ぬこめし

こんにちは

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最近の記事

all alone with?

さわれないから好きだ。そのあたたかい奥行きを眺め、感嘆する。何度もそのページをめくって確かめる。みんな正気みたいにふるまうからわたしも正気のふりをしてみる。できなくなったら、どこにいけばいいんだろう。他人ってどこまでも遠い。肌を触れあったってきみとわたしの温度は違う。一緒にいると見られる幻想があるの?愛なんて結局動物には無理だよなんて、木下理樹はまだ思ってるのかな。人生の攻略法っぽいのがたまに流れてくるタイムラインに救われてたまるかよ。

    • 血糊

      きゅうくらりんでハートがついてキルミーエンジェルが無視される世界が正しい、でも私の世界では間違ってるんだ。せまいせまい世界でまだ、私の目を見てくれますか。たすけてっていったらだまって手を握ってくれますか。届かないですか。なんども祈る。そして出した刃物をしまって、配信ボタンをぽちっと押すのでした。

      • 息をする

        何が綺麗なのか綺麗じゃないとかそういうのばっか気にしてたけど、正解を選ぶつもりで手を伸ばしていたけど、なんか全部無駄で、無駄だったから今、なんとかなっている。どうしようもない方向へどうにかなっていく人生。天井が近いような遠いようなよくわからない。暗闇で目が覚めて、夢のなかにまだ指先が浸かっているようで気持ちが悪かった。 あまり考えない方がいい。考えないほうが、世界がちょうどよくぼやける。都合がいい存在が欲しいってそんなの当たり前じゃないですか。不条理を前にして不条理!なんて

        • インターネットだけが人生だ

          嘔吐してると現実を身体が拒絶してるのか?と思うけどそれでも続いていくでおなじみ、人生。毎日が薄い、薄い、 無責任に生きていたい。シオランの「生誕の厄災」に、勝手にこの世に生み落とされた側なのだから責任なんてものはもとより存在しない、みたいな文章があったからふむふむと思った、人生はそんなに甘くないです。砂糖菓子の弾丸みたいな言葉に縋りついて気持ちよくなってても人生はなんとかなりません。もう大人です。大人になるまで生きているつもりなんてなかったのに!マジでなんなんだ、毎日間違え

        all alone with?

          泥濘なくらし

          起き上がれないまま午前中が終わってて、病院の診察日をずらしてもらった。身体がとにかく重い、気持ちが悪い、頭がいたい。あらゆるものに対する興味が薄まって、とりあえず酒と薬飲んで寝る生活。生きるって、こういうことでしたっけ?外にも出られなくなって、もう話すことが自責の念を詳らかにすることしかなくて、連絡すら返せてない、配信する元気もない。 バンドのライブに行きたい。お笑いライブに行きたい。のに、外に出るのがひどく怖い。 「退屈凌ぐには恋しかないよ」なんて信じてなかったけど、ほん

          泥濘なくらし

          月がきれい

          愛することが祈りなら、誰にも届かなくていいたすけてを言うことも祈りだよね、毎日だれかを愛して祈って、たすけてって祈って、そうやって消費していく。祈るたび、わたしが少しずつ小さくなる。そうやって消えてしまえたらいいのにな。なかったことにならないかな。 理想を吐くことがしあわせに繋がるわけないだろ、分かっている、けどそうやってわたしを確かめていかないとわたしはわたしを保てない。生きていかないといけない。明日も。

          月がきれい

          世界はずっと夜

          不安になって何度も起きて、そのまま眠れなくって、あたたかいミルクを飲んで、誤魔化した。 「安心って言葉の意味、わかんないね。」 好きな小説の、好きな台詞。 読書感想メモ代わりに、読んだ本のなかの好きな台詞を書き出していた時期があった。少しづつ集めてきた、わたしのたからもの。そういうものでわたしの輪郭はできている。それをいつも覚えていないといけないね。

          世界はずっと夜

          空中分解中

          だめになってしまいたい。崩壊したら、きっと再生するから。まるでさめほしさんのイラストみたいに、ぐるぐると世界にとけていくように崩れてみたい。低俗なことをして最低になるより、もっと別な、素敵なことをして最低になりたい。いつも最低、いつも最低最高最低がいちばんいいと思う。この歌詞を書ける小山田壮平はやっぱり天才だ。 素足で触れるフローリングをつめたいと感じなくなったから、春だ。わたし空中分解中。何にだってなれる。ぐるぐるうずまきから、どこかに向かって走り出すんだ、もうすぐ。きっ

          空中分解中

          毎日は手作りだよね

          かまってーの気持ちを眠剤で流し込む時、しょーもないなと思う、全てが、すべてすべて。薬のシートをプチプチしている時の自分が空白すぎる。意識なんて、ないほうがいいですよねってこれからもずっと言い続けるんだろうな、お前が嫌いな文章をわたしは書くよ、ずるずると内臓を引き出すような感覚で文字を打っている。わたしの内臓、グロい文章で満たされていてほしい。今日も生きています。

          毎日は手作りだよね

          自選短歌①

          下を向いているから星が逃げてゆく投げキッス がほしいだけなのに サンダルを引っかけて夏の夜になる きっと僕らは夢で逢えない 抱きしめる腕をもっと遠くまで伸ばして不安を潰してほしい 眠るのが怖いのなら起きてなよ 夜はその手を噛んだりしない

          自選短歌①

          インターネットやめろ

          10歳からインターネットにズブズブなので、もうまともに生きていた年数より道を踏み外している年数の方が長い。遺骨はディラックの海に沈んでいくのかな。 わたしがまともではないのはインターネットのせいではないけど、インターネットのおかげで今のわたしがいるけれども、同時に全てをめちゃくちゃにしてきたのもインターネットだよ。混沌の中で生きているね、現実もキモいけどネットもキモいから、配信始める前はTwitter2にこもったり、ブログにキモい文章を書き殴って自分を濾過して透明になろうと

          インターネットやめろ

          そばにいられればいいのに

          私を特別にしてって、思うなんておこがましい人間なのにな、私ってゆらゆら生きて、誰かの生活の一部になる前にふらっと消える生き方しかできないよ、うまく呼吸ができないまま歳を重ねて重ねて重ねて、悲鳴みたいな歌を吐いて、それで、きみに、気づいてほしいと思ってないなんて、嘘だ、きみって今この文章を読んでいる物好きなきみのことだよ、いつだって私は誰に向けても歌ってないみたいな顔をしてる癖に、愛されたがっている。

          そばにいられればいいのに

          人にならないで

          横を向いて枕に頭を預けていると、耳元でドクドクと心臓が動く音が聞こえる。わたし、アンドロイドになりたいって言ったこと、まだずっと引きずっている。はやく人から外れて、常識を捨てて、血が透明になって、皮膚を切ったら結晶がきらきらと見えるようになりたい。いつまでも生々しく生きるの、グロくないですか。 人間のまま生きていなくないけど、アンドロイドになって世界が終わっていくのを眺めるのは、楽しいかもしれないね。

          人にならないで

          わたしがわたし

          詩を読んでいる時は、どこかに置いてきた自分が帰ってくる。わたしって、だいたいどこにいるのか、いまいちよくわかってない。よく本当の私、素の私、とか言うひといるけど、そんなのあるんだ、と思う。全部自分なのに。猫かぶってるって思ったきみのその人格も、素のきみにしかつくれない何かだったのに。繋がってるんだよ、きみは孤独になれない。 その場その場で自分を作って、笑っている。別に自分らしさなんて、いつでも作れる、けど、散らばっているわたしを少しずつひとつにしていくために、私は詩を読む。

          わたしがわたし

          動物園でパンダ見てろ

          泣く時は大体風呂で泣く。初対面の大学の先輩に死にたいなら死ねって怒鳴られた時、恋人の家で悔しくて大泣きしたことを思い出した。 泣いたらスッキリする。今日は大丈夫だった。わたしは少しずつ強くなってる。本当に少しずつ。 アンチは嫌いな奴を監視してないで、動物園でパンダ見てた方が、幸せだと思うよ。

          動物園でパンダ見てろ