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アキのエッセイNo.84ー発達支援における親の理解、障害受容の必要性

こんにちは、アキです。

今回は

療育などの発達支援が必要なお子さんに

より提供出来るようにするにはどうしたらいいか?

について

昨日の父との会話を元に

自分なりに書いていこうと思います。



1.現在の小中学校の発達支援は昔より充実している

昨日の父との会話にて

現代の教育現場における

発達支援についても色々話しました。


父は元々小・中学校の教頭を勤めていた経験があり

発達障害のお子さんも普通学級の児童、生徒に混じって

教育していた環境だったらしく

発達障害や

その支援についての理解がある方です。


父が言うには

「現在は

アキが小学校や中学校に在学していた頃よりも

発達支援は充実している」

→私の住んでいる市では各校に必ず

発達支援のエキスパート的な支援員はいる

と言っていました。


私が小学生、中学生の頃は

明らかに発達障害があるであろう子供が多く在籍していて

(私も含めて1クラス5~10人くらいいたと思います)


集団行動に馴染めない、ついて行けない私みたいなタイプもいれば

大暴れして周りに迷惑をかけまくる子もいたり

正直、荒れた学年だったと思います。

それなのに

学校側は、問題行動があれば叱るだけに留め

専門員によるきちんとした対処はしなかったのですよね。

そもそも専門員は在籍していなかったため

発達障害に対する知識はなく

放置状態。

それはもう

酷かったです。

教員の方も

発達障害に関する知識がなかったのではと思います。


今では

私の母校もおそらくは

専門員さんはいるだろうと父は言っていました。


他のnoterさん記事を読ませて頂くと

医療機関のみならず

学校側の支援も受けられているようで

必要な支援が受けられることが普通になってきているようで

それが本当に嬉しいことです。



2.親の理解、障害への受容がないと支援に結びつかない

昔よりは

支援が受けられるお子さんが増えたのは事実です。


発達障害に関する知識が学校でも普及し

支援システムが充足してきているのはとてもありがたいことです。


それでも

支援に結びつかないご家庭があるのが現実です。


どこのサイトだか忘れてしまいましたが

療育についての記述で

支援に結びつかない最大の原因

親御さんが

障害に対するマイナスなイメージや

世間体を気にして

支援を拒絶してしまう


つまり

「親御さんが障害を理解せず、受容出来ていないこと」

最大の原因であると書かれていました。


学校教育の場でも知識が普及し

支援が充実してきているにもかかわらず

それでも支援を拒否してしまう親御さんがいるのは

なぜでしょうか?


親になったことがないので

正直分かりませんが

前述したように

障害に対するマイナスなイメージや世間体を気にするなどの

「親の気持ち」の問題が特に関係しているのは

何となく分かります。


実際、私の母親もそうでした。


「頑張れば普通になれる!」と豪語して

習い事は沢山やらせるくせに

学校生活での悩み事などを聞こうともしない。

話を引き出そうともしない。


就学の際に

祖母から支援級に入れることに大反対され

「その判断に従って良かった!」

「頑張ったおかげで今、普通になれたね!」とか

娘の苦労もつゆほども知らず

本気で信じている方です。


母のような

「我が子に普通を押しつける親」

「頑張れば普通になれることを夢見る親」

世の中に沢山いるだろうなと思います。


そういう親御さん達に言いたいです。

「それは、あなたの見栄ですよ」



3.普通を求めるのはNG

障害に対する偏見を捨てるのは時間がかかるし

難しいところはあると思いますが


お子さんの特性、個性を理解し

受け入れてあげること。


そして

冷静に得意、不得意を見極めて

本当に必要なサポートを求め

やってあげること。


そのために

支援者からの指示や助言を

適度に受けること。


出来ないことはフォローし

出来ることを最大限活かして

伸ばしてあげること。


何よりも

お子さんのよりどころとなって

理解者となってあげること。


などなど

やってあげて欲しいことが沢山あります。


全てを十分にこなすのは難しいですよね。

それでもやろうとしなければ

お子さんだけでなく

親御さん自身も潰れるリスクがあります。


障害を拒絶し

普通を求めてしまうことは

お子さんならび

親御さんにとっても苦痛でしかありません。


だって

出来ないことは出来ません。


頑張れば普通になれることは

近づくことは出来ても

完全にとはいきませんし

お子さん自身が苦痛でしかありません


お子さんが生きやすいよう

周りが配慮してサポートすること

それが出来れば

お子さんも親御さんも

ある程度楽に生きられると思います。


4.最後に

親御さんの気持ちが

自信の見栄に傾くのではなく

お子さんの理解、受容に向けられれば

支援につなげることは可能だと思います。


それが出来なければ

いくら支援を充実させても

支援を受ける意志がなければ

あっても意味をなしません


少しでも

親御さんの理解、受容が進めばと思います。


お読み下さりありがとうございます。











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