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中村もちこ
2019年6月21日 02:44
ここ最近なんだか心許ない感じがするなあと首を傾げていたが、理由は簡単、文章を書く余裕も、食べ物に思いを馳せる余裕もなかったからだと気付いた。思いのままにご飯に関することを書き連ねてリハビリをしよう。☆梅の話今年は引越しなどでバタバタしていて、梅仕事をしそこなった。今年は梅酒を漬けている途中にプラムを入れようとしていたのに、そもそも漬ける瓶を手に入れることすらできていない。無念。☆苺ジ
2019年6月10日 19:45
アイスに目がない。冬場でも、札幌の吹雪の中でも食べる。MOWの新作は必ず買うし、スーパーカップも然り。あわよくばハーゲンダッツも狙っている。パルムも冷凍庫に隙間ができたら箱ごと詰め込む。このアイス好きは遺伝で、我が母もアイスとソフトクリームが大好きだ。旅先では必ずソフトクリームを食べるし、むしろ旅先をソフトクリームで覚えている。東日本の時は、レディーボーデンを抱えて食べていたから、アイ
2019年6月6日 19:14
アメリカ出張で、カラマリに開眼した。カラマリ。イタリア語でイカ。ようはイカの揚げ物だ。バーで何を頼んでいいかわからなかった私に、出張ベテラン勢がとりあえず外れはないと教えてくれたのがカラマリだった。普段あまりイタリアンを食べに行かないので意識の外だったが、日本でも普通に食べられるんだろうか?お店によって全然作りかたが違うらしく、特に気に入ったお店は、ぶあっつい衣が特徴のカラマリだった。
2019年5月29日 21:12
嫌いな食べ物はいくつかあるけれど、奴ほど長きに渡る戦いを繰り広げているものはいない。生トマトだ。始まりは小学校の頃。給食に出てきたミニトマトを食べたくなくて、数々の問題を起こした。理科の授業でミニトマトを栽培しなければならなくなった時は、枝に触らないように鉢を蹴りながら持って帰った。ちなみにその鉢は隣のお家に勝手に置いてきたが、美味しく食べてくれたそうな。そんな私の生トマト嫌いが苦
2019年5月23日 20:03
アメリカ出張が近い。海外に行って一番楽しいのは、朝ごはんを探すことだ。美味しかった思い出も不味かった思い出もあるが、その中でも強烈な朝ごはんの思い出がひとつ。初めてアメリカに行った時のこと。案内してくれていた大学教授におすすめの朝ごはんを聞いたら、彼は即答でこう答えた。「そりゃダンキンのボストンスペシャルだよ!ダンキンドーナツはボストンが発祥なんだ」あれを食べずしてボストンに来
2019年5月20日 20:10
村上春樹のなにかのエッセイに書いてあった理想の朝の風景が好きだ。手元に本がないのでうろ覚えだが、『ぽんっとひっくり返してささっと焼いたプレーンオムレツとコーヒーを寝ぼけまなこの女の子に出す』みたいな内容だった、はず。しかしこの描写、実際にやれるとしたらかなりの料理の腕を持っていると思う。だってプレーンオムレツは卵料理の真髄だもの。均一な黄金色。シンプル極まる形。ふわふわの口当たり。
2019年5月16日 19:19
負けた。朝食がパン食の環境下で卵かけご飯欲を爆発させる予定だった朝(※前回参照)、私の嗅覚と食欲を一発KOした猛者がいた。焼きたてパンの匂いだ。麻薬、もはや麻薬と言っても過言ではない。言っておくが、我が家の平凡なホームベーカリーで焼かれた食パンは、いたって普通の「家で焼いた食パン」でしかない。しかし奴は誰もを魅了するチートスキル『焼きたてホカホカ』を持っているのだ。鼻腔を刺激する
2019年5月13日 19:22
卵かけご飯。なんて魅力的な響きなんだろう。 あつあつのご飯にまあるい黄身。醤油が鉄板だけど私はめんつゆ派。刻み葱と揚げ玉を入れてざくざく混ぜて頬張るのだ。たまに白ごまを入れたりもするし、納豆を入れても良い。 一人暮らしの時の朝ごはんは決まって卵かけご飯だった。しかし実家に帰ると問答無用でパン食なため、卵かけご飯に飢える日々を過ごす羽目になる。その点オットチャンは便利で、私の