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近況

最近は、本業や難民支援協会のボランティア等で時間があまり取れず、自分の活動を進められなかった。とは言え、時間はつくるものなのでただ自分が忙しさにかまけていただけだ。反省。

活動は進められていないが、本や記事を読んだりはしている。

上の記事からは、現在のアメリカのLAやNY等の都市部の人種構成を改めて知ることができる。
記事の中では、日本の人種構成にも触れられており、日本がいかにいわゆる「日本人」だけで構成された(と思われている)社会かが伺える。

現状、私は、自分の活動をまだはっきりと言語化できていない状況だ。しかし、そのゴールは、日本においてより多くの人が多様な種類の人(それは人種だけではない)の存在を認知し、同じ日本という社会を構成する仲間なのだと感じることができるようになることだ。そしてそこには私自身も含まれる。

他者を理解しよう、と言っているのではない。他者を理解することは難しい。だが、少なくとも何かの関係は築くことができるかもしれないし、そうでなくとも「そういう人もいる」くらいの感覚は持てるようになりたい。

そのために、私は雑誌をつくりたいと思っている。その内容は、日本に暮らすいろんな人の人生や好きなこと、趣味、辛いこと。すでにそう言ったものは書籍としてたくさん刊行されているが(例えば金井真紀『日本に住んでる世界のひと』大和書房)、個人の生活は形にしないと見ることはできないので、私の活動には意味があるはずだと思っている(この観点は岸正彦さんの書籍なんかが参考になる)。

先日、韓国人の古い友人に話を聞いた。韓国と日本の違い、日本で受けた差別についてなど、今まであまり話したことがなかったことを改めて話した。
うまくいけば文章にできるかなと思っていたが、「誰かに話を聞く」ことは思っていたより難しく、結局友人から聞いた話を形にすることはできなかった。

少しずつ、勉強しながらやっていきたい。
意味があると信じて。

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