USCPAまとめノートのトリセツ講座~合格者はこう使う!~
どうも、ねこかぶ(@nekokabuchanx)です。
今回は、USCPAまとめノートのトリセツ講座と題して、合格者によるまとめノートの活用方法を徹底解説していきます。
1.はじめに
USCPAまとめノートとは
USCPAまとめノートとは、わたしがUSCPA受験生時代にオリジナルで作成した試験対策ノートのことです。
最初は自分用のノートだったのですが、他の受験生にもご紹介した結果、ご好評の声を数多くいただき、現在ではUSCPA受験生の10人に1人が愛用するほどまでに発展してきました。
USCPAまとめノートには次のような特徴があります。
今回は、USCPAまとめノートをより有効活用して頂けるように、USCPA初学者から受験直前の方まで、学習フェーズに応じた活用方法を徹底解説していきます。
筆者情報
2.USCPAまとめノートのトリセツ
a.(学習序盤/入門期)教科書のどこを読めばいいかの目安にする
例えば、アビタスの教材(FAR)は、どれほどの分量があるでしょうか。
USCPA初学者がこれほど膨大な量の中から、大事なポイントを理解して要領よく学習を進めることは、非常に大変なことです。
USCPAまとめノートでは、「端的、論理的、シンプルな表現」を徹底的に意識した構成になっており、文章だけではなく、図解や表など視覚的な理解もサポートしています。
例えば、下図の例(偶発事象)でいうと、左側の青い部分は、学習初期の段階から理解すべき必須項目を表します。
なので、初学者の場合は、教科書や問題集に取り組む際には、この程度の内容は理解できる/解けるようになることを意識してください。
教科書などでは、ダラダラと長く文章で説明されているという、いわゆる教科書的な説明(お経)が多く、初学者泣かせなのですが、「端的、論理的、シンプルな表現」に書き換えているのがこのまとめノートなので、初学者にとって大変ありがたいと思います。
b.(学習中盤/演習期)論点整理の訓練としての相棒にする
学習中盤では、教科書の内容をある程度理解した上で、問題演習していくことになります。
ここでのポイントは、問題演習を通じて論点(教科書)に立ち返るという”問題集と教科書の往復”が極めて重要です。
例えば、Inventoryの例でいうと、FIFOの問題を解いたら、FIFOの定義は何だったかな、と教科書を見直しますね。
このときに、FIFOの定義だけではなく、関連論点や派生論点であるLIFOの定義や、LIFOとFIFOとの違いなどにも思い出せるか確認します。余裕があれば低価法まで確認します。
これを論点整理と呼んでいますが、1つの問題をきっかけに、関連論点や派生論点まで連想ゲームのように思い出し、理解し、回答するという訓練が合否に大きく影響します。
論点整理の訓練を教科書で行ってもよいのですが、論点が凝縮されておらず、情報が複数ページに渡って点在しているため、学習効率が悪いです。
USCPAまとめノートでは体系立てて要点を整理しているので、学習効率の向上はもちろん、知識整理にも役立ちます。
c.(学習終盤/直前期)はみだし論点への対応
学習終盤の直前期になると、模試や過去問など実践演習が中心になります。
その際に、「教科書で習っていない論点・知識が出題される」という壁にぶつかります。これを「はみだし論点」と呼びます。
わたしはアビタスしか知りませんが、満点ではなく合格を目指すような予備校カリキュラムであるため、多少の抜け漏れ(はみだし論点)が生じるのは仕方のないことです。
この点に関して予備校へ相談すると、
というトンチンカンな回答が返ってくるのですが、それを真に受ける受験生が多いので、ここで警鐘を鳴らしておきます。
まず、ダミー問題かどうかは、推測はできますが、出題者(AICPA)でもない限り分かりません。
主観的な判断で、はみだし論点を対策しないというのは、合格する確率を下げる行為になるのではないでしょうか。
さらに、過去問などで見られる細かい論点(はみだし論点)のうち、知っていれば解けるような、いわゆる丸暗記問題が存在します。
これは受験直前に丸暗記しておけばいいのでそれほど労力はかかりません。
例えば、上図(偶発事象)の例を再び使いますが、USCPAまとめノートの右側オレンジ色の部分は、直前期に頭に入れておくべき細かい論点です。
教科書の補足欄や問題解説、過去問などのうち、見慣れない情報だけど知っておいた方がよさそうなものをUSCPAまとめノートに集約しています。
d.Q&A(おすすめの活用法や注意点など)
USCPAまとめノートの使い方について、様々な質問を受けてきました。
Q&A形式にしてお答えします。
〆
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