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ヤクルトの高津監督「絶対大丈夫」―就活生・新入生の心を支える言葉とルーティーンとは?
こんにちは。
今日の気になる記事は、4月13日付け、日経新聞スポーツ欄の
「今も生きる「ドンマイ」」です。
記事の冒頭は、プロ野球のヤクルト球団の高津監督の「絶対大丈夫」の
一言から始まります。
この言葉が生まれた背景とは、
プロ野球の世界が「一投一打、必ず白黒がつく勝負の現場は厳しい。くじけそうになる心を支える言葉が必要になる。」そうです。
これは、面接を控えた就活生や受注がかかったプレゼンを控える社会人も同じことがいえますね。
就活生の皆さんにとっては、採用試験本番で、面接の一問一答に
「ありったけの自分」を必死に伝えようとします。
よくある話ですが、「入社したい」という気持ちが強くなり過ぎると、
平常心で話せない人が結構います。
面接本番に送り出す時、私がよく話しかける言葉は
「しっかり準備できたよ!イケるイケる、大丈夫」です。
本番前、面接官に対して、最高の自分のイメージを描いてもらうことを意識しています。
また、新入社員にとっては、研修、e-ラーニングなどで、まさに覚えることが洪水のように押し寄せて、「このまま、やっていけるかなぁ…。」などと、きつい気持ちに覆わることもあるでしょう。
そんな時、先輩社員の皆さんは、どんな言葉をかけてあげますか?
大切なことは、結果はどうあれ、目標に向けて「挑み続ける」ことですかね。
さて、前述の私が「しっかり準備できたね!」と前置きしたのは、
就活生も、新入社員も、若手社員も、誰もが本番勝負は
「どれだけ準備できたかで決まる」との信条があるからです。
準備=ルーティーンが整えば、やり抜いた達成感から、心が落ち着きます。
努力すれば、必ず成功するとは、限りません。
ただし、間違いなく「成長」できたことが、「挑み続ける」心の拠り所となることでしょう。
面接の準備は、次のとおりシンプルに考えるとよいでしょう。
ステップ1.
面接のゴールを把握する。面接官は何を評価するのか?
総じていえば、
●「ウチ(当社)で皆とやっていける心がまえ・人間性があるか?」
●「好奇心を持ち、社会・業界・ウチ(当社)・職務について研究熱心で、成果を生み出せる思考・行動力があるか?」
です。
評価基準は、企業の社風、経営理念、事業計画によって、重視すべき観点・評価点が変わります。
企業の求める人物像をしっかり押さえて臨みましょう。
ステップ2.
よい評価を得るためには、就活生は、面接官にどのように伝えればよいか?
PREP法をおすすめします。
①point:結論を最初に言い切る
②Reason:結論を支える「理由・根拠」を添える
③Example:具体的に語る
(自分なりに考えたストーリー、ポイント、数字)
④Point:結び(成果、抱負)
よく、人事担当者が「自分の言葉で話せていない」などと、
指摘される時は、熱意をもって③の具体的に語ることが、
うまくできていないことが原因として考えられます。
いかがですか?
すでに、気づいた人も多いと思いますが、これ、就活生も社会人も同じですね。さあ、「積極思考」で、今日も着実に挑み続けて、準備していきましょう。
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それでは本日の新聞クリッピングをご覧ください。
1.逆風順風今も生きる「ドンマイ」
2023/4/13付 日本経済新聞 朝刊
<リード文>
セ・リーグを連覇しているヤクルト・高津臣吾監督の名ゼリフである
「絶対大丈夫」。
あまり大丈夫でなくても、監督に言い切られたら、勇気を持って戦えそうだ。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、
1次リーグの不振から抜け出した村上宗隆も、絶対大丈夫と自分を信じ続けていたのかもしれない。
一投一打、必ず白黒がつく勝負の現場は厳しい。
そこで、くじけそうになる心を支える言葉が必要になる。
<引用>
こんな魔法のかけ方もあったか、と意表を突かれたのがロッテの
黒木知宏投手コーチがマウンドで窮地に立った若手にかけた言葉。
オープン戦で3年目の新鋭、中森俊介が1死満塁とすると、マウンドに駆けつけ「初球、なんで行く?」。
四球、失策がからんだピンチで、動転しているときに配球の話をされても上の空では、と思ったが違った。
「直球で行きます」といって、打者に立ち向かった中森は連続三振でピンチ脱出。「初球、なんで行く?」は持ち前の速球で勝負するのみと腹をくくらせた。効き目満点の呪文によって得た自信が、開幕後のプロ初勝利へとつながっていく。
「ドンマイ」はだいぶ古びた言葉だが、失敗したときに前を向かせてくれる点で、まだまだ使いでがあるようだ。WBCなどの国際大会で各国の関係者らに聞くと、どこにもそれに近い意味の言葉がある。
「ノ・インポルタ」(no importa)はスペイン語で「たいしたことないよ」のニュアンスで、「ケンチャナヨ」は韓国版の大丈夫、といったところ。
どこの誰にとっても戦いはきつい。
だからどの国にも回復のための言葉がある。
それに甘えてばかりでは進歩がないけれど、人間、どこかで救いが必要になるということだ。
今季からロッテを率いる吉井理人監督は開幕前
「取り返せない失敗はないから、思い切っていこう」と選手らを鼓舞したそうだ。
たまたまではあろうけれども、3連敗でスタートしたチームは5連勝で巻き返した。取り返しがつかないミスはない、と信じて挑み続けるところに道は開けるようだ。
(篠山正幸)
2.グローバルウオッチ日本の規律性、教育に導入インドネシア
2023/4/12付 日本経済新聞 夕刊
<リード文>
![](https://assets.st-note.com/img/1681370501945-78bVhJ5o8P.png)
インドネシア職業専門学校のミトラ・インダストリMM2100の生徒は毎回授業前に日本の5つの価値をそらんじる(1月、ジャカルタ郊外)
インドネシアで日本特有の規律性の高さに注目が集まっている。
きっかけの一つは
2022年11~12月にカタールで開かれたサッカーのワールドカップ(W杯)で日本代表の善戦ぶりがインドネシアでも注目される一方、代表メンバーやファンの規律正しい振る舞いがSNS(交流サイト)で話題を呼んだことだった。教育の現場で「日本式」を取り入れる動きが出ている。
(ジャカルタ=地曳航也)
3.朝刊1面トップ 米半導体、ロシアに流入 侵攻後に1000億円規模
4分の3が中国経由 日経調査
2023/4/13付 日本経済新聞 朝刊
<リード文>
米国メーカーの半導体が米制裁を回避してロシアに流れている。
ロシアのウクライナ侵攻以降の輸入データを日本経済新聞が分析したところ、インテルなど米社名が記された半導体の高額取引が2300件以上あり、少なくとも7.4億ドル(約1000億円)分が流入していた。
輸出元の4分の3は香港を含む中国だった。
半導体の輸出規制(総合2面きょうのことば)はロシアの武器製造に歯止めをかける重要施策で、抜け穴をふさぐ追加の手立てが必要だ。
<引用>
![](https://assets.st-note.com/img/1681370577828-1GwtDwE4N5.png)
4.Deep InsightチャットGPT後の会社は
2023/4/13付 日本経済新聞 朝刊
![](https://assets.st-note.com/img/1681370644000-d7enY6aA5Z.png)
<リード文>
誤情報の拡散やサイバー攻撃への悪用、機密漏洩、プライバシー侵害……。米オープンAIの「Chat(チャット)GPT」が出現し、巧みに言葉を操るような高度な人工知能(AI)の広がりを懸念する声が高まっている。
「人間と張り合う知能は社会と人類へのリスク」と開発休止を求める書簡への賛同者は2万人を超す。
言語をコミュニケーションの基盤とする私たちにとって、
どれも見過ごせない問題だ。前のめりな利用を避け、
丁寧な対策が大事なのは言うまでもない。
一方で、その潜在力を考えれば使いこなすべきテクノロジーなのも確かだ。背を向けず、うまく活用する方法を編み出したい。
<引用>
チャットGPT実現の背景には、
2018年からの大規模言語モデル(LLM)の進歩がある。
文章の生成や要約、翻訳などを可能にするLLMはインターネット上にある大量のテキストデータで学習する。
SNS(交流サイト)やブログ、オンライン百科事典のウィキペディアなどだ。
人が積み上げたデータ資産があってこそのLLM。
そのLLMを仲立ちにして、人類が共有する「知の塊」を本格的に生かす時代に突入したといえる。(後略)
![](https://assets.st-note.com/img/1681370760948-8gft4ZSbea.png)
5.イオン営業益最高に迫る
前期売上高9兆円、総合スーパー黒字 物価高でPB8%増収 今期は人件費が圧迫
2023/4/13付 日本経済新聞 朝刊
<リード文>
![](https://assets.st-note.com/img/1681370810011-mzd8y5qcmY.png)
決算発表するイオンの吉田昭夫社長(12日、東京都千代田区)
イオンが12日発表した2023年2月期連結決算は売上高にあたる営業収益が
9兆1168億円となり過去最高を更新した。
インフレ下で消費者の節約志向が高まり割安なプライベートブランド(PB)の売上高が8%増えたことなどが要因だ。
構造改革の効果で総合スーパー(GMS)は3期ぶりに営業黒字に転換した。高止まりする光熱費などは業績の重荷で効率化が引き続き課題となる。
<引用>
「満点ではないが現場の改善活動を評価している」。
12日、都内で記者会見した吉田昭夫社長はGMSの構造改革の成果などを
念頭にこう話した。
営業収益は前期から適用の新しい収益認識基準を考慮しない場合、
前の期に比べて5%増えた。
9兆円はセブン&アイ・ホールディングスの11兆8113億円(23年2月期)に
次ぐ国内小売業2位の規模だ。
営業利益は前の期比20%増の2097億円で過去最高だった20年2月期
(2155億円)の水準に近づいた。
純利益は3倍強の213億円だった。
これまでショッピングモールなど不動産開発と総合金融など非小売部門が営業利益の6割強を稼いでいたが、
23年2月期は小売部門が49.7%と15.9ポイント改善しほぼ半々になった。
不動産開発やドラッグストアなど8事業中6事業が営業増益もしくは黒字となった。(後略)
![](https://assets.st-note.com/img/1681370885713-aL2d5KDMpv.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1681370914668-CNcr1ngZTY.png)
(浅山亮、大道鏡花)
ご精読、どうもありがとうございます。
毎日コツコツ進めていきましょう!
就活モチスキゼミコーチ 山内康義
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