黒い渦、白い渦



今日も、私が住んでいる地域は、曇って雨模様で寒いです。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。



難治性の病気にイメージを使う方法があります。
例えば、癌の患者さんに、癌細胞を減らすイメージを使ってもらうと、効果がある場合があるそうです(もちろん、きちんと医学的な処置をして補足的にです)
ちょっと変わった例ですが、穏やかな性格の患者さんで、癌細胞をやっつける勇ましいイメージを持てなかったそうです。
魚がとても愛着がある人だということで、魚ならイメージできるということでした。魚が餌を食べるように、せっせと体の悪いものを食べていってくれるイメージを持ってもらったら、うまくいったそうです。

私は癌じゃないのですが、どうにも痛みと疲労が、寝ていても、耐えがたい時があって、二次元の嫁ではないですが、優しい女性に撫でてもらっているイメージを使って、どうにかこうにか時間を過ごしていた事があります。
極端に苦しくて、自分で具体的なイメージが持てるものだったら、ストレスを減らしたり、ストレスが減るというのは、ホルモンや免疫系に少なからず影響を与えるので、回復に役立つ血流の改善などに役に立つのかもしれません。

今、私はこんなことを試しています。
ずっと、数年、痛くて調子が悪くて、心が休まりません。常に緊張状態で、脈拍は、90台とか100台。
こういうときに、どうしよもないので、無理やりほかの事に熱中するというやり方をやってきましたが、こういうやり方は、疲労を伴う状態では、どんどん無理が蓄積してしまう。
紛らわせるけど、どうしても緊張が高まっていって、ますます休めないという悪循環があります。
これもなってみないとわからないことだと思いますが、たいしたことをしていないのに、あるいは、じっと寝ているのにもかかわらず、休めなくなるのです。

すべての心身のグルグルする悪循環が、病気を中心に強まってしまうような。
そういうグルグルするものというのは、求心力というか重力を持っていて、悪いものを引き寄せてくるんですよね。なかなか、そのグルグル悪いストレスや連想を無理やり引きはがすというのは、難しい。

黒い渦に引き込まれていても「気の持ちようだよ」といわれて、何度も何度も、小さく絶望していき、ますます、緊張を高めて、苦しいっていうことを諦めてしまって、無理してる自分しか見せられなくなる……
健康な人に、どう接してもらったら、楽になるのかというのは、提案できないのですが、そういう難しい面があります。

それは、ともかく、それで、頭の中で白い水蒸気の渦巻きをイメージしているのを試してみています。
加湿器の水蒸気を見ていて、少し楽になったのを覚えていて。
水蒸気や煙は、パターンがありそうで、雲と同じように、絶えず違う形が動いている。そして、深い意味なんかない。どうしようもなくなっている時というのは、意味に疲れている時でもあります。

呼吸に意識を向けながら、白い渦や回路みたいなものをイメージして、リラックスすることを試しています。
うまくいったら、幸いだなと思っています。

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