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何を書いていくか


なかなかほかの媒体上や誰かの土俵の上では書くことのない話題についてまとめておくためにnoteを新たに始めました。
何を書いていくか。おそらく走り出せば実に雑多でまとまりのない投稿の集合になると思いますが、最初くらいは襟を正して仕事上の自己紹介などを書かせていただきます。




仕事について


スモールブランド、中小企業のブランド戦略を補佐する裏方稼業を主な仕事としています。

セレクトショップの運営などを行うアパレル企業に新卒入社してグラフィックデザインを中心としたクリエイティブ制作や販促企画などに従事。その後、カー用品販売店を展開する大手企業の新規事業立ち上げに携わり、ブランドディレクターとして戦略策定から各種実務まで幅広く参画しました。

現在は独立して、冒頭で述べたとおり中小規模の企業・ブランドのサポートをメインに働いています。
ブランド戦略の補佐、と書きましたがその範囲は広く、戦略設計や相談役のようなところからデザイン、PR、販促にまつわる実務、店舗作りやイベントの店頭スタッフまで、必要な裏方業務を状況に応じてワンストップで提供して伴走支援するスタイルです。
先述の2つの職場がいずれも職域が綺麗に整頓された場ではなく、自ら液体のように組織の穴を埋めに動く必要がある環境だったことから現在の横断的なスタイルが形作られていきました。

中小規模の企業では限りある予算のなかで分業化された大人数のチームや代理店、コンサルティングファームを起用してブランディングを進めるのはハードルがどうしても高くなります。また、人員体制にゆとりがなかったり組織図が曖昧であったりすることも多く、戦略策定の専門家を起用したとしても付帯して生じる実務を担う力が不足してうまく作戦が機能しない場合もあります。
その代わりに参謀と雑兵を兼ねるような”手足も使える外部CBO”的人間をひとり近くに置くことができれば、中小企業でも最低限の手配で現実的かつ最適な解決策をとることができるかもしれません。
そんな、スモールビジネスにとってのブランド戦略実務の最小単位という選択肢になれたらと考えています。

そうした仕事のやり方の特性と言えると思いますが、外部の人間でありながら事業側にかなり足と心を突っ込み、内部の方々を超えるほどに提供価値への共感や体現を深めることを大事にしています。深く入り込まなければ、流動的に組織の欠けを埋めて補完していくことはできません。もちろん、案件ごとに新たな未知のことにぶち当たり勉強から始めなければいけないことも多々あります。
だからこそ、「これは世の中から適切な認知のされ方をするべきだ」と心から思える事業のお手伝いをしたいと思っています(じゃなきゃそんなに深く体を沈められない)。
ゆえにいくつもの案件の同時並行がしにくいスタイルにはなりますが、このnoteを始めることでまた新たな分野、事業との邂逅があればそれは素晴らしいことです。




ここで何を書くか


すでに仕事のことを長々と書いてしまいましたが(もっと要約するつもりでした)、ここでは過去の仕事の事例や学んだこと、今後役に立ちそうなことや誰かに伝えてみたいことをまとめて投稿していくと思います。それできっと5割くらい。
残りはおそらく有象無象の趣味、無駄知識、出来事報告です。
好きなものについて語る方が楽しくなってしまいそうなので、仕事関連のポストを凌駕しすぎないと良いのですが。
ちなみにファッションメディアHOUYHNHNM内でもブログを書かせていただいていますが、そちらでは後者の内容がほとんどです。あんな内容ばっかり何年も書いてて大丈夫かという。

もし読んでくださる方がおられるのであれば、どうぞお手柔らかにお願いいたします。


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