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ものづくりする人の日常(脳疲れ時編)


脳が疲れている。

そう。

疲れているのだ。
脳が。

こうして文字を打ってる最中にも
疲弊しきった脳が
変なことを書き連ねてしまわないか
sんぱいだ。すんぱいだ。寸杯だ。


こういう状況になりかねないから心配だ。



あれしなきゃ、これしなきゃが頭の中だけにあって
タスク分けと優先順位をつけていないから疲れる。


だがそれは紙とペンがあれば解決するのだ。


頭の中に浮かんだ事柄を箇条書きして優先順位を番号着けて、
ふうっと一息ついたのちに順番通りに動けば

最短で大方の「やるべきこと」の片はつくし、
無駄にメンタルを消費することもない。


問題は制作に関する脳の使い方だ。


私は羊毛フェルトとイラストで
販売作品を作ることを主にしているのだが、

制作時に細かい表現をしようとすればするほど、
どうやら私の脳は疲れやすいらしい。


正確には「細かい表現にこだわるとゾーンに入ってしまい、納得がいくまで作業を続けてしまうから、
脳が疲れていることに気づかず、気づくとぐったりしてしまう」状態なのだ。


あるあるだワ〜。と思ったハンドメイド作家さんやクリエイターさんも多いだろう。



でも、ゾーンに入ってる時に作業ってやめられないんだよな…

だってゾーンに入っちゃってんだから。
出れないでしょゾーンからは。
簡単には。


そん時入ってるゾーンが、もし休憩挟んじゃったら消えてしまいそうな気がするのだ。
消滅したゾーンは2度と戻ってこない。


新たなゾーンに入るまで最初から集中をし直すのが、結局面倒なのだ。

[ 面倒なのだ。]

そう。ゾーンが途切れてしまうのが、
なんだかんだ面倒だからというのが
休憩を怠ってしまう原因なのかもしれない。

休憩を入れたのちに
「よし!再度、集中頑張るぞ!」というマインドに
持っていけたらもっと効率的に作業も続けられて、
脳疲れの予防にもなるはずだ。


集中→休憩→集中・・・


小学生の時から叩き込まれている動きなはずなのに、
大人になると時間の使い方が
どうも下手になってしまう。

一人で作業している個人事業主は
気をつけなければならないと改めて気づいた。


ただ、この集中のゾーンの力はとても絶大で、

作業している時に
「やべ…楽しい…」とか
「うお…集中してる自分最高…」とか
「今…最高に良いものを生み出している…」という

ドーパミンがドッバドバ発生し、


一時的にものづくりする者の精神に快楽を与えていることが、
作業沼から抜け出せないもう一つの原因なのだ。


簡単には抜け出せないことがお分かりいただけるだろう。


一言で表現するならば「職業病」。





三文字で足りた。



そんなこんなで、このエッセイを書き始めから1時間以上
休憩なしで気づけば正午にさしかかろうとしているどっひゃあ。


午後はYouTubeでポモドーロタイマーを再生しながら作業しようと思う。

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