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月と私とゆれるカーテン

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月が満ち欠けするように、ゆらいで詩と自然と生きる日々を綴ります。
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2020年7月の記事一覧

詩「孤独の時差」について

詩「孤独の時差」について

エブリスタに詩「孤独の時差」を発表しました。

最近は朝に作り置きすることが多くなって、夕方「今日の夕ご飯作らなきゃなア」と思う自分がいつの間にかしゅるしゅる消えていましたが、そのあと待っているお皿洗いなどは分担して夫にやってもらっているので、兼業主婦・兼業主夫、二人でがんばっています。

なぜかおなかがすくと孤独を感じるのが私の常で……

以前他の小説家さんも、おなかがすくと悲しい気分になると言

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詩「モラトリアム」について

詩「モラトリアム」について

エブリスタに詩「モラトリアム」を発表しました。

私達20代後半から30代にかけての女子たちは、だいたい椎名林檎さんの洗礼を一度は受けているような気がします。

私も中学生の時に2年間、軽音楽部に所属して、ギターを弾いて、iPodにいつも『無罪モラトリアム』を入れて聞いていました。

今回私が取り上げたのは、その1曲目の「正しい街」。

あの日飛び出した この街と君が正しかったのにね

から始まる

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コロナの時代にコロナ詩を書くのは

コロナの時代にコロナ詩を書くのは

たまには詩についてアツく語ってみてもいいかな~と思い、書きます。

私は今PMS(月経前症候群)の治療真っ最中にいて、さっきまで寝込んでたんですが、ふいに書きたい衝動に駆られて書いています。物書きってそういうところが困る。書きたくないのに書いちゃう。あるいは、よくわからない天にいるおじさんみたいな人に「書かされている」ことが多々、あるんです。

まあ、仕事で商業用の絵を描いているので、詩についてく

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詩人、フリーランス主婦を歩む

いきなりですが、詩人として活動し始めて(書き始めて)10年になりました。

以前の記事でも書きましたが、現在私は、ストックイラストレーター兼主婦として暮らしています。

「自分の好きなことして家で仕事して暮らすなんて最高じゃん!」

と言われて、内心思うところも多々あるのですが、

「あはは~そうだね……」でだいたい濁しています。

学生の頃は、本当に、なーんにも考えてませんでした。心身ともに不安

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『詩と思想7月号』詩誌月評に載りました!

『詩と思想7月号』詩誌月評に載りました!

びっくりです、うれしいです……しか言えません。

北爪満喜さん達現代詩の会有志でつくった詩誌『ハルハトラム』1・2号が、詩と思想7月号の詩誌月評に載りました!

評してくださったのは白島真さんです。

北爪さんの詩全文と私の詩が引用されており、私がこの詩で伝えたかった「生きる明るさ」を感じ取っていただけたようで、とってもうれしいです!

実はまだ実感がわきません……苦笑

有無を言わさず力でぐいぐ

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