息をする

何が綺麗なのか綺麗じゃないとかそういうのばっか気にしてたけど、正解を選ぶつもりで手を伸ばしていたけど、なんか全部無駄で、無駄だったから今、なんとかなっている。どうしようもない方向へどうにかなっていく人生。天井が近いような遠いようなよくわからない。暗闇で目が覚めて、夢のなかにまだ指先が浸かっているようで気持ちが悪かった。

あまり考えない方がいい。考えないほうが、世界がちょうどよくぼやける。都合がいい存在が欲しいってそんなの当たり前じゃないですか。不条理を前にして不条理!なんて言うんですか。見たくないものを見るために生まれてきたわけじゃないのに。誤魔化すたびに鳴らすじゃらじゃらした音。きみがすきです。みんながすきです。

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