見出し画像

みんなで「2021年のサッカーに期待すること」を考えてみた!【OWLオムニバス】

OWL magazineのオムニバス記事企画です!

2021年も毎月実施していきますよ!よろしくお願いします!

この企画では、OWL magazineに寄稿しているメンバーだけでなく、読者を中心としたコミュニティOWL's Forestのメンバーも参加しています。

OWL's Forestでは、オムニバス記事への参加以外にもたくさん楽しい事があります!!メンバー間の交流はもちろん、ラジオ番組の制作・企画などにチャレンジする創作活動を行っています。

興味を持たれた方は、下のページをクリック!

さて、前回は年の瀬ということもあり、「2020年のサッカー」を思い思いに振り返りました。

今回は年始にふさわしい企画です。みんなに「2021年のサッカーに期待すること」を考えてもらいました。サッカー界全体のことを考えた方もいれば、自分の愛するチームについて考えた方もいました。

今年は昨年に引き続き、新型コロナウイルスの影響でサッカー界ならびに僕たちの生活が大きな影響を受ける年になるでしょう。

そんな中でも、我々OWL magazineは皆さんに少しでも楽しんでいただけるような記事、企画を準備していきたいと思っています。2021年もよろしくお願いします。

それでは、今回のお品書きです。

無事是名馬(shaker。)
大きくなって帰ってきたMy HERO(けん)
「ソレゾレノカタチ」(さとうかずみ@むぎちゃ)
2021年はサッカー界の何に期待しよう?(KAZZ)
君は知っているか!? サッカー2021年問題と2022年問題(さかまき)
コンサドーレよ 北海道を躍らせろ(つじー)
今年はサッカーどころじゃないかもしれないけれども(中村慎太郎)

無事是名馬

(shaker。)

「2021年のサッカーに期待すること」……タイトルの言葉に尽きる。

これを書いているルヴァン杯も終わった今日、いよいよ移籍市場もガンガン盛り上がって来た。チームとの契約更改を行う選手もいる一方で、新しいチームを選ぶ選手もいる。

そして、新天地をこちらに決めて新しくやって来る選手もまたいる。
その一方で、大相撲では横綱がコロナウイルスに感染したというニュースもまた流れている。

特別にものすごく推してる選手はいないけれど(もちろん何人かの特定の選手にはチームが変わってもそれなりの愛着を持って見ているけれどそれはまた別の話として)、契約更改してくれた選手の皆さん、ありがとうございます。今年も一緒に頑張れるよう応援します。

チームを去ってしまう選手の皆さん、それでも去年大変な時にいてくれてありがとうございます。新しいチームでの活躍を祈っています。千葉戦の時はお手柔らかに。

そして今年新しく来てくれた選手の皆さん、選んでくれてありがとうございます。今までいた選手や生え抜きの選手と変わらない応援で、精一杯応援します。

そして。
サッカーは激しいスポーツだけれども。
移籍した選手も、そうでない選手も、どの選手も。
出来るだけケガをしないで、無事に活躍の場を得られて、そのキャリアが長く続きますように。

特に今年はまだまだコロナウイルスも収束する気配を見せない。

だからこそ。
もちろん得点も大事だし、プレーも大事。勝利はもっと大事。
でもその前に、どのチームも問わず、多少の小さめなケガは仕方ないけれど、なるべく無事に、大ケガをせず、コロナに罹患せず、選手もサポーターも、みんなが無事でシーズンを終えられますよう。

サッカーチームのある意味特殊な集団生活や、我々サポーターも緊急事態宣言下にあっても働きに行かねばならない職業の人などもいるように、ゼロリスクの生活を皆が送る事は不可能だと解ってはいる。

だけど、それでも、こんな時だからこそ。
「無事是名馬」
―病気もケガもなく、第一線で走り続けられる馬こそが名馬なのだ。という意味になる。

大好きなチームも、そうでないチームも、私もあなたも、サポーターのみんなも。そしてそれぞれが大事に思う家族や友達もみんな。

「無事是名馬」
どうか、このまだ続く変動の年を、無事に乗り越えていただきたい。
色々と制限や制約があって、今までのように自由に行動できないかもしれない。
だけれども、どうかご無事に、ご安全に。

そうしてまた巡って来る今年の年末に、それぞれの家の食卓で鍋でもつつきながら
「ああ、よかった」
そう言える一年であって欲しい。

……そろそろ昇格しないんですか、ジェフ千葉さん?
……えーとね!J2も10年目くらいになってくるとそろそろフラグ立てるのはいけないって事をサポも学習するから!!なのでフラグは立て!ま!せ!ん!!!

でも「ジェフユナイテッド千葉で夢を叶えないか」は言ってみたい言葉の一つだったりする。
夢……いつ叶うかねえー……。
ああ、空はこんなに青いのに。

画像1

shaker。
スタグル愛好家。スタジアムグルメを食べ歩き、ご家庭で再現できるレシピを作り、同人誌を発行している。ジェフユナイテッド市原・千葉のサポーターらしい。千葉県出身。
主な執筆記事:『『自分で作るスタグルメ』Episode 0 レシピ本の覚醒
note Twitter

大きくなって帰ってきたMy HERO

(けん)

2019年のとある夏の日。アルディージャのクラブショップ、オレンジスクウェア本店。
「どれがいい?俺が買ってやるよ」
「本当?けんちゃんが着てるのと同じのがいいなぁ」

付き合い始めて数か月の彼女と、僕はサッカーデートに来ていた。彼女は生まれて初めてのサッカー観戦。せっかくスタジアムに行くのだからと、道中にあるオレンジスクウェアで、グッズを物色していた。

「けんちゃんが着てるのと同じのがいい!27番!」

2016シーズン、僕は27番、黒川淳史のユニフォームを購入した。

見る人すべてを魅了させるドリブルテクニック。縦方向にボールを前進させるスピード。左右両足から繰り出される強烈なミドルシュート。あざとかわいいあの笑顔。僕は彼のすべてに惚れた。

そんなユニフォームは、2017年以降も僕の現地観戦の相棒となる。靱帯を断裂し戦線を離脱しても、水戸にレンタル移籍しても、僕は27番のユニフォームとともにアルディージャを応援し続けた。

しかしサッカー初観戦の彼女が、そんなことを知る由もない。僕がリビングど真ん中に大事そうに飾り、毎週末のように身にまとって出かけている、背番号27番のKUROKAWAなる選手は、当然アルディージャに在籍し、不動のレギュラーとして活躍しているものだと思っていたようだ。

「今、27番はいないんだよ」
「そうなの?引退しちゃったの?」

レンタル移籍云々と説明してもおそらく伝わらないだろう。僕は彼女に12番のコンフィットシャツを買ってあげた。

その日は良いゲームだった。立ち上がりにセットプレーから河本裕之が先制点を挙げると、前半のうちに奥井諒が見事な連携から追加点。後半もゲームの流れを完全に掌握して守り切り、見事に勝ち点3をゲットした。

初めてのサッカー観戦に彼女も大興奮。意外にもサッカーを見る目があるのか、得点した2人ではなく、中盤で見事なゲームメイクを見せた背番号26番の小島幹敏が印象に残ったようで、帰りの氷川参道では幼馴染みかの如く小島について話していた。おかげで僕は、帰りの道中に再び立ち寄ったオレンジスクウェアで、26番のタオルマフラーを買ってあげる羽目になる。

「そうか、26番はあっても、27番はないんだな」

番号順に並んだタオルマフラーの棚。黒川と同じく水戸へのレンタル移籍を経験し、大宮で不動の地位を築きつつあった小島の26番を横目に、水戸の地で武者修行を続ける彼に思いを馳せた。

そんな黒川が大宮に帰還し、10番を背負って戦う2年目のシーズンが始まる。今季こそ10番を背負う彼と共に、J1の舞台に戻りたい。

「今、27番はいないんだよ」
「そうなの?引退しちゃったの?」

彼女はエッセンシャルワーカー。昨年は一度も一緒にスタジアムに行けなかった。今年は行けるようになるといいな。行けたらまたオレンジスクウェアに立ち寄ろう。そしてあの日笑い流した彼女の問いに

「ううん。今は10番を背負ってチームを引っ張ってるよ」

と答えよう。そして10番でペアルックをするんだ。そんな日が来ることを、僕は期待している。

画像2

編集注:2021/1/15(金)時点において、黒川選手が海外クラブとの移籍交渉を行っていることを大宮アルディージャが発表している。

けん
今はなき大宮市生まれのアルディージャサポーター。大学在学中に47都道府県踏破を達成。今は全市町村踏破を目標にしているが、新型コロナウイルスの影響で足踏み中。
Twitter

「ソレゾレノカタチ」

(さとうかずみ@むぎちゃ)

2021年。

2020年をリセット出来るなら、すべて無かったことにしたい、夢なら覚めて欲しいなんて思いたくなる新型コロナウイルスに振り回された「当たり前」の大切さを嫌でも思い知らされた年……と振り返ってる場合じゃなく、今日現在も引続き継続中……いろいろ、制限・我慢の年となるのは間違いなさそうだ。

いや、間違いないです。

現に、今 私は、本来、毎年正月休みは高校サッカー選手権大会を観る為、関東のあちこちのスタジアムに通っているはずも、それも無し……。

既にそれにシビレを切らし、GO TOトラベルキャンペーン一時中止により都会の皆様がキャンセルし奇跡的に空きのでた半年先まで予約が取れないという栃木県某所、某有名高級旅館に逃げ込み、露天風呂付き客室の座敷で、フルーツ盛りとお茶を楽しみながら、これを書いている……。

画像6

旅がしたいのよ。

よって、世間情勢やニュース情報を収集し、感染対策を万全にし、対策をしている旅先を選び、混まない交通手段を選び、自己責任にてこっそりひっそり旅に出る。

もっと言えば、スタジアムで感染や世間にビクビクせずサッカーが観たいのよ。

大旗振って、大声で笑って歌って、暴れたいのよ。

今まで観たいに推しに会いに行きたいのよ。

しかし、暫く無理ね。

制限され、やりたいことが、より明確に浮彫りになった気がする。

なぜそれがしたいのか。

生き甲斐だった。大袈裟ではない。
スタジアムまでの道程を楽しみ、ゴール裏で大好きな仲間と想いを表現する。私なりの満足のカタチ。

サッカー観戦だけに限らず。
それぞれのいろいろなカタチがあった。

そのカタチのピースが、ピシッと当てはまり気持ち良くスッキリ楽しい満たされる枠をそれぞれいろいろ持っていた。その枠が少し窮屈に変わらざるを得なくなったしまった世の中。

またスッキリ楽しく気持ち良くするには、手持ちのピースのカタチを変えるしかない。
 
もうスポーツ界も新型コロナウイルスと真っ向から戦うだけでなく、共存する道を歩むしかないのだ。

スポーツ界が、サッカー界が、プロもアマも、取り巻く自治体も、サポーターも、正しくカタチを変えることに期待をしたい。

我慢するだけではない。コロナに屈するのではなく、受け入れ柔軟に対応し楽しんで変わってやるのだ。

変わらないのは、スポーツの力を信じるココロとスタジアムに溢れる笑顔。

5年後、私たちは、2020年、2021年を振り返り、なんと語っているだろうか……。

まだ、今と変わらない窮屈な世界を継続し生きているのだろうか……。

今こそ、サポーターが得意とするところの、愛するモノの為に一丸となる姿勢を見せる時じゃないの?

進化しどんどん生き抜くため、カタチを変えるのは、コロナウイルスだけじゃないよ。

私たち、賢い人類だ。

さとうかずみ@むぎちゃ
ヴィアティン三重、栃木SC、そして船山貴之のサポーター。OWL magazine代表の中村慎太郎に「サッカー界には彼女を表現する語彙がない。」と言わしめた。
主な執筆記事:OWLオムニバス『高校サッカーの思い出』内の『私がPK戦恐怖症になったワケ』
Twitter

2021年はサッカー界の何に期待しよう?

(KAZZ)

……表題のように自問してみて、ふと考えてみた。

ガイナーレ鳥取や湘南ベルマーレに限ったことではないけれど、何処のチームにしろ、先ずは平穏無事に1年を乗り切れますように、ということに尽きる。

いろいろなチームが苦境に陥った。クラウドファンディングを行ったチームもいくつかある。それらの成否の度合いを自分はよく知らないし、知ったところで、自分にできることは限られてしまう。微々たることしかできないのかもしれない。

来季のガイナーレ鳥取に関して言えば、ファンクラブのグレードを上げた。だからどうしたのと言われても困るのだが、いろいろ考えてそうした。サッカージャンキーがサプライする予定のユニフォームも購入すると思う。何着買うかは知らないが、とにかく購入の予定はある。

幸い、多くのメンバーが残ってくれた。上位カテゴリのチームによる草刈り場になるんじゃないかと覚悟もしていたが、シーズンが終わると共に続々と契約更新の知らせが舞い込んできて、新加入の報せと共に安堵している。

行ける範囲で試合にも行きたい。2020年みたいに、ほぼ全試合行けない、なんてことはしたくない。自分のせいである部分も多いけれど、2020年ほど寂しいシーズンはなかった。

その頃は噂一つなかったCOVID-19の影響が、様々な形で表出することになるなんて、2019年の最終節にファンクラブの更新加入をした時には、全く想像だにしていなかった。疫病とは実に恐ろしく、罪作りなものだと思った。

成績がどうこうとか、昇降格がどうしたとか、もはやそんなことは(少なくとも自分個人的には)第一義ではなくなっている。

そりゃもちろん、成績は最終的には良いに越したことはないし、カテゴリの昇格だって、しないよりはした方が良いと思う。

でも、それらは結果としてついてくれば良いとも思う。この難しい御時世の中で、無事にサッカーのシーズンが送れることが最も重要なことだと自分は思っている。

綺麗事かもしれないし、理想論かもしれないが、結局のところ、それを願うしかないと思う。無事に1年間を乗り切れることが最も大切なことなんだ、と自分は思う。

できれば、普段通りのシーズンが送れて、その結果、恙なくシーズンの日程がこなせたら、自分はそれで良いと思っている。成績はその余録ってことでいいんじゃねえの?と今年のことを見てつくづく思い知らされた。自分のサポートするチームが活動を止めたなんて事例を目の当たりにしたら、尚更のことだ。

オリンピックイヤーとかあるわけで、それにちなんで五輪代表や、もちろんフル代表のことも気にはなるけれども、それよりも何よりも、先ずは1年間、無事にシーズンが終えられさえしたら、それで良いと思う。

くどいようだけれど、望みたいことは多々あるが、やはり何をおいても平穏無事に1年を乗り切れたなら、それでもう十分だと思う。それができてこそ、他の諸々が引き立つものだと思う。それこそが、自分が日本の、いや全世界に於ける2021年のサッカー界に唯一且つ大きく期待したいことだ。

画像3

KAZZ
1月1日などというめでたいのかめでたくないのかよくわからない日に生を受けたが、もうこの歳になると平穏が一番いいや、と思うようになってきた。叙情系サッカーフリークの島根県民。
主な執筆記事:OWLオムニバス記事『サッカー番組について思いの丈をみんなで書いてみた!』内の『アナウンサーと三大ギタリスト』
note Twitter

君は知っているか!? サッカー2021年問題と2022年問題

(さかまき)

「2000年問題」という言葉を覚えているだろうか。

画像7

キッズのたちの為に解説すると、1999年から2000年に変わる際、年数の処理方法によってコンピュータープログラムに誤作動を起こす可能性があるとして社会問題となったのだ。

当時、実際に深刻なシステム異常が発生したという話はあまり聞かなかったので、当時は恐れるほどの問題ではなかったのかなと思ったが、今になって思うと数多のプログラマ達が年末年始大変な思いをしたのだろう。考えただけでも胃が痛くなる。

2000年問題は言葉がわかりやすかったからか広まったが、プログラマの世界ではこういった時刻処理の問題は定期的に起こることが知られている。

例えば、2025年には昭和が100年になるので、昭和XX年と2桁の数字を入れるプログラムがバグる2025年問題が発生するらしい。そして、極め付けは西暦10000年問題だ。西暦10000年になる頃には、現在使用されている4桁の年号のシステムは全て桁が溢れ、使用できなくなってしまうという大変な問題だ。人はそれを杞憂と呼ぶのだ。

前々から見えている問題を解決する為には知恵を絞ればいい。

しかし、2020年シーズンにサッカー界には2021年問題と2022年問題が突如発生した。

サッカー界を震撼させる、大変な問題だ。

早速2021年問題を説明しよう。
それは、通常より試合数と降格枠が増加することによって発生する問題である。

事の発端は2020年の春に遡る。コロナウイルスによって異例のシーズンとなった2020年のJリーグでは、リーグ戦の成立を最優先として、降格を実施しないこととした。感染者の拡大によって、チームの戦力ダウンが発生する可能性もあったことを考えれば、この決定は英断だったと言えるだろう。

一方でJ2からの昇格は実施したため、これにより2021年のJ1は普段より2チーム多い20チームでのリーグ戦となり、降格枠は普段より多い4に増えることが決まった。

降格枠4というのは、これまでのJリーグの歴史の中で最も降格チーム数が多いシーズンだ。

チーム数が多いのだから、降格枠も多くなる。そう言ってしまえばそれまでだ。しかし、枠が多いということはそれだけ番狂わせが起こりやすいということになる。これが通常のシーズンであればまだいい。

しかし、コロナウイルスも終息の気配はなく、仮に開催されればオリンピックによる過密日程とU-23選手の招集も追加されるというおまけ付きだ。

したがって、2021年のJ1リーグ各チームは、試合数の増加した中で、リーグの成立を目指すだけでなく、優勝、そして残留を果たすことも目指す必要が生じる。いつにも増してシビアで、残酷で、面白いシーズンになるだろう。

そして、JFLさらには地域リーグにおいても同じ問題を抱えている。

例えばJFLでは、Jリーグ同様に2020年シーズンは地域リーグへの降格を行わなかったため、普段より1チーム多い17チームでのリーグ戦となった(奇数となっているのは、テゲバジャーロ宮崎がJリーグへ参入したため)。

昨年のJFLはリーグ戦の試合数を半分にすることで、なんとかリーグを成立させることができた。しかし、今年も同様となった場合、超短期決戦の中で降格チームを決定することになる。

長いシーズンだからこそ、戦術理解や選手の怪我、戦力補強といってチームの浮沈が生まれる。頭でわかっていても、そういうレギュレーションだから仕方ない、と割り切るのはなかなか難しいだろう。

そして、2021年が終わっても、まだ問題が残っているのだ。
それが2022年問題だ。

2022年問題、それは、通常シーズンより多くのチームが降格してくる問題のことである。

一番わかりやすいのは、J2だろう。

2022年シーズンは、2021年シーズンに降格した4チームがひしめき合い、優勝、そして昇格争いを繰り広げることになる。もちろん、昇格枠は4ではないので、確実にJ1に復帰できないチームが発生する。J2に残留した他のチームからしても、強豪チームが一気に増えるのだからたまったものではないだろう。

2021年も、サッカー界は大変なことになりそうだ。

平穏な2022年、いや、2023年シーズンが行われる事を祈るばかりである。

さかまき
東京武蔵野シティFCサポーター。stand.fmで「キャプテンさかまき」として『旅とサッカーを紡ぐラジオ OWL FM』を配信中。
主な執筆記事:『「旅人魂に薪をくべろ!」聖地フィンランド・サウナで流した汗と北欧の風。
note Twitter

コンサドーレよ 北海道を躍らせろ

(つじー)

Jリーグのオフシーズンになると、僕はいつも「踊る」ことにしています。

画像5


ここからは、有料公開にさせていただきます。

OWL magazineでは毎月700円で個性あふれる執筆陣による記事を毎日読むことができます!

是非、購読をよろしくお願いします。

ここから先は

3,413字 / 1画像
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費するのではなく旅によって価値を生み出していくことを目指したマガジンです。 毎月15〜20本の記事を更新しています。寄稿も随時受け付けています。

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポー…