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大学の建築学科、どこを受けるか?〜首都圏私大編〜

大学受験をするにあたって、多くの人はたくさんの大学を受験することになるだろう。そこで、この記事では建築学科を志望する受験生へ向けて建築学科に特化して大学を紹介していく。是非志望校選びの参考にして欲しい。なお、この記事で紹介する偏差値は東進のAライン偏差値を参考にしている。

早稲田大学 創造理工学部 建築学科

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偏差値:74

キャンパス:西早稲田キャンパス(JR山手線 高田馬場駅下車 徒歩15分)

早稲田大学といえば知名度も難易度もトップクラス。私大理系のほとんどは理科1科目で受験可能だが、早稲田理系は理科2科目が必要である。さらに、建築学科の場合はデッサンの試験もあるため、早稲田建築の入試難易度はかなり高いと言えるだろう。一級建築士合格率は46%である。

東京理科大学 工学部 建築学科 / 理工学部 建築学科

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偏差値:71(工)、69(理工)

キャンパス:葛飾キャンパス;JR常磐線 金町駅/京成金町線 京成金町駅下車 徒歩8分)、野田キャンパス理工;東武野田線 運河駅下車 徒歩5分)

東京理科大学には、工学部建築学科と理工学部建築学科の2種類がある。理科大も難易度は高く、簡単には合格出来ない。また、関門制度と呼ばれる進級制度があり、いくつかの科目に合格しなければ次の年次に進級できない。このように入学後も厳しい教育がされるため、実力は確かなものになるだろう。実際、理科大の一級建築士合格率は65%と好成績。

明治大学 理工学部 建築学科

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偏差値:70

キャンパス:生田キャンパス(小田急線 生田駅下車 徒歩10分)

明治大学はいわゆるMARCHの中でも上位の大学。近年入試の難易度は上がってきている様子。キャンパスの立地は周辺に遊ぶところもあまりなく、勉学に集中できる環境であると言えるだろう。

法政大学 デザイン工学部 建築学科

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偏差値:68

キャンパス:市ヶ谷キャンパス 市ケ谷田町校舎(市ヶ谷駅/飯田橋駅下車 徒歩10分)

いわゆるMARCHと言われる大学の中で建築学科が置かれているのはは明治大学と法政大学のみであるため、明治大学と一緒に受ける受験生も多い。入試問題の難易度は平均的な法政受験生にとってはやや易し目であるが、その分合格最低点も高くなっている。8割5分は超えなければ合格は固いと言えない。

芝浦工業大学 建築学部 建築学科

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偏差値:68

キャンパス:豊洲キャンパス

いわゆる四工大の中のひとつ。2014年に文部科学省のスーパーグローバル大学に採択された。世界で活躍できる技術者の育成に力を入れていて、近年ますます注目度を上げている。

東京都市大学 建築都市デザイン学部 建築学科 (旧武蔵工業大学)

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偏差値:66

キャンパス:世田谷キャンパス(東急大井町線 尾山台駅下車 徒歩12分)

四工大のうちのひとつ。かつて武蔵工業大学だった時代はMARCHを上回るレベルだったということもあり、大手企業就職率がかなり高い。名称が変更されてから知名度は落ちてしまったものの、その教育内容は高度なままであると言えるだろう。建築学科の教授には建築学会賞を受賞した先生なども多く、建築を学ぶには良い環境が整っている。

工学院大学 建築学部 建築学科

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偏差値:64

キャンパス:八王子キャンパス1・2年次;JR(中央線・横浜線・八高線)八王子駅下車 バスに乗り換え)新宿キャンパス3年次以降;JR新宿駅西口より徒歩5分)

四工大のうちのひとつ。工学院建築学科は、災害に強く、いつまでも使い続けられ、かつ現代社会のニーズに応じた建築の技術を開発する。1887年創立であり、工科系大学でもっとも長い歴史を誇る。

日本大学 理工学部 建築学科

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偏差値:63

キャンパス:駿河台キャンパス(JR中央・総武線 御茶ノ水駅下車 徒歩3分)

日本大学は全国的にも知名度が高く、日本大学の建築学科は建築業界では高い評価を得ている。就職率は97%と高い。日本大学理工学部建築学科では、環境、設備、構造、材料、設計、計画、歴史、建築論など、建築のさまざまな分野の第一線で活躍する36名の教員が迎えるという。

東京電機大学 未来科学部 建築学科

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偏差値:63

キャンパス:東京千住キャンパス(北千住駅 東口から徒歩1分)

四工大のうちのひとつ。未来につながる建物や街をつくってみたい、新しい建築をデザインしたい、といった目標をもって学ぶことができる。四工大の大学全てに共通することだが、電大の就職実績も輝かしい。

その他大学

武蔵野美術大学 造形学部
千葉工業大学 創造工学部
明星大学 建築学部
武蔵野大学 工学部
神奈川大学 工学部
東洋大学 理工学部
東海大学 工学部

科研費採択数ランキング

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「科研費」とは、科学研究費補助金の略。「科研費」は人文・社会科学から自然科学まで、あらゆる分野における優れた研究を発展させることを目的とし、大学等の研究者又は研究者グループが計画する基礎的研究に対して選考の後、補助が行われる。

まとめと記事内のデータの出典

首都圏の建築学科がある大学の中から主要な大学を偏差値順に上位から紹介した。どの大学もそれぞれ違った魅力を持っているので、是非個別に大学HPを訪れてみると良いかもしれない。建築学科はどの大学でも倍率が高い傾向にあるため、絶対にここの大学でなければ嫌だ、といったような強いこだわりがない限り5〜6校は受験することをお勧めする。特に、四工大(芝浦、都市大、工学院、電機大)のうちのひとつは受験しておくと全落ちする可能性が低くなるだろう。

出典

東進の大学入試偏差値一覧(ランキング)
一級建築士の大学別合格者数と合格率
科研費ランキング 
各大学のHP

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