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海岸線鈍行列車【オリジナル歌詞】

海岸線列車が走ってく
僕らは身軽な格好で笑って揺られてる
大きくカーブを描いて
誰かが切なくなれば
それが今ぴったりのBGMになる

昔大人になるってなんだかわからなかったけど
最近はわかるけどなれないと思ったりする
だけどわかってんだ
これは週末限定の
打ち上げ花火だって

誰かが乾杯のポーズをすれば
なんとなく人生が楽しく思えて
列車はスピードを面白おかしくあげた気がした
君のペースでそれぞれのペースで
自分だけの導火線に火をつけろ

間違っていたりうまくできなかったり
それが今現在地
少しづつ進んでるよ何より君が必要だ
それぞれに用意された
名場面があってキラキラ輝いてみえんだ
もうすぐ夏が来るみたいだ

なああの頃より少し歳をとったかなあ
なんていって「まだ若造だよ」なんて言われて
どうしてだろう涙があったかいんだ
それはきっとその人もいつか
同じ台詞を言ったような気がしたから

同じように歳をとって
同じように僕らはさよならしていく
そうほんの一瞬何かの奇跡で
僕らは出逢えた
それが宝物

シティーライン帰り道はレイン
また会えるかなあなんて言いたくもないくらいに笑った
だけどわかってるんだ
また会いたくなるんだ
そんな今ぴったりのBGMがなってる

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