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私の夏休み(その1 工場萌え)


私は子供の頃から工場街や倉庫街を見ると
なにやらワクワクしてしまうのです。

理由はあるのですが、説明すると長いので
今回は割愛させていただきます~(笑)

首都高速から眺める扇島辺りの景色や
横羽線の川崎・鶴見辺りの景色がもう
大好きで大好きで、いわゆる

「工場萌え」


息子が生まれる前後から
「工場萌え」なる言葉が流行だし、
工場の夜景ツアーが始まりました。

真っ先に行きたいと思いましたが、
子供ができたので断念!

子供が小さい頃はツアー参加など
考えられず、そろそろどうかな?
と、考え始めたら海外転勤。

帰国後、小学校ですったもんだあり、
そうこうしているうちに、
中学受験に突入!

受験が終わって、
中学校生活にも慣れた頃、
今年こそはと燃えていたら、
感染症が流行りだし断念。

15年も待ちました~!(^^;)

そして今夏、ようやく念願の
工場萌えツアーに参加してきました!


夕方5時、東京某所に集合

東京タワー近辺を巡った後、
目的地へ出発!

東京は至る所で再開発が進んでいて、建築ラッシュでした。


高速に乗ると渋滞が始まっていました。

高速道路で川崎へ向かいます。


川崎の工場街に着く頃には、
辺りはすっかり暗くなり
夜景の美しさにうっとり・・・

こちらはホワイトキャッスルとも言われている昭和電工のプラント


高速を下りると、いよいよ工場街へ入っていきます。

日本鋼管(現JFE)の名前が付けられた通りを抜けていきます。


いよいよ工場街へ潜入!
びっくりする様な細い道もグイグイ進みます。

工場街の中から


煙突から様々な有害な物質がそのまま空気中に
放出されることを防ぐため、わざと燃やして
無害な物質にしてしているそうです。

なので、煙突から燃え上がる炎は、
放出される物質により、その時々で
様々な色に変化するそうです。


私が見学したときは、どの煙突からもオレンジ色の
炎が上がっていました。

迫力の煙突


さらに進むと、工場好きや鉄道ファンが
集まる場所に到着。

貨物列車が通る線路脇に来ました。

ツアー客以外にも10人程が撮影に訪れていました。
日本触媒のプラントと線路の組み合わせがカッコイイ!


工場街を後にすると、再び高速道路に乗り、
解散地点の川崎へ向かいます。

やっぱり美しい!!!


解散地点に着く頃には、
前半の渋滞の影響もあり
予定時間を大幅に超過した
夜9時半を回っていました。


ツアー中、ガイドさんから
今日の日本の工場に関する
最新情報を伺うこともでき、
大変勉強になりました。


大小の違う会社の工場が連携しながら
ひとつのプラントのような機能を果たす
巨大な街が出来上がっているのは
世界広しと言えど日本だけだそうです。

また、工場街は多くの重要なパイプが
外に剥き出しで配管されています。
これも外国ではあり得ないこと。
破壊される可能性が大きいからだそうです。

この話しを伺った時に、
ああ、日本ってすごいなぁ、
素晴らしいなぁと感じました。

パイプの件も、平和ボケとは
考えたくありません!
それが許される安全な環境を
先人達が築いてきてくれたのです。
これからも日本人が守るべきものです。

工場を見学していると、
お互いに協力して何かを成し遂げる力は
日本は世界一なのではないかと思いました。

その精神が良い方へ向かうこともあれば、
反対に良からぬ方へ向かうこともありますが、
とても日本らしい考え方だと思うのです。

また、多くの工場ではSDGsを意識した
環境問題にも積極的に取り組んでいます。
これだけ多くの工場がありながら、
日本の空が美しいのは、多くの工場が長年
公害対策に取り組んできた結果だと考えられます。


想像以上に進化を遂げている日本の工場に
今また、あらためて萌え~!です。(^^)/



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