読者が語る! 月刊誌『みんなのねがい』の読みどころ
①お母さん、お父さんの「あなた」へ
~障害のある子のお母さん、お父さんから
◆いつもそばにある雑誌
自閉症の次男も27歳になった。いろんなことがありながら、作業所に頑張って通っている。彼が彼らしく毎日を過ごしてもらいたいと願いながら、父親としてどう関わったらいいのか、自問自答の日々である。その時、いつも僕のそばには『みんなのねがい』がある。目の前の彼だけではなく、内面で何を思っているのかを気づかせてくれる。
制度がどんなに進んでも、障害のある子どもの親の悩みは尽きない。倉敷の地で『みんなのねがい』の仲間を広げていきたい。
田辺昭夫さん(倉敷市)
◆『みんなのねがい』を読みあい、なんでも話せる場
「やればできる」に必死だったわが子・登喜雄の小さい頃を思い出すと、今も胸が痛みます。障害児学級に移り担任の先生に「お母さんは登喜雄君をどんな子に育てたいの?」と聞かれ、ハッとしたあの日。その先生に『みんなのねがい』をすすめられ、長い読者になりました。
わずか3人で立ち上げたサークルも、今は保護者を中心に教員、施設職員等10名に。サークルでの読者会は、なんでも本音で話すことができるかけがえのない場です。
小柳麻子さん(新潟市)
②乳幼児期の子どもたちとかかわる「あなた」へ
~保育士の私から
保育者もお母さんお父さんも、『みんなのねがい』は立場を超えて読み合える雑誌です。同じ園の読者であるママにお話しを聞いてみました。
◆ママからの声~わが子とともに(田邊亜弥さん)
「年長の息子が児童発達支援センターの通園に毎日通っています。そこで、職員にすすめられて、『みんなのねがい』を購読することにしました。初めは、この薄さでこの値段!!と思いましたが、事実に基づいた体験談が自分のためになると感じると、いっぱい詰まっている内容に、毎月が楽しみになっていきました。
わが子のことにすべて当てはまるわけではないけれど、ほかの家族のこと、療育・学校・成人期以降の場の実践の話に、要所で大事なことに気づかされていきます。
少し先、将来のこと・・・ほかの家族のお話を聞く機会も少ないので、先輩たちがどのように成長していくのか知っていくことで、心に余裕が生まれ、ドンと構えることができるようになりました。
また、障害のある子どもたちを理解してくれる多くの専門家ならではの目線で書いてあるアドバイスは、これでいいんだと安心してわが子と向かい合えるようになりました。本当に『みんなのねがい』はおすすめです。私たちの未来が明るくなっていきます。学校に行っても、この『みんなのねがい』は購読し続けていきます」
田邊亜弥さん(保護者)
◆保育に悩んでいませんか?
日々の忙しさの中、子どもたちの保育にうまくいかなくて落ち込んだり、どのようにかかわればよいのだろうと悩んでいたりしていませんか?
『みんなのねがい』を読み、発達を学ぶことで、「どの子も同じ道筋で発達していく」「どの子も発達の主人公」という発達保障の考え方が見えてきます。昨日と同じ子どもたちの行動が、内面の理解と発達のつまずきとして捉え直し、集団で学び合うことで、保育のつくり方、かかわり方が変わってきます。
目の前のかけがえのない子どもたちが、より豊かに、よりしなやかに、発達の芽を伸ばしていけるようヒントや学びの題材になるのが『みんなのねがい』です。個と集団と社会、それぞれがつながり合っていく、育ちあっていく手応えを感じ合っていきましょう。 伊津佳恵さん(広島)
③放課後の子どもたちとかかわる「あなた」へ
~放課後等デイサービスで働く私から
◆時間もないし、本を読むのは苦手・・・でも?
読めば「実践のヒントがみつかるかも」「みんなのがんばりに元気をもらえるよ」と話には聞くものの、「本」と聞くと大切だと思っていても一人ではなんとなく手が伸びない・・・。そんなふうに感じる人も最近では少なくないのではないでしょうか。最初は私もその一人でした。
でも、気づいたんです。
みんなで読めば読めます! むしろもっと読む時間がほしい! しかも実践のヒントや、元気をもらうだけでなく、本を書いた方や一緒に本を読んだ同僚たちの「おもい」や「ねがい」、私一人では気づけない様々なことを『みんなのねがい』は知るきっかけをつくってくれるんです。そんな職場での「読者会」もおすすめです。
◆子ども、保護者、同僚の「おもい」「ねがい」
福祉の現場に置いて、知識や技術も必要です。でも、私は支援者としてまずは、そこでかかわる子ども、保護者、同僚たちの「おもい」や「ねがい」を分かりたい、知りたい、つないでいくことが大切だと思うのです。
だからこそたくさんのねがいの詰まった『みんなのねがい』は読み応え抜群です。 谷延幸祐さん(鹿児島)
④学校の子どもたちとかかわる「あなた」へ
~学校で働く私から
◆子どもを笑顔にしたいけど・・・
「今日はあの子、どんなキモチだったのだろう?」
放課後、教室でなんだか一日落ち着かず、怒ったり、涙を浮かべたりしていた子どもの姿に思い出し、子どもを笑顔にできない自分の不甲斐なさに打ちひしがれる日々。そんなとき、職場の先輩に手渡され、読み始めたのが『みんなのねがい』です。
◆あの子のキモチをわかりたい
『みんなのねがい』を読み、職場の仲間と語り合い、学び合うことで、少しずつ子どもたちのキモチに近づけた、楽しい授業ができた、そんな気がしたことを覚えています。
あれから十数年。今も、子どものキモチをわかりたい!子どもをもっと笑顔にしたい!そんな「ねがい」と、もっと楽しく勉強したい!という子どもの「ねがい」を形にするため、私は『みんなのねがい』を読んでいます。
石田誠さん(京都)
⑤作業所、福祉現場で働く「あなた」へ
~作業所で働く私から
◆悩んだとき、疑問が浮かんだとき・・・「なぜ?」が大事な読みドキ
障害のある人と初めてかかわるとき、「どうかかわればいいの」と悩むことは当たり前のこと。
作業所で、みんなと一緒に作業にとりくめない利用者さんのことについて「なぜ」と思ったときが『みんなのねがい』の読みドキ。
「障害のこと」、「発達について」、あなたの疑問に答えてくれます。
◆福祉現場で働く私たちの「生活」「生きがい」のために
それだけでなく、「障害者を抱える家族の思いとねがい」、全国各地の保育、学校、作業所の日々の実践から学べるのが『みんなのねがい』。なによりも、作業所で働くあなた自身の「生活」や「働きがい」を大きく左右する「福祉のいま」を伝える障害福祉の現場になくてはならない一冊です。
松本誠司さん(高知)
◆『みんなのねがい』購読のススメ
●お一人で
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