The Undead Alien

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The Caleb Magazine(ザ・ケイレブ・マガジン)というコミュニティをやっています。

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    "わたしたち"のストーリーを共有するコミュニティ。 Instagramは、@the_calebmagazine。 English version▷https://medium.com/@10funk31

最近の記事

ザ・ストーリー・オブ・大阪

街が好き。 そして今までの人生の多くの時間をどこかの街で過ごしてきたので、わたしのストーリーはいつも街と一緒にある、とも言える。それくらい「わたし」(そして「わたしたち」)と「街」というのは密接に繋がっている気がする。 このシリーズでは、わたしと街のストーリーを共有していきたい。 今回は、大阪の街について。 *** 大阪ってなんなんだろなあ、と思う。 わたしにとっては生まれてから18歳まで住んでた街で、両親は今も大阪に住んでる。でも、大阪にアイデンティティみたいなもの

    • ザ・ストーリー・オブ・西荻窪

      街が好き。 そして今までの人生の多くの時間をどこかの街で過ごしてきたので、わたしのストーリーはいつも街と一緒にある、とも言える。それくらい「わたし」(そして「わたしたち」)と「街」というのは密接に繋がっている気がする。 このシリーズでは、わたしと街のストーリーを共有していきたい。 今回は、私が昔10か月だけ住んでいた東京・西荻窪の街について。 *** 吉祥寺の一駅となりに、西荻窪という駅がある。 大きい街ではなく、吉祥寺にあるような商業施設もない。飲み屋街があることでち

      • ザ・ストーリー・オブ・吉祥寺

        街が好き。 そして今までの人生の多くの時間をどこかの街で過ごしてきたので、わたしのストーリーはいつも街と一緒にある、とも言える。それくらい「わたし」(そして「わたしたち」)と「街」というのは密接に繋がっている気がする。 このシリーズでは、わたしと街のストーリーを共有していきたい。 今回は、私が長年通っている東京・吉祥寺の街について。 *** 社会人になってはじめて(そして東京に来て初めて)働いた街が吉祥寺だった。新宿とか渋谷は、なんとなくごちゃごちゃ感じて、ブラブラして

        • ブルースミュージシャンの「これまで」と「これから」 vol.3

          ━今後についてはどういう風に考えていますか? 東京に根付けたらいいなって。まあずっとやってたら根付くんやろうけど。 前に、沖縄にもう1回住もうと思ったタイミングがあってタコス屋をやるってなってたんだけど、開店初日がコロナ爆発した日で笑。その時は今までで一番くらいに落ち込んでた。で、その時におれは本当はなにがしたかったっけなって思って。何してるときが一番幸せかなって。それはやっぱりセッションとか音楽やってるときやから。それやったら、それができるところに行こうって。今まで、東京

        ザ・ストーリー・オブ・大阪

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          13本

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          ブルースミュージシャンの「これまで」と「これから」 vol.2

          ━じゃあ20代はずっとカバーしてて、30歳くらいになってからからオリジナル、みたいな流れですね。 うん。おれ、それすごいよかったなと思う。このときの流れはいまの自分のスタンスに繋がってると思う。 ━どういう意味ですか? 早弾きとかで指も慣れて、あと耳コピもしてたから。黒人のブルースのカバーをしてた時に、リズムとかすごく大切だなーと思って。「これをマネよう」みたいな。そういうなのを考えてる時期が長かった。リズムが好きで、カバーをずっとやってた時期が長くてよかったと思う。や

          ブルースミュージシャンの「これまで」と「これから」 vol.2

          ブルースミュージシャンの「これまで」と「これから」 vol.1

          ブルースミュージシャンのめくりのヒロ。岡山で生まれ、沖縄に渡り、現在は東京を拠点に活動する彼に、音楽との「歴史」を聞いた。 ━音楽を始めたのはいつごろですか? 15歳の時、中3やったかな。そのあと、高1の時のバンドを始めた。中学の時の10人くらいのグループで集まってて、そこでバンド組むか、ってなって。自分がギターで。パンクバンドやった。 ━それ以前からよく音楽は聴いていましたか? 中学くらいから聞いてた。その時代はだいたいBOØWY。で、中学の後半くらいにギターをやり

          ブルースミュージシャンの「これまで」と「これから」 vol.1

          ユンさんのストーリー③(日本、韓国、沖縄)

          ━個人的に、仕事しててもやっぱり日本は「うち」と「そと」みたいなのも強いなと感じる。それが悪いことなのか、わからないけど。 まあしょうがないんじゃない。カナダとかアメリカとかは、いろんな人種がチャンプルー(ミックス)して生きてるけど、日本とか韓国は、ほとんどが同じ民族だし。だから、そういうところでは時間がかかると思う。どうしても。 ━日本も韓国も、これから民族の多様性は進むんじゃない。 うん、まあでも私たちがおばあになった頃じゃない。けっこう時間かかるんじゃないかな。ど

          ユンさんのストーリー③(日本、韓国、沖縄)

          ユンさんのストーリー②(日本、韓国、沖縄)

          ━話題は変わるけど、ユンさんは北朝鮮に対しては、どういう気持ちがあるの? 北朝鮮は同じ国の人だよ。戦争のせいでこんなに別れちゃったけど。家族で離れ離れの人、普通にいまだにいるからね。元々は同じ国だから、一緒になれたらと思っている。 ━「一緒になれたら」っていうのは、韓国では結構多くの人が思っていること? どうかな、人それぞれなんじゃないかな。あっちの方が明らかに貧しいからもし統一になったら、こっちがいろいろ援助をしてあげないとっていうのを恐れる人もいる。けど、もともと同

          ユンさんのストーリー②(日本、韓国、沖縄)

          ユンさんのストーリー①(日本、韓国、沖縄)

          今回話を聞いたのは、わたしの古い友人の1人のユンさん(星野源が好き)だ。 彼女は韓国出身で、わたしがはじめて彼女に会ったのは、わたしが沖縄の大学に通っているときだった。当時、お互い暇だったので一緒にたくさんお酒飲んだり(ユンさんはお酒が強い)、しゃべったりしていた(那覇の特に桜坂界隈には素敵なお店がたくさんある)。わたしが沖縄を離れた今でも、たまに連絡をとっている。 ユンさんは今も沖縄に住んでいて、昨年沖縄の宮古島出身の男性と結婚した。今度子どもが生まれる。 韓国で生まれ育

          ユンさんのストーリー①(日本、韓国、沖縄)

          Emillynのストーリー(未来はどうなる!?)④

          ━色んなことを話してきたけど、最後は未来への希望の話で終わりたい。最近の日本は、たとえば入管法の酷さとかもあるけど、どう思う?どうしたらよくなる? うーん、やっぱりなにに対しても考えが古い。おじさん方が、僕らの時代はこうだったからそのまま続けよう、みたいな。新しいことを受け入れない感がすごくあるなと思って。自分たちはその方法しか知らなくて。私からしたら、(彼らは)新しい方向になったら自分たちがああだこうだ言えないし、怖いから保ってるっていう感覚がすごくする。 昔やってたこと

          Emillynのストーリー(未来はどうなる!?)④

          Emillynのストーリー(ブラジルと日本、社会の形)③

          ━日本だとなんとなく外国人に慣れてない感じってあるでしょう。そこらへんはブラジルはどんな感じ? ブラジルは周りに他の国もあるし、誰とでも仲良くしたいって感じの人が多いから。私もあっちに行くと、(ポルトガル語がペラペラではないから)言葉に詰まったりするんだけど、すごい頑張って汲み取ろうとしてくれる。逆に日本語教えて!みたいな、こっちにも興味を示してくれる。なんかこう、やさしいんだけど、素直。わからないことがあれば、ここはどうなの?みたいな。わかんなくてもとりあえず話してみて?

          Emillynのストーリー(ブラジルと日本、社会の形)③

          Emillynのストーリー(ブラジルってどんな感じの国?)②

          日系ブラジル人を母に持つ友人、Emillynにブラジルが実際どういう国なのかを聞いた。 ※前回の記事はこちらから。 https://note.com/never_surrender/n/n5d968c3c05e9 ━ブラジルってどんな感じの国?ほとんど日本人は、陽気の人が多そうなイメージをもってる気がするけど。 そう、陽気な人が多い。あと、なんだろ、人情深い人たちが多い。(ブラジルは)貧困差がある発展途上国だから、人を助けたいとか、人を喜ばせたいとか、やるんだったらみん

          Emillynのストーリー(ブラジルってどんな感じの国?)②

          Emillynのストーリー(日系ブラジル人を母に持つ友人のファミリーヒストリー)①

          1908年以降、多くの日本人が仕事を求めてブラジルに移住した。現在ブラジルは世界最大の日系人の居住地であり、200万人以上の日系人が暮らす(アメリカは約140万人)。 今では、日本人移民が持ち込んだ日本文化がブラジルに深く根付いている。首都サンパウロには日本食屋が立ち並び、スーパーマーケットでは日本の調味料などを購入することも難しくない。柔道や空手等の日本のスポーツも広く親しまれている。 また1980年代半ば以降は、ブラジルから日本に渡った(戻った)日系ブラジル人1世2世も増

          Emillynのストーリー(日系ブラジル人を母に持つ友人のファミリーヒストリー)①

          入管法改悪とボバ・フェット

          最近ディズニー+で、『The Book of Boba Fett』を見直した。 『The Mandalorian』シリーズに比べるとその世間的な評価は劣るかもしれないが、とっても良い作品だ。 特に2話のタスケン・レイダーとボバの交流には、とても胸にくるものがある。ああ、アナキンに「獣」と言われていた彼らにも、歴史があり、文化があったんだ。 そして、彼らと関係を築くことができるのだと気付かされる。 ここ数日、私は入管法改悪関連のニュース・動きを追っている。 今日は、国会議事堂

          入管法改悪とボバ・フェット

          近況

          最近は、本業や難民支援協会のボランティア等で時間があまり取れず、自分の活動を進められなかった。とは言え、時間はつくるものなのでただ自分が忙しさにかまけていただけだ。反省。 活動は進められていないが、本や記事を読んだりはしている。 上の記事からは、現在のアメリカのLAやNY等の都市部の人種構成を改めて知ることができる。 記事の中では、日本の人種構成にも触れられており、日本がいかにいわゆる「日本人」だけで構成された(と思われている)社会かが伺える。 現状、私は、自分の活動を

          SF映画が好き

          昔からSF映画をたくさん見てきた。 いつ頃から見始めたかは覚えていない。自分がSF映画を見ている一番古記憶は、小学生の時に風邪で学校を休んだ午前中、テレビで『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』を見ていた記憶だ。 私が、SF映画を見ていたのは、おそらく父の影響だと思う。 映画、特にSF映画好きの父はいつも家でSF映画をみていて、新作が公開されると、映画館に見に行った。確か『スター・ウォーズ シスの復讐』は一緒にシネコンに見に行って、お土産に下敷きを買ってもらった。 そんな父のもと

          SF映画が好き