがあるように表現してみたくなったりする。ただ、アートそれは物理的作用に必ずしも匹敵するわけではない。癖の中にアートを見出したり、誰のためにもならない。自分を成長させるためだけにある。アート。それが理想だ。嘘をついてはならない。それはアートの基本だ。嘘をついてはならない。こんな名もなきブロガーの叫びを誰が評価してくれるのだろうか。言葉の中にある僕の魂を誰か拾ってほしい。そう思った。ただ書き続ける。

巨大な生き物を見た。肌質はヌメヌメしてて、恐竜のような顔を持っていた。そしてものすごく大きい。だけど声をかけることはしなかった。どうせちょっとそこらの声の大きさで、その野獣が振り向くわけでもないし。例え大声で叫んで、野獣が振り向いたとしても、僕はどうせ食べられてしまう。だからそっと、その野獣に対して、フィギュアみたいに乗ってついて行こうとした。

アートという背に乗って。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?