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腹から溢れる言葉を書き留めておく場だと思っています

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腹から溢れる言葉を書き留めておく場だと思っています

最近の記事

今日の日記(焼かれたの首と腕からまっさきに容赦がないねだから眩しい)

暑すぎない? 人からいただくものが薄桃色をしていることが多くて、 思い立って桃色の服を買いに行くことにした 桃色の服はとうに卒業したつもりだったが、流行りは巡るというし なにより春だし そう思って外に出たらじりじりと、太陽の熱を感じた 太陽は誰彼構わず照らすね 焼けちゃうよ 顔にしか日焼け止め塗ってないんだからさあ、勘弁勘弁 春は終わったの、私の気づかない間に 薄桃にあかるい緑が混ざっている それすらも飲み込んだ、熱が と、考えていたら、ふと、気づいちゃった あのひとも

    • いわゆる、匂わせについての雑談

      推していた俳優の熱愛、ということに揺れ動く界隈を見て、俳優は俳優という職業の切れ目をどこに置いているのだろう、と考えはじめました 世の中の社会人であれば、タイムカードを切ればわたしという存在はただわたしになれる、のだと思うのだけれど、俳優はそうではない、のかしら 誰しも、それは職業にかかわらず、見せる面、と見せない面、っていうのがあるはずで、では匂わせはという行為は、本来見せないはず、だけど、見せたくなってしまったという気持ちの高まりなのかな。そこまでして、社会に、自分と誰

      • チェリまほ初心者の備忘録

        ありがたいことに3日の連休を手に入れた。ニュースでは交通状況が映し出されているけれど、それを横目で見て、リモコンを手に取った。 チェリまほのドラマ版を見るためだ。 チェリまほ、とは「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」という作品の通称であり、現在上映中の映画では題名にもなっている。(映画の正式名称は「チェリまほTHEMOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」) ドラマ化する前から漫画で知っていた。けれど、知っていた止まりで、この日も時間があるし、ドラマ版で

        • 嘘をつくの、有限なの、誤解を生むの、それでも信じていたいの

          母が切るりんごはいつも渚味 しゃりしゃり齧る歯がゆい夜の 泣かないで言われるほどに出る涙 求むその手は電話を握る 知らないのパセリ載らないオムライスあなたのいない生活ってこと 理科なんて好きじゃないから目を閉じるあなたが地球なのは知ってる 抜けた歯が異物となって地球の一部目を開けると叔母が死んでた 嘘でしょう人には人の地獄ある わたしだけ何倍も回されてる 気を利かせトマト飾るのきみの指 薬指はまだまっさらのまま 密密密に埋もれて 青魚目に飛び込んだ夏の日のきら

        今日の日記(焼かれたの首と腕からまっさきに容赦がないねだから眩しい)

        • いわゆる、匂わせについての雑談

        • チェリまほ初心者の備忘録

        • 嘘をつくの、有限なの、誤解を生むの、それでも信じていたいの

          つまみぐい、バーテン

          ぱく、ぱくと擬音語をつけたら、そんな感じ。 マスクの下で、口を釣り上げられた魚のように開いたり閉じたりしてみる。 初めて来た、繁華街の中にひっそりとある、岩陰に隠れるウツボ的な、そんなような店。のバーテンダーは推定五十歳、おそらく男の人。見た目と中身の性別は異なる可能性もあるから断言できないけど、きっと、多分、男性、なんて思いながら、喉の動くのをじっと見つめる。形のいい唇と、それから器用そうな指。バーテンの手元でさくさくと切られていく梨の、ひとかけ、ふたかけくらいがバーテ

          つまみぐい、バーテン

          芥川龍之介「孤独地獄」を読んだ日記

          うわ〜文が書きたいよ〜ってなったからおもむろに仕事のワードとかエクセルとかそういうのひっくり返してこれを書いている いつまでも大人になれねえな〜っておもう やりたくないこと後回しの天才でもそれでも平然として仕事に行けるのが大人、ということかもしれないな 芥川龍之介の「孤独地獄」を読んだ  「何時でも一つの境界から一つの境界を追って生きてゐる。」転々として生きていくのも、そうでないのも、苦しみはつねにつきまとう 「昔は苦しみながら死ぬのが嫌だつた。今では……」と禅超 今

          芥川龍之介「孤独地獄」を読んだ日記

          無駄を嫌うということ

          それをやるなんて無駄だ、損だ。 ということを言う人が多い、ように感じる。 無駄なこと、損なことって、そんなに嫌われなきゃいけないのだろうか、わたしはその人たちにかける言葉を探してる。指で言葉を手繰り寄せようと、している。 無駄、って余白でしょう。無駄とか損とか、そういうものに感覚を鈍くしたい。無駄すらも愛したいのだ。 愛したい。

          無駄を嫌うということ

          感情の発露

          しにたい、と呟くときほど体はふわりと浮いた マスクの下で、しにたいしにたいと口を動かす、それが生きてるという実感だった 月曜日の憂鬱が土曜にも日曜にも火曜にも水曜にも木曜にも金曜にも伝播していくから生きた心地しないねってメロンソーダつつきながらこぼした 明日になったら抜けたまつげを殺せるかな ビルの屋上、屋上、屋上、いっとう高い ビル わたしが体から離れて行って あれが新宿で、あのとおくに見えるのが東京タワーで、その奥に見えるのが火星、火星で死ねたら最高 最高だ、

          感情の発露

          生きてることってこんな難しい

          どうしても誰かに言わなきゃ気が済まない。 みんな毎日どこかでこんな思いをしながら生きてんの?それってすごくない? と誰かの肩を掴んで揺さぶりたくなる。 怒られた。いや、叱られた、と言えばいいのか。わたしには分からない。 少しの理不尽さを感じたものの、概ね自分が悪い。理解できる。それでも呼吸が浅くなる。手足が震えて、まともに動けなくなった。 みんな毎日どこかでこんなことが起きていて、平然としているのか、そうでないのか、少なくとも呼吸をして、電車に乗っている。 人って

          生きてることってこんな難しい