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東の果ての宝箱

NHKスペシャル「疫病退散 千三百年の祈り〜お水取り・東大寺修二会〜」を見ました。

大きなたいまつに圧倒されました。あんな大きな炎がいくつも・・。すごかったです!
五体投地って、チベット仏教のイメージが強いんですが、日本でも行われているんですね。知らなかったです。痛そうで、見ているのがつらかったです。

この修二会、奈良時代に始まり、今回取材・放送されたのは1270回目のものだそうです。
1270回、一度も途切れたことがないと聞いて、感動せずにはいられませんでした。戦時中も続けてくれていた人たちがいたんですね。

番組によると、修二会のルーツは中国(唐の時代)にあるそうです。中国の甘粛省、シルクロードのオアシスにある遺跡が、番組に登場しました。

現在の中国や中央アジアには、修二会のような儀式は残っていなそうです。遣唐使を派遣し、唐から色々なものを学び持ち帰った日本にだけ、今でも残る儀式なのだとか。

大陸の激動から離れた日本で、ずっとずっと守られてきたものがあるのだと思うと、何というか、胸いっぱいです。

日本は、東の果ての宝箱なのかもしれないですね。


今日は以上です。
お読みくださり、ありがとうございました。