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その傷が霞んで見えなくなるほどに、あなたの光は美しい。

ここで文章や表現を通して皆さんの姿を拝見していると、

お一人お一人それぞれが そのかた独自の体験を重ねられながら、

誰とも違う唯一無二の人生を歩まれているのだなということを本当に感じます。


よいことばかりではなく、誰にも言えない葛藤や涙や痛み、現状へのフラストレーション、過去の体験、いろんな要素でわたしたちは構成されています。

それによってご自分を責めてしまったり、心地よく生きるということを半ばあきらめてしまったり、

(生きることを含め)背負っているもの全てを投げ出してしまいたくなる瞬間もあるかとおもいます。


奪われた、汚された、踏みにじられた、という思いを生じるようなご経験には特に、この与えられた命というものの神秘的な創造性を忘れさせてしまうほど、破壊的なパワーがあるかと思います。


それでも、表現活動を通してみなさんと心の交流をさせていただいていると、

みなさんの命の輝きに圧倒されずにはいられないのです。


過去に負ってしまった傷であったりコンプレックスであったり、そういったものって、ご自分にとってはすごく大きなものに感じられると思います。

変えられないもの、取り返しのつかないものに思いを馳せ、絶望的な気持ちになることもあるのだと思います。


でも、本当は、その傷やコンプレックスさえも霞んで見えなくなってしまうくらいに、あなたの命は燦々と輝いていて美しい。

あなたの中に燻り続けるかなしみや苛立ちを遥かに凌駕するほどに、あなたの命は圧倒的に光り輝いています。


わたしにはそのように見えるのですよね。



考えることをやめ、心の目をご自分の身体に向け、心の耳を 呼吸や心臓の鼓動に傾けるとき、

そのことを感じることが出来るのだとおもいます。

あまりに美しい命の光と一体となれるのだとおもいます。


最高の瞬間は過去にあるのではなく、

いつか未来に到達するものでもなく、

今この瞬間にだけ、この命は最高に美しく燃えることができるのです。


わたしたちが今、同じ時を生きて、命を輝かせながら一緒に宇宙を旅することができていることを、わたしはとても幸せに思います。


今日は、ここ最近色んなかたの表現を拝見したり、前回の記事で書きましたようにnoteのお友達と実際に会ってお話しをしたりしたことの感想というか印象をざっくりと書いてみました。

今日のこの文章は、ここでわたしを見つけて出会ってくれたみなさんへの気持ちです。


そして余談ですが。

今わたしは、名前の後ろに 〝性と向き合う月間〟という文字をくっつけていますが、

まさに性と向き合うということが、この燃えるような圧倒的な命のきらめきを思い出すことに繋がるのではないかな(それも最短距離で)、などと今日のページを書きながら思いました。


それでは今日も素敵な一日を。

ご清聴どうもありがとうございました。



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