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たんぽぽの綿の視点で

虫の目、鳥の目、魚の目、の3つの目で物事を見ることの大事さは、よく聞く話だと思います。
しかし最近、たんぽぽの綿から物事を見るのも時には、大事なのではと思うのです。
たんぽぽの綿は、風の強さによって、どの方向に、またどの高さを飛ぶのか分かりません。私達が日頃歩いていても、たんぽぽの綿が舞っていることに、気付かないこともあると思います。

3つの目で見ることで、心が落ち着き、解決出来れば問題はないと思うのですが、時として、
抱えている心配事は一体いつまで続くのだろうと、先の見通しが全く予想がつかないときもあると思います。

考えても仕方のないこと、自分の意思ではどうにもならないと思ったときに、思い出してほしいのが、たんぽぽの綿から見ることです。

虫・鳥・魚のように、たんぽぽの綿は自分の意思で動くことは出来ません。風によって動きが変わるからです。
しかし、綿が落ちた場所で、やがて花が咲きます。どこの場所に落ちるか分かりませんが、辿り着いた場所で、花を咲かせることができ、太くて強い根を下へ下へとおろします。  

この先この悩みはどうなるのだろうと、不安になることもあるかもしれませんが、風の流れ(周りの流れ)に抵抗することなく、ただ身を委ねると、必ず着く場所があり、花を咲かせる事ができる。
そう考えると、少し気持ちが楽になりませんか?


生きていくと、不安や心配事はかならずついてきます。
その場でジタバタするのではなく、悩みをたんぽぽの綿と思い、ふわふわと風によって流れる姿を想像し、一人でも多くの人の心が解放されますように!




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