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アキの詩集

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2023年9月の記事一覧

言葉の花束ーアキの詩集No.125

言葉の花束ーアキの詩集No.125


1.「ナイスなおばさんを目指して」
ナイスな
おばさん目指して

三十路を
迎えた

今日という日

人間として
可愛く
面白く

そんな
素敵な
年の重ね方をしたい

誕生日
おめでとう


2.「生き上手」この世界にとって

私は
何者か?

主役か?
脇役か?
エキストラか?

多分
全部正解だ

色んな役回りを
演じて
楽しむこと

何の変哲もない
日常を

色んな角度から
楽しみを発

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言葉の花束ーアキの詩集No.124

言葉の花束ーアキの詩集No.124


1.「美しき雷」音を聞けば
あまりの轟音に
怖じ気づいてしまうけれど

闇夜の中

遠くから
眺めたそれは

カッと輝く様が
ただただ
美しく

闇夜を
駆け抜ける
黄金の龍のようで

思わず
魅了されてしまったよ

雷とは

怖いほど
美しい

そう気付いた
夜だった

2.「頑張る自分に」頑張ることは
当たり前

そのくらいの気持ちで
日々臨みたい

でもね

頑張ってくれる
自分への感謝と

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言葉の花束ーアキの詩集No.123

言葉の花束ーアキの詩集No.123


1.「雨の花」雨降って

傘にポツポツ

雨粒が当たる音が

軽やかで心地よい

花火が小さく

打ち上がっているような

楽しい音だ

傘に当たって

跳ね上がれば

雨粒はたちまち

花となって

花弁を開くのね

雨の花の

打ち上がる音が

綺麗だね

2.「女の髪」つるんつるん

滑らかな
女の髪

撫でると
気持ちよくて

櫛で
梳かすと

女である自分が
愛おしく感じる

可愛いな

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言葉の花束ーアキの詩集No.122

言葉の花束ーアキの詩集No.122


1.「月を見ると」月を見ると

いつも
胸の奥が
熱くなるの

何だろう

悲しいのか
寂しいのか
分からない

何となく
誰かと共有したくて

でも
傍らには
誰もいなくて

一人で眺めるのが
また
何とも言えない
気持ちになる

私は
誰とこの気持ちを
共有したいのかしら?

傍にいてくれない
同じ月を見ているであろう
その人を

月を通して
心を通わせたいのだろう

あぁ
今晩も
月がきれ

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