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ひとりの登下校とハンブレッダーズについて
僕の高校生の頃の記憶を探ったときに最初に思い出すのは、いつも登下校のときの記憶だ。
僕は決して高校でひとりだったわけではない。友達もたくさんいたし、部活にも入っていた。友達のことはみんな大好きだったし、演劇部では舞台監督をやったり、台本を書いたり、役者をやりながら、部員とも仲良くやっていたと思う。
しかし、同時に孤独も感じていた。
僕は、銀杏BOYZも、サンボマスターも、THE BLUE H
中1の冬と銀杏BOYZ「BABY BABY」について
僕は他者から「性」を感じるのがひどく苦手だ。
セクシーな服を着てる人を見ることや、友人のセックスの話を聞くのにも強く抵抗があるし、男女の関係性になりそうになれば、それを避けてばかりで、仮にできたとしても「恋人」という関係性になってからだった。
性が人のあたりまえの生活の一部分なのは理解しているし、自分では性に対する関心がないわけではないけれど、相手を自分の欲望の対象にして消費することや、その当