企業理念って本当に大事なの?

ご挨拶

noteをご覧いただきありがとうございます。
合同会社CRECERA 代表社員の根本です。
今回は企業理念について記事を作成しました。

企業理念とは?

”企業が重要視する価値観や考え方を明文化したもの”になります。

弊社でいえば下記になります。

  1. ミッション・・企業成長につながる採用の実現

  2. ビジョン・・・"crecer" × "career" 企業とそこで働く人たちの成長を支援

  3. バリュー・・・自分の仕事に誇りを持つ

ミッション、ビジョンでは採用や人材定着による企業成長を支援すること、バリューでは自分たちのサービスは日本一であると胸を張って言えるように日々努力を怠らない事を大事にしています。

企業理念を軽視した失敗例

私が過去コンサルタントで対応したクライアント様の社員で下記のような方がいました。
注:企業、個人が特定出来ないように理念の内容などは記載しません

Aくん
希望
・上場企業の経理に転職したかった
・転職するうえで年収は下げたくなかった(年収600万円)

本人の経験
・経理経験は中小企業の1人経理で2年ほど
・経理と同時に労務、総務、法務、経営企画まで担当
・会計/労務クラウドシステムの導入経験あり

本人の経験だと経理の経験年数が少なく年収維持が難しかったが、
唯一満たせたのが当時のクライアント様でした。

入社1週間ほどで食事に行った際、下記のようなことを言っていました。
【年収維持出来たから入社しましたが、この会社の理念とか興味ないんですよね】

入社1ヵ月後、Aくんは通勤途中の駅のトイレで吐いていました。
理由は会社の雰囲気と合わなかったから・・・
”求められるスキルの高さ”と言うのも一つ理由としてありましたが、
その時に言っていたのが、
【自分自身向上心は高いと思っているが、この会社に思い入れがないので求められてる事に応えようと思えません】

そのあと、すぐに転職活動を始めて年収を100万円程下げて中小企業へ転職をしました。

企業理念は働くうえで重要な情報

上記記載の失敗例では、Aくんが軽視したことが問題のように感じますが、企業側も面接で判断出来ていなかったこともよくなかったと思います。

失敗例にならないように業務内容、待遇に並び企業理念はとても大事です。

しかしお互いこの会社(求職者)が本当にマッチしているのか?という判断はとても難しいです。
企業からの直接的な質問では求職者は取り繕うことが出来てしまうため、何気ない会話から本当に大事にしている想いなどを確認する必要があります。

上記を実現するために国家資格のキャリアコンサルタントなど、キャリアや理念を生業としている専門家に依頼をして面接を実施するのも一つの選択肢だと思います。
※弊社の谷川もキャリアコンサルタントです。

まとめ

企業理念はどんな会社にも存在します。
企業理念は代表者が”こんな会社にしたい”と思って掲げるものだからです。

現状、企業も求職者も転職で会社規模、業種、職種、待遇などを重視していますが、従業員の定着や企業成長を考えるのであれば企業理念を重視しなければならないと思っております。

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