サーキュラーエコノミーに関する事業創成プロジェクト~プロジェクト立ち上げの背景・想い~
こんにちは、NEXCHAINです。
NEXCHAINでは、様々な業種・業界の企業が集まり、企業単体では実現することが難しい社会課題の解決や異業種連携による新たなビジネス創出を目指して活動しています。
NEXCHAINでは今年度、「サーキュラーエコノミーに関する事業創成プロジェクト」を立ち上げ、持続可能な資源自律経済への移行促進エコシステム分科会の参画企業(株式会社日立製作所様、栗田工業株式会社様、株式会社サトー様、サトーホールディングス株式会社様)と共に、ビジネスユースケース創成に向けた活動を推進しています。
分科会の活動概要は以下を参照ください。
NEXCHAIN公式ホームページ
https://www.nexchain.or.jp/service/subcommittee/activities/004/#lnk01D
NEXCHAIN公式note
https://note.com/nexchainofficial/n/n2f76b86694a8
-そもそもNEXCHAINとして、なぜこの取り組みを始めたのか?
これまでNEXCHAINは、様々な業種・業界の企業が集まり議論する「場」を提供し、その場を活用したオープンイノベーションによる新たなビジネス創出を目指していました。しかし、0から何かを生み出すことはそう簡単ではありません。単に「場」が用意されていても、そこに集まる企業同士が自主的に繋がり、具体的なビジネス検討を推進するまでには至りません。
いきなり真っ白なキャンバスを渡され、「何でもいいので絵を描いてください」と言われても、困ってしまいますよね。
そこで、「場」の提供だけではなく、「多様な企業が集まるNEXCHAINの場を活かし、異業種企業同士の共創による事業創成を実現するためのプロセス」を作り上げることで、オープンイノベーションによるビジネス創出を活性化するための環境作りに取り組むべきだと考えました。
-どうすれば、異業種企業同士の共創を通じた事業創成に繋がるのか?
共通課題を持つ企業同士がなるべく早いタイミングから集い、上の図の「リサーチ/事業機会探索」~「事業性評価」(ピンク色の矢羽根部分)のプロセスを推進することで、顧客や市場ニーズに合致した実現可能性の高いビジネスアイデアを創出できると考えました。
これを実現するためのノウハウを形にするために、まずは持続可能な資源自律経済への移行促進エコシステム分科会の参画企業の皆様にご協力いただき、本分科会の共通テーマの「サーキュラーエコノミー」について、異業種共創によるビジネスアイデア創出を目指した活動を推進しています。
最初は、「ビジネスアイデアのタネ探索ワークショップ」を実施しました。
このワークショップでは、各社の事業やサーキュラーエコノミーに関する取り組みを紹介し合い、共通の価値観や問題意識を見つけ出すことを中心に取り組みました。上の図の青色部分が、本ワークショップで実施した内容です。
今回は、「サーキュラーエコノミーに関する事業創成プロジェクト」立ち上げの背景やNEXCHAINの想いについて、ご紹介しました。
次回、ビジネスアイデアのタネ探索ワークショップでの実施内容について、当日の様子も含めてご紹介します。
NEXCHAINの活動にご興味のある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
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