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新しい日【オリジナル歌詞】

空を見上げることが
多いのは少し行き詰まってるからかなあ
どこまでも続きそうなその青に
なにかを思ってみる

休日いつものバスストップには
風船を持った家族や恋人たちと
一人イヤホンの世界に夢を見る
何時かの僕みたいな少年

いろんな全部が愛おしくて 
時には残酷で
そんなふうにして日々は過ぎてく
きっとまた笑う日もくるだろう

バスは今停留所を離れ
スピードをあげて僕を揺らす
いろんなカーブで自然と涙が頬を伝う
なんだか光っててキレイで切なくて
僕は唇をぐっと噛む

何処へも行けないってもう知ってる
でも何処へだって行けると思ってる
僕はまた小さな世界をこしらえて
誰かを招待する日を待ちわびている

7日に1回僕は旅に出る
昨日までをカバンに詰めて
どんな話になったってかまいやしない
きっとそれが僕なんだから

心はただ宙に舞ってただよう
弱さや強さが引き止めようとしたって
次のページに僕らは想いを馳せるんだ
なんだか生きてるなあってただそれだけ
僕はまた空を知ろうとしてる

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