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二度の出産→復帰を経験をして得た気づき。女性のキャリアと働き方について

みなさん、こんにちは。

ニューステクノロジーが大切にする行動指針の1つ、「ゴキゲンにいこう。」になぞらえて、当社社員へインタビューする連載企画「GOKIGENなひとたち」。

今回は、二度の出産→復帰を経験し、現在子育てと仕事を両立しながらキャリアを築かれている小杉さんにインタビューをしました。

ぜひ最後までご一読ください。


ー これまでのキャリアを含め簡単な自己紹介をお願いします。

メディアマネジメント部の小杉と申します。出産・育休を経て現職に復帰し、現在ニューステクノロジーは6年目になります。

新卒で日系の大手航空会社に入社し、客室乗務員として働きました。接客が好きだったので、CAの仕事は自分には向いていると感じていました。数年続けた後、CAは不規則な生活が続くことから、結婚を前に辞める決意をしました。元々就職活動をしていた頃から興味のあったPRや広告に携わる仕事がしたいと考えていたことと、汎用性のあるスキルを身につけたいと思い、PR会社のベクトルに入社しました。

当時代表の三浦さんはベクトル 北京支社の立ち上げから帰国されて、ベクトルで自分の部署を持っており、私は三浦部でメディアプロモーターとして従事していました。第一子の誕生をきっかけに一度ベクトルを退職したのですが、2018年頃 三浦さんがニューステクノロジーを立ち上げたタイミングでお誘いいただき、ニューステクノロジーに正式にジョインすることになりました。

現在は、第二子の出産を経て、時短勤務と適宜リモートワークをしながら、育児と仕事を両立する形で働かせてもらっています。

ー 現在の仕事内容について教えていただけますか。

弊社事業の主軸となるタクシーサイネージメディア「GROWTH」やモビリティ車窓メディア「Canvas」、喫煙所サイネージメディア「BREAK」の3媒体を中心に、バックオフィス業務を担当しています。具体的には、広告代理店や広告主からの申込対応や入稿・配信作業、レポーティングなどが中心です。
 
どの媒体も最初はルールや仕組みが存在しませんでしたが、何もない状態から、入稿の管理方法をはじめ、顧客管理や請求管理まで、媒体をスムーズに運営できるように整備してきました。
 
媒体のローンチから時間が経ち、一定のフォーマットの中で管理ができるようになりましたが、「もっとよくできないか」という視点で、営業チームとの意見交換や各部にヒアリングをしたり、より効率良く媒体を運営する方法を常に考えています。システムや管理体制など、何か問題が起きる前に、課題や改善点を洗い出し、チームで連携し実行する。改善策が浮かんだら、早くて当日から、遅くとも次の週から動き出すのがニューステクノロジーなので、スピード感を持ってアクションを起こせる環境やチームの体制づくりができていると感じます。

ー 二度の出産から復帰を経験される中で、どのようなキャリア形成を考えていましたか。

一人目と二人目で考え方や行動が違いました。一人目の時は、キャリア優先で考えていたんです。当時を振り返ると、育児と仕事のバランスをあまり考えられていなかったと思います。育児休業後は自分の働きたいように働きましたし、「GROWTH」ローンチした後に会社がどんどん大きくなっていくのに立ち合えるのも楽しかったんです。子育てと仕事に常に追われているような時期もあり、肉体的に辛さを感じることもありましたね(笑)

自分ができることが増えてきたので、早い段階で時短勤務からフルタイムに変更しました。ニューステクノロジーは、自分のフェーズに応じて、柔軟に働き方を選ぶことができるので、とても有り難かったです。

二人目を出産し、育児休業を経て、現在は時短・適宜リモート勤務をさせていただいています。現在のキャリアの築き方に関しては、正直まだ悩んでいるんです。子供とも向き合いたいですし、40代に向けてのキャリアも考えていきたいという気持ちがあります。子育てと両立しながらでも、自分がスキルアップしていくにはどうしたらいいのかを日々考えています。自分のこれまでの経験や得意なことを加味した上で、何が自分にとってベストなのかは模索中です。

ー 子育てと仕事を両立する上で心がけていることや上手くこなすコツはありますか。

仕事で落ち込んだ時は、子供が癒してくれますし、子育てで嫌なことがあった時に仕事をすることで自分のメンタルケアになっていますね。限られた時間の中で、いかに効率的に仕事をこなしていくかを日々模索しています。例えば、PCスキルを上げるとか、一つの作業でも時短を心がけて仕事をするようにしています。

復帰して、現在の事業部にはリーダーがいるので、自分にとって良い状態で仕事ができていると思います。ニューステクノロジーは、事情によりリモートも適宜可能で、且つフルフレックスなので、仕事をしやすい環境だと思います。環境をどう活かすかは本人次第ですが、効率良く仕事をするために、会社の制度は積極的に使っていきたいです。

あとは、メンバーとコミュニケーションをとるために、週2回は出社するようにしています。出社日にはランチに行ったりして、それがいい息抜きになっていますね。フルリモートだと、社員の顔が見えず、社内の温度感や状況が分からなかったりもするので、メンバーと円滑に仕事をするためにも、出社日を設けることが私にとっては重要です。

ー ニューステクノロジーにも長く勤められていますが、復帰されて現在の会社に対する率直な印象を教えていただけますか。

いい意味で変わっていないのは「チャレンジを応援する、挑戦する人を否定しない」という社風だと思います。風通しが良く、新しいメンバーも結構増えているのですが、働いている人自体の雰囲気もあまり変わっていないと思います(笑)

個人的に思うのは、イレギュラーに強い人が集まっている気がしますね。変化を楽しめる人が多いのも社長のスタンスが大きく反映されているのだと思います。気づいたら新しい事業が増えていたり、変化は多いのですが、芯は創業から変わっていないですね。

ー ニューステクノロジーは20〜30代の女性が多く、出産をこれから経験するメンバーも増えてくると思いますが、経験した女性として、アドバイスがあれば教えてください。

キャリア的な視点で言うと、自分の強みを20代のうちに持っておくことが大事だと思います。自分の強みや経験を自覚すること、たまに立ち止まって自分を客観的に見つめ直す時間を持つと良いと思います。どのようなスキルがあり、自分がどのポジションまで経験していると、自分が有利なのかを把握するなど、自分自身の棚卸しをすることで、長くキャリアを築くことができると思うんです。

ー 今後の目標や挑戦したいことを教えてください。

私は人をサポートすることにやりがいや喜びを感じるので、サポートサイドから何ができるかを考えて、体現していくことです。例えば、バックオフィス業務ときくと、ルーティンワークを想像する方もいるかもしれませんが、私が所属している部署は「メディアマネジメント部」であり、文字通りメディアをマネジメントする部署です。メディアを取り巻くステークホルダーに対して、何かプラスアルファできることはないか、改善できることはないかを常に持ちながらマネジメントしていきたいと思っています。

あとは、次に育休や復職を経験する人たちに向けて、働きやすい環境を提供するために改善提案をするなど、組織・環境的な視点で会社に貢献ができればと思っています。

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