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「お店の味は、なにが違う?」が解決!今日から実践できる料理、盛り付けのコツ、ポイントまとめ。

このテキストでは、やってみたいけど私は料理が下手、苦手だと感じている人や、料理好きだけど、マンネリしてしまった方などに向けた、知るか知らないかで料理のレベルが、実感できるレベルであがる内容をお伝えします。私は22歳で飲食店開業を目標にして、23歳から33歳までの10年間、魚が捌けなきゃいけない、お肉を捌かなきゃいけない、料理全体の基本や、美味しいレシピを集めなきゃいけない、など、自分が厨房にひとりで立てるようになる為に、必要な経験をブラッシュアップして積み重ねてきました。
 そして33歳で横浜にワインをメインとしたレストランを開業し、シェフとしてワイン屋さんの懇親会や、舌のこえたお客様などをお迎えする機会もあり、試行錯誤して、経験からでたオリジナリティのある料理を提供し、料理への信頼をいただけるとこまで来ました。
 そこで、料理のほとんどは知るか知らないかで大きく変わるものだなと実感しました。勿論、大前提に舌が良くないといけない、経験を積まないと上達しない、などの部分はありますが、知るか知らないかだけで知ってしまえばすぐ変わる!という部分も意外と多いので、そこを皆さんにお伝えできればなとおもいます。一見それだけの事?と思うかもしれませんが、実際にやっていくと、「本当だ!」全然違う!などとわかっていただけるかと思います。 
 是非、この知識で、大切な人やお友達に食べてもらって、普段の晩ご飯や、ホームパーティー、お弁当などで楽しんでみてください。では、早速。

料理が下手な人の共通点

☆味を足せば美味しくなると思っている

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 確かに0で美味しいのは食材自体が美味しくなければいけませんが、料理には足し算の料理、引き算の料理という考え方があります。私は洋食を経験してきましたが、イタリアンは基本的に引き算の料理、つまり食材をいかす。フレンチは足し算の料理、つまり食材にマジックかの様に変化させる。というように料理への考え方が異なります。シンプルイズザベスト!手間暇かけてこそ料理!とでもいいかえられますが、つまりは食材によって、鮮度によって足していくか?あえてシンプルに決めるのか?と変えていけるという事です。
 なので、あれも入れて、これも入れて、いつか美味しくなるだろう!的な考えだと、折角の美味しいタイミングを逃してしまいます。もし、足していく癖がある方は(結果おいしいならOKです。)ぜひ、引き算の料理を意識してみてください。具体例を出すと、今日は旬のお魚を買ってきたよ!なんて時は、あえてシンプルに塩焼き、そして、それだけではつまらないので、アクセントとしてソースや、付け合わせを添える。
と言ったところでしょうか?

☆味見をしない

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 これは意外と「あっ!私しないかも!」と感じる人も多いかもしれません(笑)そうなんです、意外と味見しない人をみかけます。正直に言わせていただきます。「なぜ?」と、、、
 私の場合味見をする理由は2つ、まず自分の料理なんて信じてない!そんなに思い通りいくわけないが前提、そして自分のイメージ通りになるべくしたい!という事が1つ、、そして、私の場合はそれを生業にしてますので、当たり前に【自分が提供してもらう側なら美味しいのか?】を考えます。もちろん普段の家事で作られる方はそんな意識強くもたなくていいにきまってますが、こういう味にしたい!こんな食感にしたい!こんな見た目にしたい!など、完成したイメージを持つことがとても大事です。
 そうしないと料理が上達するわけがないので、、
まぁ少し厳しい言い方かもしれませんが、そうすることでうまくいかない時に、なぜダメだったのか?を考えるようになります、、こうなったらしめたもの!あとは成長しかしません。
 そして、旦那さんなり、お子さんなりの立場になって、食べたらどう感じるか?、、、嫌、これは普段からしてますね、人によってはリアクションがなさ過ぎて嫌になってる人もいるかと思いますが、そこは相手の好みを知ってしまえば実は簡単です。割と男性には子供が好きな料理の味が好きな人が多い様に感じます、ケチャップとかマヨネーズとかですかね?(笑)
ちょっと話はずれてしまいましたが、飲食店の現場でも、完成のイメージが無い人、自分がお客様側だったら美味しいと思うのか?を考えない人が多かったりします。シェフクラスは皆さん当たり前にここをクリアしてますので、読んでくださってる貴方様も、ぜひ、そこを意識、または再確認して取り組んでみてくださいね、ご家族のことは好きだけど、食の好みが合わない方は、家族のリアクションも考えつつ、自分がお店で出すならこんなのがいいかなぁ?と自分の作品としてお料理していくと、楽しみ方も増えてきますので、是非!それでは次いきましょう!

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今日からできる、料理の簡単だけど効果絶大なコツ、ポイント。

☆冷菜

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 まずは冷菜を作るときのポイントをまとめます、これは私が色々なレストランでどこが違うのか?を観察していたものです、そして、細かいことは沢山あるのですが、今回は大体の料理に応用できる、つまり使い勝手の良いテクニックです。まさに知るか知らないかだけですよ!簡単すぎ!(笑)

サラダ用の葉物はぬるま湯で戻す

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  サラダってやっぱりシャキッとしていてほしいもの、その為にはやっぱり適度な水分を必要とします。
 葉物はキリッと冷たい水の方がシャキッとなるイメージがある人も多いかと思いますが、実はそうでもないんです、、そして、ぬるま湯のほうが日持ちも違うんです。おうちの普段設定しているお湯に、少し水を足してあげるくらいのイメージで戻してみてください、時間がない時は仕方ありませんが、できたら20分くらい戻してあげると効果大です、わかりやすく変わりますよ!

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